安彦良和さんの大規模回顧展「描く人、安彦良和」が、兵庫県立美術館で6月8日(土)にスタートした。
本展覧会は、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン、アニメーションディレクターであり、漫画家としても活躍する安彦さんの創作活動を展望する回顧展。幼少期から現在に至るまでの創作活動を、大まかな時代とジャンルで6つの章に分類している。
内容は、大学時代までに描かれた資料から『無敵超人ザンボット3』や『機動戦士ガンダム』を経て『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』といった最新作に至るまで、約1,400点の資料で構成されている。
6月7日(金)にはオープニングセレモニーが行われ、安彦さんらがテープカット。安彦さんは「今回の展示には試行錯誤段階の資料も結構入っています。あまり目に触れることがないと思いますので、こういう悪戦苦闘を経てアニメや漫画ができるんだなということを見ていただければ嬉しいと思います」と挨拶した。
会期は9月1日(日)までとなっているので、ぜひ足を運んでみよう。
なお、ガンダムインフォの公式Xをフォローし該当ポストをリポストすると、抽選でペア2組に本展覧会の招待券が当たるプレゼントキャンペーンを実施中。この機会をお見逃しなく。
本展覧会は、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン、アニメーションディレクターであり、漫画家としても活躍する安彦さんの創作活動を展望する回顧展。幼少期から現在に至るまでの創作活動を、大まかな時代とジャンルで6つの章に分類している。
内容は、大学時代までに描かれた資料から『無敵超人ザンボット3』や『機動戦士ガンダム』を経て『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』といった最新作に至るまで、約1,400点の資料で構成されている。
6月7日(金)にはオープニングセレモニーが行われ、安彦さんらがテープカット。安彦さんは「今回の展示には試行錯誤段階の資料も結構入っています。あまり目に触れることがないと思いますので、こういう悪戦苦闘を経てアニメや漫画ができるんだなということを見ていただければ嬉しいと思います」と挨拶した。
会期は9月1日(日)までとなっているので、ぜひ足を運んでみよう。
なお、ガンダムインフォの公式Xをフォローし該当ポストをリポストすると、抽選でペア2組に本展覧会の招待券が当たるプレゼントキャンペーンを実施中。この機会をお見逃しなく。
「描く人、安彦良和」フォトレポート
■初日の入場の様子
「描く人、安彦良和」のペア招待券を2組にプレゼント!
【参加方法】
以下①と②の両方を達成すると応募完了となります。
①ガンダムインフォ公式Xアカウント「@gundam_info」をフォロー(既にフォローしていただいている方は②のみで応募完了となります)。
②受付期間内に、該当ポストをリポスト。
【賞品】
・「描く人、安彦良和」ペア招待券 … 2組
【受付期間】
2024年6月17日(月)17:00~24日(金)16:59
【賞品発送時期】
2024年6月下旬予定
【参加資格】
●キャンペーンの参加に先立ち、参加規約をあらかじめご確認いただき、ご同意いただける方。
●未成年者の方は、保護者と一緒に参加規約をあらかじめ確認の上、保護者のご同意を得てからご参加ください。
【参加規約】
●参加者は本規約に同意したものとみなします。
●当選者の方にのみダイレクトメッセージでご連絡差し上げます。
●不正応募が発覚した場合は、予告なしに応募を無効とさせていただく場合があります。
●当選後の連絡が取れない場合、発送先住所不明などの場合は、当選を取り消しとさせていただく場合があります。
●賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。
●当選の権利は当選者様ご本人のものとなり、ご家族・ご友人等への譲渡、転売、換金はできません。
●Xのダイレクトメッセージでの当選連絡後、期日までにご連絡いただけない場合、当選の権利を無効とさせていただきます。
●ご連絡内容に虚偽の記載があった場合は、当選資格を取り消します。
●応募方法や抽選方法、当落選および賞品の発送についてのお問い合わせは受け付けておりません。
●本キャンペーンは予告無く変更、中断、または中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
●発送後の賞品破損、紛失につきましては責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
●配送時に生じた、いかなる損害に関しても、当社に故意または重大な過失がある場合を除き、株式会社バンダイナムコフィルムワークス(以下「当社」)は一切の責任を負いかねます。
●本キャンペーンは、当社が実施するもので、Xの運営会社は関与しておりません。
●本キャンペーンへの参加・投稿に当たってはXの規約を遵守ください。
●投稿者のツイートの内容およびツイートによるトラブルに関して、当社は一切責任を負いません。
●本キャンペーンは、予告なく内容の変更、または中止になる場合がございます。
●本キャンペーンへの参加に必要となる通信費等は、投稿者のご負担となります。
●当選者の方からいただいた個人情報(名前、住所、電話番号等)は、賞品の発送のみに使用いたします。
●本キャンペーンへの参加に当たっては、当社が定める以下のプライバシーポリシー(https://www.bnfw.co.jp/security/privacy/)が適用されます。
【該当ポスト】
以下①と②の両方を達成すると応募完了となります。
①ガンダムインフォ公式Xアカウント「@gundam_info」をフォロー(既にフォローしていただいている方は②のみで応募完了となります)。
②受付期間内に、該当ポストをリポスト。
【賞品】
・「描く人、安彦良和」ペア招待券 … 2組
【受付期間】
2024年6月17日(月)17:00~24日(金)16:59
【賞品発送時期】
2024年6月下旬予定
【参加資格】
●キャンペーンの参加に先立ち、参加規約をあらかじめご確認いただき、ご同意いただける方。
●未成年者の方は、保護者と一緒に参加規約をあらかじめ確認の上、保護者のご同意を得てからご参加ください。
【参加規約】
●参加者は本規約に同意したものとみなします。
●当選者の方にのみダイレクトメッセージでご連絡差し上げます。
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●賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。
●当選の権利は当選者様ご本人のものとなり、ご家族・ご友人等への譲渡、転売、換金はできません。
●Xのダイレクトメッセージでの当選連絡後、期日までにご連絡いただけない場合、当選の権利を無効とさせていただきます。
●ご連絡内容に虚偽の記載があった場合は、当選資格を取り消します。
●応募方法や抽選方法、当落選および賞品の発送についてのお問い合わせは受け付けておりません。
●本キャンペーンは予告無く変更、中断、または中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
●発送後の賞品破損、紛失につきましては責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
●配送時に生じた、いかなる損害に関しても、当社に故意または重大な過失がある場合を除き、株式会社バンダイナムコフィルムワークス(以下「当社」)は一切の責任を負いかねます。
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【該当ポスト】
🎊「描く人、安彦良和」開催を記念して
— ガンダムインフォ (@gundam_info) June 17, 2024
・ペア招待券🎟️
を2組にプレゼント!🎁
6/24(月)16:59までに
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で応募完了!✨
🔻フォトレポート掲載中!🔻https://t.co/pIugbSmovu #安彦良和#兵庫県立美術館 #神戸 #kobe#yoshikazuyasuhiko
「描く人、安彦良和」開催概要
【会期】
2024年6月8日(土)~9月1日(日)
休館日:月曜日
※ただし、7月15日(月・祝)と8月12日(月・休)は開館。7月16日(火)と8月13日(火)は休館
【開催時間】
10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)
【会場】
兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1[HAT神戸内])
【観覧料金】
■前売券
一般:1,700円(税込)
大学生:800円(税込)
■当日
一般:1,900円(税込)
大学生:1,000円(税込)
高校生以下:無料
70歳以上:950円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(一般):450円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(大学生):250円(税込)
■団体
一般:1,600円(税込)
大学生:800円(税込)
70歳以上:800円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(一般):400円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(大学生):200円(税込)
※事前予約制ではありません。混雑時は入場制限を行いますので、お待ちいただく場合がございます。
※団体は20名以上。団体鑑賞をご希望の場合は1ヶ月前までにご連絡ください。
※一般以外の料金でご利用される方は証明できるものを観覧当日にご提示ください。
※障害者手帳等をお持ちの方1名につき、介助者1名無料です。
※コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)。
※兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーで開催の「キース・へリング展」(4月27日[土]~6月23日[日]及び「北斗の拳40周年大原画」展(7月6日[土]~9月1日[日]との相互割引があります)
※京都文化博物館で開催される「日本の巨大ロボット群像」展(7月6日[土]~9月1日[日])との相互割引があります。
※7月9日(火)から7月15日(月)は「ひょうごプレミアム芸術デー」のため、入場無料。
【主なチケット販売場所】
アソビュー!、ローソンチケット(Lコード:51456)、チケットぴあ(Pコード:686-897)、CNプレイガイド、イープラス、楽天チケット、セブンチケットほか京阪神のプレイガイドなどで販売
発売期間:
・当日 … 2024年6月8日(土)0:00~9月1日(日)15:00
■【アソビュー!限定】入場券+図録セット
・入場券+図録(描き下ろしポストカード付)
価格:6,000円(税込)
2024年6月8日(土)~9月1日(日)
休館日:月曜日
※ただし、7月15日(月・祝)と8月12日(月・休)は開館。7月16日(火)と8月13日(火)は休館
【開催時間】
10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)
【会場】
兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1[HAT神戸内])
【観覧料金】
■前売券
一般:1,700円(税込)
大学生:800円(税込)
■当日
一般:1,900円(税込)
大学生:1,000円(税込)
高校生以下:無料
70歳以上:950円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(一般):450円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(大学生):250円(税込)
■団体
一般:1,600円(税込)
大学生:800円(税込)
70歳以上:800円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(一般):400円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(大学生):200円(税込)
※事前予約制ではありません。混雑時は入場制限を行いますので、お待ちいただく場合がございます。
※団体は20名以上。団体鑑賞をご希望の場合は1ヶ月前までにご連絡ください。
※一般以外の料金でご利用される方は証明できるものを観覧当日にご提示ください。
※障害者手帳等をお持ちの方1名につき、介助者1名無料です。
※コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)。
※兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーで開催の「キース・へリング展」(4月27日[土]~6月23日[日]及び「北斗の拳40周年大原画」展(7月6日[土]~9月1日[日]との相互割引があります)
※京都文化博物館で開催される「日本の巨大ロボット群像」展(7月6日[土]~9月1日[日])との相互割引があります。
※7月9日(火)から7月15日(月)は「ひょうごプレミアム芸術デー」のため、入場無料。
【主なチケット販売場所】
アソビュー!、ローソンチケット(Lコード:51456)、チケットぴあ(Pコード:686-897)、CNプレイガイド、イープラス、楽天チケット、セブンチケットほか京阪神のプレイガイドなどで販売
発売期間:
・当日 … 2024年6月8日(土)0:00~9月1日(日)15:00
■【アソビュー!限定】入場券+図録セット
・入場券+図録(描き下ろしポストカード付)
価格:6,000円(税込)
【物販情報】
<ラインナップ(一部抜粋)>
・展覧会公式図録 描く人、安彦良和
価格:4,400円(税込)
・公式パンフレット
価格:2,200円(税込)
・クリアファイル 機動戦士ガンダム 劇場版ポスタービジュアル&ラフ
価格:550円(税込)
・指人形、安彦良和
価格:1,650(税込)
・「九月酒」「九月酒の梅酒」のセット
価格:4,400円(税込)
・複製原画 劇場版「機動戦士ガンダム」
【額装】W677×H868×D20mm【イメージ】B2:88,000円(税込)
【額装】W410×H525×D20mm【イメージ】A3:44,000円(税込)
※受注生産
⇒物販情報の詳細はこちら!
<ラインナップ(一部抜粋)>
・展覧会公式図録 描く人、安彦良和
価格:4,400円(税込)
・公式パンフレット
価格:2,200円(税込)
・クリアファイル 機動戦士ガンダム 劇場版ポスタービジュアル&ラフ
価格:550円(税込)
・指人形、安彦良和
価格:1,650(税込)
・「九月酒」「九月酒の梅酒」のセット
価格:4,400円(税込)
・複製原画 劇場版「機動戦士ガンダム」
【額装】W677×H868×D20mm【イメージ】B2:88,000円(税込)
【額装】W410×H525×D20mm【イメージ】A3:44,000円(税込)
※受注生産
⇒物販情報の詳細はこちら!
展覧会詳細
安彦良和 略歴
1947年北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれる。1966年弘前大学入学、学生運動に参加したことから除籍となり上京、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当、『クラッシャージョウ』で劇場版アニメの監督を務め、テレビアニメ作品では自身が原作の『巨神ゴーグ』を生み出す。後にマンガ家に転身し「アリオン」「ヴイナス戦記」「クルドの星」「ナムジ」「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」ほかを精力的に発表。現在「乾と巽-ザバイカル戦記-」執筆中。
1990年 第19回日本漫画家協会賞優秀賞(「ナムジ」)
2000年 第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞(「王道の狗」)
2011年 第43回星雲賞コミック部門(「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」)
2021年 第44回日本アカデミー賞協会特別賞受賞
2022年 令和4年度文化庁映画賞(映画功労部門)受賞
1947年北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれる。1966年弘前大学入学、学生運動に参加したことから除籍となり上京、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当、『クラッシャージョウ』で劇場版アニメの監督を務め、テレビアニメ作品では自身が原作の『巨神ゴーグ』を生み出す。後にマンガ家に転身し「アリオン」「ヴイナス戦記」「クルドの星」「ナムジ」「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」ほかを精力的に発表。現在「乾と巽-ザバイカル戦記-」執筆中。
1990年 第19回日本漫画家協会賞優秀賞(「ナムジ」)
2000年 第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞(「王道の狗」)
2011年 第43回星雲賞コミック部門(「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」)
2021年 第44回日本アカデミー賞協会特別賞受賞
2022年 令和4年度文化庁映画賞(映画功労部門)受賞
■本展の見どころ
・幼少期から現在に至るまでの安彦良和の創作活動の軌跡をたどることのできる、約1,400点の資料を展示します。『機動戦士ガンダム』(劇場版)のポスターラフ案など、本展が初公開のものも多数あります。
・アニメに関する資料だけでなく、安彦良和のライフワークとも言うべき日本の古代史、近代史を取材した漫画原稿なども展示することによって、安彦良和の創作活動の全貌に迫る初の試みです。
・安彦良和の高い画力から生み出された原画や原稿は、まさに絵画といえます。
・会場には、安彦良和による描き下ろしのイラストも展示されます。
・幼少期から現在に至るまでの安彦良和の創作活動の軌跡をたどることのできる、約1,400点の資料を展示します。『機動戦士ガンダム』(劇場版)のポスターラフ案など、本展が初公開のものも多数あります。
・アニメに関する資料だけでなく、安彦良和のライフワークとも言うべき日本の古代史、近代史を取材した漫画原稿なども展示することによって、安彦良和の創作活動の全貌に迫る初の試みです。
・安彦良和の高い画力から生み出された原画や原稿は、まさに絵画といえます。
・会場には、安彦良和による描き下ろしのイラストも展示されます。
■展覧会構成
本展覧会は幼少期から現在に至るまでの安彦良和の制作活動を、大まかな時代とジャンルによって分類した6つの章で構成されています。
1章 北海道に生まれて
北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれた安彦良和は、幼い頃から絵を描くのが大好きな少年でした。1966年に弘前大学に入学すると学生運動に参加し、そのことから除籍となります。本章では大学時代までに描かれた様々な資料により青年期までの安彦良和の活動をたどります。
①北海道遠軽での少年時代
②全共闘時代、学生運動
主な出品作品・資料:「遙かなるタホ河の流れ」(ノートに書いた漫画作品)、同人誌「こんみゆん」
本展覧会は幼少期から現在に至るまでの安彦良和の制作活動を、大まかな時代とジャンルによって分類した6つの章で構成されています。
1章 北海道に生まれて
北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれた安彦良和は、幼い頃から絵を描くのが大好きな少年でした。1966年に弘前大学に入学すると学生運動に参加し、そのことから除籍となります。本章では大学時代までに描かれた様々な資料により青年期までの安彦良和の活動をたどります。
①北海道遠軽での少年時代
②全共闘時代、学生運動
主な出品作品・資料:「遙かなるタホ河の流れ」(ノートに書いた漫画作品)、同人誌「こんみゆん」
2章 動きを描く
弘前大学を除籍となった安彦良和は、生活のためアニメーション制作会社である虫プロダクションの養成所に入所し、研修生を経て、アニメーターとして活躍を始めます。漫画やイラストを自己流で描いてきた安彦良和ですが、その卓越した画力はアニメーション業界において一躍注目を集めるようになります。
本章で取り上げる主なアニメーション作品:『わんぱく大昔クムクム』(1975-76)、『宇宙戦艦ヤマト』(1974-75)、『無敵超人ザンボット3』(1977-78)
弘前大学を除籍となった安彦良和は、生活のためアニメーション制作会社である虫プロダクションの養成所に入所し、研修生を経て、アニメーターとして活躍を始めます。漫画やイラストを自己流で描いてきた安彦良和ですが、その卓越した画力はアニメーション業界において一躍注目を集めるようになります。
本章で取り上げる主なアニメーション作品:『わんぱく大昔クムクム』(1975-76)、『宇宙戦艦ヤマト』(1974-75)、『無敵超人ザンボット3』(1977-78)
3章 カリスマ・アニメーターの誕生
花形アニメーターとして注目を浴びる存在となった安彦良和がキャラクターデザインとアニメーションディレクターを務めた『機動戦士ガンダム』は、社会現象を巻き起こすほどの人気作品となりました。本章では、様々な資料で『機動戦士ガンダム』の制作において安彦良和が果たした役割を辿ります。
本章で取り上げる主なアニメーション作品:『機動戦士ガンダム』(1979-80)、『機動戦士Ζガンダム』(1985-1986)、『機動戦士ガンダムF91』(1991)
花形アニメーターとして注目を浴びる存在となった安彦良和がキャラクターデザインとアニメーションディレクターを務めた『機動戦士ガンダム』は、社会現象を巻き起こすほどの人気作品となりました。本章では、様々な資料で『機動戦士ガンダム』の制作において安彦良和が果たした役割を辿ります。
本章で取り上げる主なアニメーション作品:『機動戦士ガンダム』(1979-80)、『機動戦士Ζガンダム』(1985-1986)、『機動戦士ガンダムF91』(1991)
4章 アニメーターとして、漫画家として
『機動戦士ガンダム』もその一翼を担った1980年代のアニメーションブームの中で、安彦良和はアニメーションの監督、小説の挿絵、漫画執筆と次々に新たな挑戦を始めます。本章では、そうした安彦良和の多彩な活躍を概観します。
本章で取り上げる主なアニメーション作品等:『クラッシャージョウ』(小説挿絵:1977-、劇場用アニメ:1983)、『巨神ゴーグ』(1984)、『アリオン』(漫画:1979-1984、劇場用アニメ:1986)、『ヴイナス戦記』(漫画:1986-1990、劇場用アニメ:1989)
『機動戦士ガンダム』もその一翼を担った1980年代のアニメーションブームの中で、安彦良和はアニメーションの監督、小説の挿絵、漫画執筆と次々に新たな挑戦を始めます。本章では、そうした安彦良和の多彩な活躍を概観します。
本章で取り上げる主なアニメーション作品等:『クラッシャージョウ』(小説挿絵:1977-、劇場用アニメ:1983)、『巨神ゴーグ』(1984)、『アリオン』(漫画:1979-1984、劇場用アニメ:1986)、『ヴイナス戦記』(漫画:1986-1990、劇場用アニメ:1989)
5章 歴史を描く
漫画に専念するようになった安彦良和は、古事記などの神話を再解釈して古代日本をダイナミックに描いた「ナムジ」を皮切りに、歴史漫画家として活躍を始めます。日本の古代史と近代史を両輪に、歴史の渦に翻弄されながら懸命に生きる「小さき者」たちの躍動をとらえた作品群は、現代の私たちに多くの示唆を与えてくれます。一方で西洋にも目を向け、キリスト教へのアプローチを試みた作品も発表しました。
本章でとりあげる主な漫画作品:「ナムジ」(1989-1991)、「ヤマトタケル」(2012-2018)、「ジャンヌ Jeanne」(1995-1996)、「イエス JESUS」(1997)、「虹色のトロツキー」(1990-1996)、「王道の狗」(1998-2000)、「天の血脈」(2012-2016)
漫画に専念するようになった安彦良和は、古事記などの神話を再解釈して古代日本をダイナミックに描いた「ナムジ」を皮切りに、歴史漫画家として活躍を始めます。日本の古代史と近代史を両輪に、歴史の渦に翻弄されながら懸命に生きる「小さき者」たちの躍動をとらえた作品群は、現代の私たちに多くの示唆を与えてくれます。一方で西洋にも目を向け、キリスト教へのアプローチを試みた作品も発表しました。
本章でとりあげる主な漫画作品:「ナムジ」(1989-1991)、「ヤマトタケル」(2012-2018)、「ジャンヌ Jeanne」(1995-1996)、「イエス JESUS」(1997)、「虹色のトロツキー」(1990-1996)、「王道の狗」(1998-2000)、「天の血脈」(2012-2016)
6章 安彦良和の現在(いま)
漫画家として活躍を続けていた安彦良和ですが、『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』のOVA以降、アニメーションに再び携わるようになります。本章では安彦良和が監督を務めた最新のアニメ作品とともに、今なお揺れ動く世界に対する思いの込められた連載中の漫画作品をご紹介します。
・『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(漫画:2001-2011、2015、アニメ:2015-2018)
・『機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島』(2022)
・「乾と巽-ザバイカル戦記-」(2018-)
漫画家として活躍を続けていた安彦良和ですが、『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』のOVA以降、アニメーションに再び携わるようになります。本章では安彦良和が監督を務めた最新のアニメ作品とともに、今なお揺れ動く世界に対する思いの込められた連載中の漫画作品をご紹介します。
・『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(漫画:2001-2011、2015、アニメ:2015-2018)
・『機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島』(2022)
・「乾と巽-ザバイカル戦記-」(2018-)
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