2010年9月に公開され大ヒットを記録した『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の上映会が、1月31日(木)に東京・新宿ピカデリーで開催された。
上映会では、約2年ぶりに新宿ピカデリーの大スクリーンで本編が上映され、さらに上映前には水島精二監督による舞台挨拶が行われるということもあって、会場は全席満員の大盛況となった。それではさっそくイベントの模様をレポートしていこう。
上映前、水島監督が登壇し「“劇場版”と銘打つからには、映画館の大スクリーンで観る事を計算して作っている作品ですので、今日はゆっくり堪能していってもらえればと思います」との挨拶とともにイベントがスタート。
今回の上映会のチケットについて、すぐに完売となったことに話が及ぶと、水島監督は「今回せっかく大きなスクリーンで観られるからおいでよ!と当時のスタッフにも声を掛けたんですが、自分の今の仕事がにっちもさっちもいかなくて割と来られなくて(笑)。
だからこういう機会を設けて頂けるんだったらちょいちょいやれたらな、と。チケットを買えなかった人や、地方で来られない方なども多くいらっしゃるみたいなので、松竹さんに頑張ってもらって(笑)」と今回上映会に来られなかったファンの方々を気遣う一幕も。
さらに、公開してから2年という歳月が経った現在、キャストの方々との交流について問われた水島監督は、「3ヶ月ほど前、アレルヤ役の吉野裕行氏が“00のみんなで飲みたい”と幹事を務め、忙しいマイスターの4人を集めるという離れ業をやってくれて、珍しく一堂に会することがあった」と、キャスト・スタッフにも愛されていると実感させられることが多い作品であることを語った。
さらに、イベントでの上映が、当時公開したものと同じ「フィルム」を使用して行われる、という話になると、水島監督は「Blu-ray用に行った修正では、“スクリーンじゃないと速くて観えないから残像を増やそう”など、商品として配慮した部分も多いため、より生に近い映像を楽しむことができる、ある意味“レア”な今回の上映をぜひとも楽しんでいってほしいです」とコメントし、舞台挨拶は終了した。
舞台挨拶が終了し、上映がスタートすると、水島監督も客席に残り、来場者と一緒に映像を鑑賞。上映が終わると、会場は大きな拍手に包まれ、イベントは幕を閉じた。
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