富野由悠季監督が審査員として参加する「ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト」の開催を記念するスペシャルインタビュー「富野総監督ガンプラを語る!」の前半が、バンダイホビーサイトにて本日4月10日(金)に公開された。
インタビューでは、“川口名人”ことバンダイ ホビー事業部の川口克己氏を聞き手に、富野総監督が立体化されたMSについて語る。
なお、本記事にてインタビューの一部を公開。総監督の厳しくも温かいメッセージを、ぜひとも読んでみよう。
ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト開催記念
富野総監督ガンプラを語る!
スペシャルインタビュー
聞き手:川口克己
川口: 『ガンダム Gのレコンギスタ』のプラモデルは現在13種が発売中で、放映終了後も後半のモビルスーツを中心にリリースされていく予定です。アニメーションの現場で絵を動かしていらっしゃった富野監督が実際に立体物としてご覧になったとき、このシリーズにどういう印象をもたれたのかをまずいただければ。
富野: メカデザインを依頼して、第1稿が出た瞬間に基本的にこうなると思ってましたから、裏切り感はいっさいありません。『G-レコ』の商品もガンプラのキャリアの中で作っていくものだから、クオリティも含めて意外な部分はまったくありませんね。とは言え、立体物として見ていったときのボリューム感で対比の問題はあります。デザイナーが頭の中で書いた数字論があるんだけれど、それに沿った作り方をしたほうがいいのか悪いのかに関しては、違和感を感じる部分があります。いちばん気になるのがマックナイフなんですよね。商品が一同に並んだときに、こんな小ぶりであってよいのかというのが今回いちばん気になったところです。モデラーの立場からすればスペックは大事なことでしょうし、アニメーターも大事だと思っているんですよ。でも、僕は対比の数字をまったく無視しています。それというのも画面で対比がわかるように、真横に並ぶことが作劇の構造的にほとんどないからなんです。
川口: モビルスーツが格納庫に並んでいるとか、そういうレベルでしかないですね。
富野: はい、劇を進行させているときには対比のことはいっさい考えてなくて、カメラの目線で距離感を測りつつ対比を決めていきますし、演出ではモノの形の印象で“絵”を決めていきます。だから、僕にはスペックどおりに立体化されたマックナイフへの抵抗感がすごく強いんです。あと、実際のモデルになったときに気に入ってないことがもうひとつあります。。。。。
続きは 「バンダイホビーサイト」で!
富野総監督ガンプラを語る!
スペシャルインタビュー
聞き手:川口克己
川口: 『ガンダム Gのレコンギスタ』のプラモデルは現在13種が発売中で、放映終了後も後半のモビルスーツを中心にリリースされていく予定です。アニメーションの現場で絵を動かしていらっしゃった富野監督が実際に立体物としてご覧になったとき、このシリーズにどういう印象をもたれたのかをまずいただければ。
富野: メカデザインを依頼して、第1稿が出た瞬間に基本的にこうなると思ってましたから、裏切り感はいっさいありません。『G-レコ』の商品もガンプラのキャリアの中で作っていくものだから、クオリティも含めて意外な部分はまったくありませんね。とは言え、立体物として見ていったときのボリューム感で対比の問題はあります。デザイナーが頭の中で書いた数字論があるんだけれど、それに沿った作り方をしたほうがいいのか悪いのかに関しては、違和感を感じる部分があります。いちばん気になるのがマックナイフなんですよね。商品が一同に並んだときに、こんな小ぶりであってよいのかというのが今回いちばん気になったところです。モデラーの立場からすればスペックは大事なことでしょうし、アニメーターも大事だと思っているんですよ。でも、僕は対比の数字をまったく無視しています。それというのも画面で対比がわかるように、真横に並ぶことが作劇の構造的にほとんどないからなんです。
川口: モビルスーツが格納庫に並んでいるとか、そういうレベルでしかないですね。
富野: はい、劇を進行させているときには対比のことはいっさい考えてなくて、カメラの目線で距離感を測りつつ対比を決めていきますし、演出ではモノの形の印象で“絵”を決めていきます。だから、僕にはスペックどおりに立体化されたマックナイフへの抵抗感がすごく強いんです。あと、実際のモデルになったときに気に入ってないことがもうひとつあります。。。。。
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■ 「ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト」開催中!
ガンプラ「ガンダム Gのレコンギスタシリーズ」を題材としたガンプラコンテスト「ガンプラのGは元気のG、みんなの元気、見せてみなさいよ!ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト」は、テクニックをフルに活かした「ガチ作品」からアイディアを詰め込んだ「ネタ作品」まで、審査員を唸らせるかどうかが審査基準というもの。
審査員には、ガンダムの産みの親である富野由悠季監督に加え、『G-レコ』の制作スタッフ、川口克己氏も参加する。
応募受付は6月30日(火)まで、結果発表は8月を予定。
ガンプラのGは元気のG、みんなの元気、見せてみなさいよ!
ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト
【概要】
ガンプラの工作技術・塗装技術・アイディアなどを競う大会
【申込受付期間】
2015年3月14日(土) ~ 6月30日(火)
【審査結果発表】
2015年8月(予定)
【申込方法】
バンダイホビーサイトから申込み
【申込条件】
「バンダイナムコID」と「ホビーサイトパス」への登録が必要。
※応募規約はバンダイホビーサイトをご確認ください。
【審査員】
富野由悠季、安田 朗、形部一平、山根公利、
本編スタッフ、川口克己(バンダイ ホビー事業部)
【賞品】
○富野由悠季賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○安田 朗賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○形部一平賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○山根公利賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○スタジオ賞 … サイン入りガンプラ(3名)
○バンダイ賞 … ガンプラ「ガンダム Gのレコンギスタシリーズ」詰め合わせ(3名)
【参加賞】
応募者から抽選で10名に、「本編スタッフサイン入り『ガンダム Gのレコンギスタ』ポスター」をプレゼント
ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト
【概要】
ガンプラの工作技術・塗装技術・アイディアなどを競う大会
【申込受付期間】
2015年3月14日(土) ~ 6月30日(火)
【審査結果発表】
2015年8月(予定)
【申込方法】
バンダイホビーサイトから申込み
【申込条件】
「バンダイナムコID」と「ホビーサイトパス」への登録が必要。
※応募規約はバンダイホビーサイトをご確認ください。
【審査員】
富野由悠季、安田 朗、形部一平、山根公利、
本編スタッフ、川口克己(バンダイ ホビー事業部)
【賞品】
○富野由悠季賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○安田 朗賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○形部一平賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○山根公利賞 … 直筆サイン入り ガンプラ(1名)
○スタジオ賞 … サイン入りガンプラ(3名)
○バンダイ賞 … ガンプラ「ガンダム Gのレコンギスタシリーズ」詰め合わせ(3名)
【参加賞】
応募者から抽選で10名に、「本編スタッフサイン入り『ガンダム Gのレコンギスタ』ポスター」をプレゼント
▼ ガンプラ「ガンダム Gのレコンギスタ」シリーズ|バンダイホビーサイト
http://bandai-hobby.net/g-reco/index.html
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