ストライクフリーダムガンダムと並ぶC.E.世界の最強の機体にしてアスラン・ザラの愛機「インフィニットジャスティスガンダム」が、この10月ついにMG(マスターグレード)シリーズで発売される!! その魅力に迫るべく、ガンダムインフォでは機体の魅力や商品の開発経緯を追った特集をお届けする。 今回は商品内容を見る前に、まずは劇中での機体の魅力や活躍シーンを振り返ってみよう。
∞JUSTICE GUNDAM ~C.E.世界のもう一振りの聖剣~
■ZGMF-X19A インフィニットジャスティス
クライン派の秘密工廠「ファクトリー」で建造された「ZGMF-X09A ジャスティス」の発展後継機。新型エンジンの搭載によって先代ジャスティスの数倍の出力を誇る。兄弟機であるストライクフリーダムがスーパードラグーンやヴォワチュール・リュミエールの延伸技術である新型推進器といった先進技術を取り入れた実験機的性格が強いのに対し、本機では従来の推進システムでの出力 向上と武装の充実による戦術の多様化といった、より堅実な性能向上が求められている。特にビームブームランや脚部ビームブレイドなど、中・近距離用の格闘用兵装が充実。駆動フレームにもPS装甲を採用し、格闘戦の人体的な駆動から来る負荷にも十分に対応できるようになり、格闘戦に秀でたアスラン・ザラの本領がいかんなんく発揮されるようになった。
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SPEC 型式番号 : ZGMF-X19A 全高 : 18.90m 重量 : 79.67t 主な武装 : MMI-GAU26 17.5ミリCIWS MR-Q15A グリフォン ビームブレイド MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル MA-M1911 高エネルギービームライフル MX2002 ビームキャリーシールド RQM55 シャイニングエッジビームブーメラン EEQ8 グラップルスティンガー ファトゥム-01 MA-6J ハイパーフォルティスビーム砲 |
▲先代ジャスティスと同様に武装モジュール「ミーティア」との合体により、広域殲滅、拠点攻略も可能な大型機動兵器としても運用される。
▲脚部に装備された「MR-Q15A グリフォン ビームブレイド」によって、斬撃ともなる蹴りを放つ。
▲リフターユニット「ファトゥム-01」は分離して前面にビーム兵器を展開し、突撃用兵装としても使用される。その威力は戦艦の艦体を貫通するほどだ。
JUSTICE GUNDAM ~先の大戦を戦い抜いた初代“正義”~
■ZGMF-X09A ジャスティス 先の大戦時に「ZGMF-X10Aフリーダム」と並行して開発されたザフト製MS。ニュートロンジャマーキャンセラーにより核動力を搭載、無尽蔵な電力供給による長い稼働時間と高い火力を持つ。フライトユニット「ファトゥム-00」との連携による立体的な機動と、中・近距離での格闘性能に優れる。フリーダムと共に先の大戦を終結へと導いた。 |
SPEC 型式番号 : ZGMF-X09A 全高 : 18.56m 重量 : 75.40t 主な武装 : RQM51 バッセル ビームブーメラン MA-M01 ラケルタ ビームサーベル MA-M20 ルプス ビームライフル ファトゥム-00 MA-4B フォルティス・ビーム砲 |
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ATHRUN ZALA ~迷いを超え、再び貫く正義~
■アスラン・ザラ(18歳)
元はザフトのトップエースであったが、先の大戦終結時にオーブへと亡命し、アレックス・ ディノと名前を変えて生活していた。C.E.73年、オーブ代表カガリ・ユラ・アスハの護衛役としてアーモリーワンを共に訪れた際に新鋭機強奪事件に巻き込まれ、成り行きで新鋭艦ミネルバに乗艦することとなる。「ブレイク・ザ・ワールド」事件以降はFAITHとしてザフトに復籍、ミネルバの戦闘隊長を務めた。しかし執拗にアークエンジェルの抹消を目論むデュランダル議長への不信感から、最終的にザフトを離脱。アークエンジェルに身を寄せ、かつての愛機の後継機であるインフィニットジャスティスに乗り込み、自分が信じた正義のために戦う道を選ぶ。 |
▲軍人としての立場と友情との板挟みから悩む日々が続いたアスラン。しかしジャスティスに乗り込んだ彼の眼にはもはや迷いはなかった。
BATTLE RECORD ~インフィニットジャスティスの活躍を振り返る~
■オーブ防衛戦
デュランダル評議会議長によるロゴス打倒の声明発表の後、ロード・ジブリールの身柄引き渡し要求と共にザフトはオーブ領内に侵攻を開始(オペレーション・フューリー)。これに対し、軌道上よりストライクフリーダムで直接降下してきたキラ・ヤマトは、そのままオーブの防衛戦闘に参加する。アークエンジェル内に収容されていたアスラン・ザラも、キラと共に降下してきたラク ス・クラインからインフィニットジャスティスを受領。再び自らの意志で戦う決意を固め、重症の身をおして戦闘に参加する。
(PHASE-42「自由と正義と」、PHASE-43「反撃の声」より)
(PHASE-42「自由と正義と」、PHASE-43「反撃の声」より)
▲自由と正義、先の大戦でも伝説的な戦果を上げた両機の活躍により、ザフト部隊は撤退に追い込まれ、オーブの主権と国土は守られることとなった。
■「ステーション・ワン」攻略戦
ザフトが地球連合軍より奪取した全方位戦略砲「レクイエム」の一撃 により、連合軍のアルザッヘル基地は壊滅的な打撃を受ける。これ以上の破壊行為を防ぐべく、反ザフトの同盟勢力はビーム偏向中継基地「ステーション・ワン」の破壊に乗り出した。ストライクフリーダムと共にミーティアとのドッキング状態で出撃したインフィニットジャスティスは、ザフトの防衛部隊を退け、みごと「ステーション・ワン」の破壊に成功する。
(PHASE-49「レイ」より)
(PHASE-49「レイ」より)
▲ミーティアの大型ビームサーベルによって「ステーション・ワン」を両断。その機能を無力化した。
■メサイア攻防戦
ストライクフリーダムが要塞メサイアの攻略に向かう一方、アークエンジェル隊とアスランのインフィニットジャスティスはオーブへの発射が秒読み段階に入った「レクイエム」の破壊に向かう。アスランが駆るインフィニットジャスティスは、フォース・インパルス、デスティニー、そして戦艦ミネルバと、立ち塞がるザフトの精鋭部隊を次々と撃退し、レクイエム施設内に侵入。ファトゥム-01の突貫によりこれを破壊。無益な大量殺戮を食い止め、憎しみの連鎖を断ち切った。
(FINAL-PHASE「最後の力」より)
(FINAL-PHASE「最後の力」より)
▲切り札であるメサイアとレクイエムを失ったことで戦闘は終結。ザフト評議会はラクス・クラインを招聘し、平和解決への道を選ぶこととなる。
ガンダムインフォ編集部
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