バンダイナムコエンターテインメントより2016年稼働予定のトレーディングカードアーケードゲーム「機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー」のクローズドベータテストが11月下旬に開催された。本日は、そのテストのレポートをお届けする。
クローズドベータテストには応募者のなかから抽選で選ばれたプレイヤーが参加し、CPU戦と参加者同士での対戦をプレイ。対戦には、2016年の稼動開始時に実装予定のカードの一部を使い、各々デッキを構成した上でプレイしている。なお、参加者のなかには、7月と8月に行われたアルファロケテストに参加した人も含まれていた。
アルファロケテストを経て新要素の実装ならびに各種機能の調整が行われたバージョンで行われたクローズドベータテストの模様を、テスト参加者の声とともに紹介していこう。
■ 「対戦モード」がプレイ可能に!クローズドベータテストで実装された要素と機能①
本作には、1人で気軽に遊べるCPU戦の「ミッションモード」と、全国のユーザーまたは店舗内でのバトルを楽しめる「対戦モード」が用意されている。アルファロケテストではミッションモードのみ実装されていたが、クローズドベータテストで対戦モードが初公開された。
対戦モードをプレイした参加者からは、「CPU戦とはスピード感や駆け引きが大きく変わる」、「覚えることは多いが、理解すればするほど楽しくなる」といった意見が挙がった。
なお、対戦は複数回行われ、参加者もテスト終了時にはゲームへの理解度が深まり、後述の新たな攻撃方法を試したり、画面内の表示情報を確認したりと、細かい部分までチェックしている人も多かった。
【左】ゲームモード選択画面。
【右】バトルで直接動かすユニットは最大3つ。対戦では、CPU戦以上に素早いカード操作を行うユーザーが多かった。
【右】バトルで直接動かすユニットは最大3つ。対戦では、CPU戦以上に素早いカード操作を行うユーザーが多かった。
■ 新要素「ストライクアタック」導入!クローズドベータテストで実装された要素と機能②
本作の敵ユニットへの攻撃方法は、フィールド上で敵をロックオンすると自動的に行われる「通常攻撃」、強力かつ個別のカットシーンが挿入される「ストライクアタック」、アシストデッキとの連携による大ダメージが期待できる「ストライクオペレーション」の3つが存在する。
ストライクアタックは、アルファロケテストの参加者から寄せられた「MSごとの演出をもっとたくさん見たい」、「バトルの展開にメリハリがほしい」などの意見をもとに追加された新要素。
敵ユニットをロックして通常攻撃を当て続けた後、専用ゲージがいっぱいになった時に物理ボタンを叩くと、ストライクアタックが発動。威力が高いうえ、敵に「スペックブレイク」という能力低下効果を付与できる。ストライクオペレーションに比べ頻繁に発動可能なため、「いかに敵をロックするか」と「それにどう対処するか」の新たな駆け引きが生まれた。
クローズドベータテストの参加者からは「バトルのテンポが良くなった」、「ボタンを叩く機会が多くなりカードビルダーらしくなった」、「大きなダメージを狙える要素と、バトル中に考えるべきことが増えて、より戦略的になった」、「MSごとに演出が違うので、いろいろ見てみたくなる」などの意見が挙がった。
さらに、ストライクアタックとストライクオペレーションの使用後にタッチパネル上のカードを現在地から遠くに置くとダッシュができる機能も追加された。ダッシュして一旦敵から離れる、一気に距離を詰めるといった行動が可能になり、早速使いこなして優位に立ち回る参加者もいた。
【左】ストライクアタック発動時。テンポの良いカットイン演出が発生する。
【右】ストライクアタックは、命中すれば大きなダメージが期待できる。各MSに用意されたデモシーンのダイナミックな演出も大きな魅力。
【右】ストライクアタックは、命中すれば大きなダメージが期待できる。各MSに用意されたデモシーンのダイナミックな演出も大きな魅力。
■ 自由度の高いデッキ構築!クローズドベータテストで実装された要素と機能③
本作のユニットは、メカニックカード1枚とパイロットカード1枚で構成される。バトル中に直接動かせるのは最大3組の「メインユニット」だが、メインユニットそれぞれに対し、援護役の「アシストユニット」を編成できる。アシストユニットには、フィールド上で攻撃を行う「TROOPER(トルーパー)」と、ストライクオペレーション時に攻撃・防御に参加する「STRIKER(ストライカー)」の2種類あり、それぞれ最大3ユニットを編成できるため、デッキ構成は非常に自由度が高くなっている。
クローズドベータテストでは、稼動時に実装予定のカードの一部を用いて自由にデッキを組むことができたが、「これならロマンデッキも追求できそう」、「低コストのユニットだけで高コストのデッキに立ち向かえるのが良い」、「使ってみたいMSが多いので、持ち帰ってじっくり考えたい」、「組んで試して、というトライ&エラーはやり応えがありそう」と、熟考する様子が見られた。また、最終的に組まれたデッキは、パラメータ重視、好きなMS中心、原作を再現したチーム、スキルの相性を考えて、など、ユーザーごとに多様な結果となった。
なお、本作の稼動後は、ゲーム中だけでなく連動ウェブサイトでもアシストユニットの編制が可能になる予定。同サイトを利用すれば、ゲームセンターだけではなく、自宅や出先でもじっくりとデッキ編成を考えられるだろう。
【左】メインユニット編制画面。メカニックカードとパイロットカードを組み合わせて、ゲーム中に操作するユニットを最大3機まで編制できる。
【右】アシストユニット編制画面。メインユニット1体に対し、「TROOPER」3体と「STRIKER」3体を編成できる。コスト次第だが、1つのデッキに最大21体のユニットを使用可能だ。
【右】アシストユニット編制画面。メインユニット1体に対し、「TROOPER」3体と「STRIKER」3体を編成できる。コスト次第だが、1つのデッキに最大21体のユニットを使用可能だ。
■ 2016年の稼動に向けてさまざまな要素をブラッシュアップし制作進行中!
今回レポートした新要素の他にも、ロックオン対象を示すラインや、ダメージ表示の仕方、ストライクオペレーション発動前に表示されるゲージといったユーザーインターフェースも、アルファロケテストの参加者から挙がった意見をもとに改善されている。クローズドベータテストを踏まえ、新たな調整や機能追加も進行中とのことなので、稼働をお楽しみに。
また、今後は2016年の本稼動に向けて情報の発信ペースがアップする予定。近日中に、ゲームやカードに関する新たな情報に加え、重要な発表も予定されているようなので、続報に期待しよう。
■ プロモーションレアカードを封入!PS Vita「EXVS-FORCE」明日12/23発売!
「機動戦士ガンダムU.C.カードビルダー」本稼働時に使用できるプロモーションレアカード「RX-78-2ガンダム」が初回特典として世界最速封入される、PlayStation®Vita「機動戦士ガンダム EXTREME VS-FORCE」が、いよいよ明日、12月23日(水)に発売される。ここでしか手に入らない限定カードとなっているので、お見逃しなく。
※初回封入特典は数に限りがございます。なくなり次第終了となりますのでご了承ください。
※特典は、PlayStation®Vita「機動戦士ガンダム EXTREME VS-FORCE」製品内に封入されております。
※写真・イラストはイメージです。内容・仕様は予告なく一部変更になる場合がございます。
※一部店舗では取扱いの無い場合がございます。詳しくは店頭にてお問い合わせください。
■ 「機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー」とは
本作は、「ガンダム」シリーズのゲームとしては初めてトレーディングカードとアーケードゲームを融合させ、自由度の高いカスタム性と、カードを動かしてリアルタイムに戦術を組み立てながら敵と戦うアクション性が多くのプレイヤーに支持された「機動戦士ガンダム カードビルダー」シリーズの最新作。
歴代ガンダム作品のキャラクターやモビルスーツが参戦し、タッチパネルに対応したマルチディスプレイの新型筐体にて、かつてない規模の熱戦が展開される。
開発には、「機動戦士ガンダム EXTREME. VS」シリーズの開発運営において高い実績と経験をもつバンダイナムコスタジオVSTGプロジェクトと、こだわりのある作品作りに定評のあるフロム・ソフトウェアの強力タッグが実現。
「宇宙世紀を再構築(リビルド)せよ。」のキャッチコピーで、2016年稼働予定。
機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー
ジャンル : トレーディングカードアーケードゲーム
稼動時期 : 2016年
プレイ人数: 1人(オンライン対戦時 2人)
ジャンル : トレーディングカードアーケードゲーム
稼動時期 : 2016年
プレイ人数: 1人(オンライン対戦時 2人)
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