BANDAI SPIRITSは、環境配慮の取り組みとして、プラモデルを生産する国内自社工場である「バンダイホビーセンター」での電力使用によるCO2排出量を実質ゼロにすることを目指し、2つの新たな電力施策を導入する。
「バンダイホビーセンター」が消費する電力量は、年間で約342万kWh、CO2換算で約1,690t-CO2となっている(2021年度実績)。
導入される新電力施策の1つ目は、カーボン・オフセットの取り組みで、アーバンエナジー株式会社と6月に「ゼロエミプラン」の契約を締結。7月以降、アーバンエナジー株式会社を通じて、トラッキング付非化石証書(※1)が付与された再生可能エネルギー由来の電力を購入し、CO2排出量が実質ゼロの電力を使用する。
2つ目は、太陽光発電による電力自給の取り組みで、株式会社afterFITとPPPA業(Power Purchase Agreement:電力購入契約)事業の基本合意を5月に実施。「バンダイホビーセンター」の屋上約1,202㎡に、出力容量220kWのソーラーパネルを設置し、太陽光で発電した電力を株式会社afterFITから購入する仕組み。
12月にソーラーパネルの設置を完了し、2023年1月以降「バンダイホビーセンター」での電力使用が開始される予定で、年間の電力自給量は約26万kWhとなる計画(※2)となっている。
バンダイナムコグループは「サステナビリティ方針」を制定するとともに、脱炭素化に向けた取り組みとして、2050年までに自社拠点におけるエネルギー由来のCO2排出量を、実質ゼロとする中長期目標を掲げている。「バンダイホビーセンター」の今回の新たな電力施策では、CO2の排出削減に貢献することで環境負荷を軽減し、持続可能な社会の実現を目指していく。
(※1)トラッキング付非化石証書は太陽光、風力、バイオマス、地熱、小水力などの発電方法や発電所所在地などの電気に付随する環境価値を証書化したものです。環境価値とは、ゼロエミ価値(CO2 ゼロである価値)、非化石価値(高度化法における価値)、環境表示価値(付加価値を明示できる価値)を指します。
(※2)JIS 8907 に基づく太陽電池の発電量計算方法により算出。
「バンダイホビーセンター」が消費する電力量は、年間で約342万kWh、CO2換算で約1,690t-CO2となっている(2021年度実績)。
導入される新電力施策の1つ目は、カーボン・オフセットの取り組みで、アーバンエナジー株式会社と6月に「ゼロエミプラン」の契約を締結。7月以降、アーバンエナジー株式会社を通じて、トラッキング付非化石証書(※1)が付与された再生可能エネルギー由来の電力を購入し、CO2排出量が実質ゼロの電力を使用する。
2つ目は、太陽光発電による電力自給の取り組みで、株式会社afterFITとPPPA業(Power Purchase Agreement:電力購入契約)事業の基本合意を5月に実施。「バンダイホビーセンター」の屋上約1,202㎡に、出力容量220kWのソーラーパネルを設置し、太陽光で発電した電力を株式会社afterFITから購入する仕組み。
12月にソーラーパネルの設置を完了し、2023年1月以降「バンダイホビーセンター」での電力使用が開始される予定で、年間の電力自給量は約26万kWhとなる計画(※2)となっている。
バンダイナムコグループは「サステナビリティ方針」を制定するとともに、脱炭素化に向けた取り組みとして、2050年までに自社拠点におけるエネルギー由来のCO2排出量を、実質ゼロとする中長期目標を掲げている。「バンダイホビーセンター」の今回の新たな電力施策では、CO2の排出削減に貢献することで環境負荷を軽減し、持続可能な社会の実現を目指していく。
(※1)トラッキング付非化石証書は太陽光、風力、バイオマス、地熱、小水力などの発電方法や発電所所在地などの電気に付随する環境価値を証書化したものです。環境価値とは、ゼロエミ価値(CO2 ゼロである価値)、非化石価値(高度化法における価値)、環境表示価値(付加価値を明示できる価値)を指します。
(※2)JIS 8907 に基づく太陽電池の発電量計算方法により算出。
「バンダイホビーセンター」の環境配慮の取り組み
「バンダイホビーセンター」は、BANDAI SPIRITSのプラモデルの生産拠点として静岡県静岡市葵区長沼に2006年に竣工。竣工時から本館壁面に324基のソーラーパネルを設置し、太陽光で発電した電力を使用したり、雨水・地下水の再利用システムを設置し、施設内で水を再利用するなど、これまでも環境負荷低減に努めてきた。
今回導入する2つの新たな電力施策は、これまでのソーラーパネルのシステムと並行して活用するもの。そのほかの環境負荷低減の取り組みとして、プラモデル設計の工夫により、ランナー(プラモデルの枠の部分)を削減したり、「4色射出成形機(多色成形機)」を活用し外枠ランナーの一部を削減することで、使用材料の省資源化などを行っている。
また、プラモデルファンから回収したランナーをリサイクルし、循環型社会の形成に貢献していくことを目指す「ガンプラリサイクルプロジェクト」や、プラスチック代替素材の活用も推進している。
「バンダイホビーセンター」は、プラモデル技術の進化を追求するとともに、環境に配慮した取り組みを継続していく。
今回導入する2つの新たな電力施策は、これまでのソーラーパネルのシステムと並行して活用するもの。そのほかの環境負荷低減の取り組みとして、プラモデル設計の工夫により、ランナー(プラモデルの枠の部分)を削減したり、「4色射出成形機(多色成形機)」を活用し外枠ランナーの一部を削減することで、使用材料の省資源化などを行っている。
また、プラモデルファンから回収したランナーをリサイクルし、循環型社会の形成に貢献していくことを目指す「ガンプラリサイクルプロジェクト」や、プラスチック代替素材の活用も推進している。
「バンダイホビーセンター」は、プラモデル技術の進化を追求するとともに、環境に配慮した取り組みを継続していく。
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