▲左からビスケット役の花江夏樹氏、三日月役の河西健吾氏、昭弘役の内匠靖明氏。
好評放送中のTVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の最新話をキャストと一緒に観る「鉄血の上映会」が、12月5日(土)に東京・品川のバンダイナムコ未来研究所・ファンシアターにて行われた。
はじめに、シークレットゲストとして昭弘・アルトランド役の内匠靖明氏が登場。続けて三日月・オーガス役の河西健吾氏と、ビスケット・グリフォン役の花江夏樹氏が登壇した。
まず、これまでに放送された第9話までを振り返って、河西氏は「鉄華団がテイワズと盃をかわして傘下に入り、これから地球に向かうところです」と大まかな物語のあらすじを説明し、花江氏は「ビスケットは毎週胃が痛いですね。毎回悩まされながらバランスを取るのに苦労しています」と自身の演じるキャラクターについて語った。内匠氏は「昭弘の次回予告は、収録中ずっと筋トレの演技をしながらだった。現場にいた他のキャストさんが失笑するくらい大げさにやって、それであの予告が完成した」と収録時のエピソードを語ってくれた。
続いて、これから上映される第10話について、まずは河西氏が「三日月があまり喋っていないです。ただ、最後に『ふぅ』とやります」と見どころを紹介。花江氏は「ビスケットが癒される回ですね。久しぶりにあの人たちの声を聴いて、救われた気がします」とコメント。内匠氏は「昭弘目線でも注目してほしい。自分がシークレットゲストとして登場した理由がわかります」と語って来場者の期待を高めた。
ここでいったんトークを終了し、キャスト3人はステージ脇の椅子へと移動。来場者と一緒に第10話「明日からの手紙」を鑑賞した。
本編上映が終了すると、キャスト3人は再びステージ中央へ移動してトークを再開。すると花江氏は興奮した様子で「とても格好良かった!刀使ったのは今回が初めてですよね?」と、本編の最後にガンダム・バルバトスが刀を手に登場したシーンが気に入った様子。さらに続けて「アトラのシーンもそうだし、昭弘の過去もわかってよかった」とコメント。また、本編中のビスケットとアトラのシーンについては「はじめはもっと激しかったが、もうちょっと静かにやってくださいというディレクションを受けた」ことも語った。
河西氏は「お客さんと一緒に見るのは初めてだったので、生の反応を感じることができて嬉しかった」と、内匠氏は「台本を見たときに昭弘が死ぬのではないかと思った。でも三日月が最後にやってきて助かったので、安心した。ただ、タカキがいろいろとフラグを立てていたので心配です」とコメントを残した。
続いてアフレコ時の思い出について、花江氏からは「ビスケットのおデブ感を際立たせたくて、第9話の羽織の紐を締めてもらうシーンで、太めの声を出したらやめてくれと言われた」という発言があり、場内からは笑いが起きた。河西氏は「戦闘シーンなどは、音響監督や監督と話し合いながら演技を組み立てていった。ちなみに今日の服装は三日月をイメージしてます」とコメント。内匠氏は「最近のアフレコで、もう少し昭弘っぽくして、と音響監督に言われてしまって、まだまだ頑張らないといけないなと思った」と語った。
トークショーの終盤ではプレゼント抽選会が行われ、「1/100 ガンダムバルバトス」やガンダムトライエイジのキャストサイン入りレアカードがプレゼントされた。当選番号の読み上げでは、3人がキャラクターのセリフで行うなどの嬉しいサプライズもあった。
最後に、登壇したキャストからコメントがあり、内匠氏は「今日はありがとうございました。昭弘の過去が描かれて、今後彼がどうなっていくのか、楽しみにしていただければ嬉しいです」と、花江氏は「今日は本当にあっという間でした。ビスケットは説明台詞が多いけど、毎回毎回楽しい。キャラクター1人1人に見せ場があって、次回が気になって仕方がない。今後もぜひ楽しんで見ていただければと思います」と、河西氏は「ここから新たな展開がはじまります。力を込めて1本1本つくっていますので、これからも応援よろしくお願いします」とメッセージを残し、本イベントは幕を下ろした。
TVシリーズ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は、MBS・TBS系列全国28局ネットで毎週日曜午後5時より好評放送中。
ますます盛り上がる『鉄血のオルフェンズ』の今後に期待しよう。
(ガンダムインフォ編集部)
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