9月15日~18日に千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2011」では、最終日となる9月18日(日)に会場特設ステージにて、アーケード版「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」のオフィシャル大会『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス 10th ANNIVERSARY DOGFIGHT IN TOKYO GAME SHOW 2011』が開催された。
「ガンダムVS.」シリーズ10周年を記念して開催された本大会では、過去の大会優勝者の招待選手を含め、抽選で選ばれた64組のチームがチャンピオンを目指してトーナメント形式で激突。ベスト8を選抜する序盤から、熱戦に続く熱戦が繰り広げられた。
使用機体は、高コストでは「マスターガンダム」や「デスティニーガンダム」、「ストライクフリーダムガンダム」が目立っており、格闘寄り、あるいは射撃寄りの万能タイプが、多く使用される傾向にあった。
低コストの機体は、強力な一撃や攻撃方法を持つ「ヒルドルブ」、「ザク改」、「シャア専用ゲルググ」が多く見られ、特にこの3機はベスト8に残ったチームの内、6チームでいずれかが使用されていたことから、その性能は折り紙付きと言えるだろう。
■ PS3版「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」プレゼンステージ
ベスト8が決まったところで、12月1日発売予定のPS3版「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」のプレゼンステージが行われた。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシン・アスカ役でお馴染みの声優・鈴村健一氏による司会のもと、アーケード版の開発を手がける馬場プロデューサーと、PS3版の開発を手がける後藤プロデューサーが登壇し、PS3版の概要、そしてアーケード版の今後の展開について語った。
まずは後藤プロデューサーより、最新のPV映像とともにPS3版の概要が紹介され、PS3版はオンライン通信に対応しており、全国のプレイヤーと対戦プレイができること、ガンダムらしいステージが楽しめる「ミッションモード」の搭載や、「アストレイ ブルーフレーム」をはじめとした新機体の追加など、ただの移植ではなく様々な新要素が詰め込まれることが明らかにされた。
そして馬場プロデューサーからは、アーケード版の新作が開発中であることが明らかにされ、参戦機体の増加や、新要素の追加、さらにガラケーのみだった携帯対応を…、専用カードではなく色々なゲームで使えるカードに…、などの新情報をポロリポロリとコメント。
また、先日の新作発表ステージで古谷徹氏がアムロとリボンズの声を収録したことをうっかり話してしまったことに触れると、司会の鈴村氏から「僕も最近馬場さんに会いましたよね?このステージの打ち合わせとかじゃなくて…」と意味深なコメントが。
最後に「近いうちにお披露目したいです」と語られたので、今後の続報に期待しよう!
ステージの後はトーナメント戦が再開され、ベスト8から優勝者を決める最終決戦がスタート。
いずれの試合も実力は拮抗しており、時には激しく攻め立て、時には隙を伺いながら、戦力ゲージ・制限時間ギリギリまでもつれ込む激戦の連続となった。
■ 準々決勝
準々決勝 第1試合
【Aチーム】よしき(シャア専用ゲルググ)&ユイ(ストライクフリーダム) VS
【Bチーム】ハッセー(シャア専用ゲルググ)&大宮ザク(ザク改)
強力な射撃を持つストライクフリーダムを有するAチームに対し、低コスト機で組み合わせてきたBチーム。ストライクフリーダムの猛攻をかい潜り、最後はザク改のハンドグレネイドがシャア専用ゲルググを墜としてBチームが勝利。
【Aチーム】よしき(シャア専用ゲルググ)&ユイ(ストライクフリーダム) VS
【Bチーム】ハッセー(シャア専用ゲルググ)&大宮ザク(ザク改)
強力な射撃を持つストライクフリーダムを有するAチームに対し、低コスト機で組み合わせてきたBチーム。ストライクフリーダムの猛攻をかい潜り、最後はザク改のハンドグレネイドがシャア専用ゲルググを墜としてBチームが勝利。
準々決勝 第2試合
【Aチーム】彩冷ぇる(ストライク)&オルゴーマ(νガンダム) VS
【Bチーム】フィンネル(ヒルドルブ)&ブリジストン(ザク改)
両機ともコスト1000という低コストコンビのBチームが健闘を見せる。
同時墜ちしないように気を配るなど、セオリーを守ってきちっとダメージを稼ぎAチームを下す。
【Aチーム】彩冷ぇる(ストライク)&オルゴーマ(νガンダム) VS
【Bチーム】フィンネル(ヒルドルブ)&ブリジストン(ザク改)
両機ともコスト1000という低コストコンビのBチームが健闘を見せる。
同時墜ちしないように気を配るなど、セオリーを守ってきちっとダメージを稼ぎAチームを下す。
準々決勝 第3試合
【Aチーム】くま(ヒルドルブ)&りりー(ダブルオークアンタ) VS
【Bチーム】だい☆(ゝω・)v(Ζガンダム)&イースレイ(マスターガンダム)
AチームのクアンタがGNビットをうまく活用して攻撃を防ぎながら着実にダメージを稼ぐ。
最後はヒルドルブがマスターガンダムを仕留めてAチームが勝利。
【Aチーム】くま(ヒルドルブ)&りりー(ダブルオークアンタ) VS
【Bチーム】だい☆(ゝω・)v(Ζガンダム)&イースレイ(マスターガンダム)
AチームのクアンタがGNビットをうまく活用して攻撃を防ぎながら着実にダメージを稼ぐ。
最後はヒルドルブがマスターガンダムを仕留めてAチームが勝利。
準々決勝 第4試合
【Aチーム】うぶき(ヒルドルブ)&みかん(トールギスIII) VS
【Bチーム】お すぎ(デスティニーガンダム)&ピコ(シャア専用ゲルググ)
両チームとも序盤から牽制なしで激しくぶつかり合う。戦力ゲージを削り合う激戦を制したのは、EXバーストしたデスティニーの猛攻が目立ったBチーム。
【Aチーム】うぶき(ヒルドルブ)&みかん(トールギスIII) VS
【Bチーム】お すぎ(デスティニーガンダム)&ピコ(シャア専用ゲルググ)
両チームとも序盤から牽制なしで激しくぶつかり合う。戦力ゲージを削り合う激戦を制したのは、EXバーストしたデスティニーの猛攻が目立ったBチーム。
■ 準決勝
準決勝 第1試合
【Aチーム】ハッセー(シャア専用ゲルググ)&大宮ザク(ザク改) VS
【Bチーム】フィンネル(ヒルドルブ)&ブリジストン(ザク改)
低コストチーム同士の対決は、開始直後からそれぞれのザク改が投げるハンドグレネイドでフィールド一面火の海に。あえて墜ちてコストを調整するなど、ギリギリの駆け引きが続く接戦となったが、最後はスモークを張りながら疾走する、Bチームのヒルドルブの曲射榴弾が勝利を掴む。
【Aチーム】ハッセー(シャア専用ゲルググ)&大宮ザク(ザク改) VS
【Bチーム】フィンネル(ヒルドルブ)&ブリジストン(ザク改)
低コストチーム同士の対決は、開始直後からそれぞれのザク改が投げるハンドグレネイドでフィールド一面火の海に。あえて墜ちてコストを調整するなど、ギリギリの駆け引きが続く接戦となったが、最後はスモークを張りながら疾走する、Bチームのヒルドルブの曲射榴弾が勝利を掴む。
準決勝 第2試合
【Aチーム】くま(ヒルドルブ)&りりー(ダブルオークアンタ) VS
【Bチーム】お すぎ(デスティニーガンダム)&ピコ(シャア専用ゲルググ)
クアンタとデスティニーという、格闘性能に優れた高コスト機同士の対決。間合いを計りながらEXバーストを発動するタイミングを読み合い、互いにコストオーバーを狙うなど一進一退を繰り広げる。
最後はクアンタムバーストを発動して勝負を決めにかかったクアンタを、シャア専用ゲルググが仕留めてBチームが勝利。
【Aチーム】くま(ヒルドルブ)&りりー(ダブルオークアンタ) VS
【Bチーム】お すぎ(デスティニーガンダム)&ピコ(シャア専用ゲルググ)
クアンタとデスティニーという、格闘性能に優れた高コスト機同士の対決。間合いを計りながらEXバーストを発動するタイミングを読み合い、互いにコストオーバーを狙うなど一進一退を繰り広げる。
最後はクアンタムバーストを発動して勝負を決めにかかったクアンタを、シャア専用ゲルググが仕留めてBチームが勝利。
■ 決勝戦
決勝戦
【Aチーム】フィンネル(ヒルドルブ)&ブリジストン(ザク改) VS
【Bチーム】お すぎ(デスティニーガンダム)&ピコ(シャア専用ゲルググ)
決勝戦は3本勝負となり、先に2勝した方が優勝となる。
事前の予想では、今大会ヒルドルブの活躍が目覚しいが、Bチーム「お すぎ&ピコ」はこれまで全てヒルドルブを仕留めてきているので、デスティニー・ゲルググのコンビに狙われるAチーム「フィンネル&ブリジストン」のヒルドルブも今回は逃げ切れないのではないかと目されていた。
果たして勝利の栄冠を掴むのは?!
【Aチーム】フィンネル(ヒルドルブ)&ブリジストン(ザク改) VS
【Bチーム】お すぎ(デスティニーガンダム)&ピコ(シャア専用ゲルググ)
決勝戦は3本勝負となり、先に2勝した方が優勝となる。
事前の予想では、今大会ヒルドルブの活躍が目覚しいが、Bチーム「お すぎ&ピコ」はこれまで全てヒルドルブを仕留めてきているので、デスティニー・ゲルググのコンビに狙われるAチーム「フィンネル&ブリジストン」のヒルドルブも今回は逃げ切れないのではないかと目されていた。
果たして勝利の栄冠を掴むのは?!
決勝戦 第1試合
まずは互いに様子を見ながら牽制し合う勝負となった。巧み距離をとるヒルドルブが丁寧に攻撃を仕掛け、最後にデスティニーを仕留めてAチーム勝利。
まずは互いに様子を見ながら牽制し合う勝負となった。巧み距離をとるヒルドルブが丁寧に攻撃を仕掛け、最後にデスティニーを仕留めてAチーム勝利。
決勝戦 第2試合
第2戦は両チームとも積極的に攻撃を仕掛けていく展開となった。EXバーストを発動したデスティニーがヒルドルブに襲いかかるも相棒のザク改がこれをセーブ、その隙にヒルドルブが反撃するなど、2on2ならではの協力プレイが飛び出して観客を沸かした。
中盤に一時膠着状態となるが、その後も一進一退の攻防を繰り広げ、最後は逃げるヒルドルブをデスティニーが壁際まで追い詰め、これで決まりかと思った瞬間、EXバーストしたヒルドルブが反撃、見事デスティニーを墜として勝利を収めた。
第2戦は両チームとも積極的に攻撃を仕掛けていく展開となった。EXバーストを発動したデスティニーがヒルドルブに襲いかかるも相棒のザク改がこれをセーブ、その隙にヒルドルブが反撃するなど、2on2ならではの協力プレイが飛び出して観客を沸かした。
中盤に一時膠着状態となるが、その後も一進一退の攻防を繰り広げ、最後は逃げるヒルドルブをデスティニーが壁際まで追い詰め、これで決まりかと思った瞬間、EXバーストしたヒルドルブが反撃、見事デスティニーを墜として勝利を収めた。
激戦を制し見事優勝を果たした「フィンネル&ブリジストン」チームには、トロフィーと副賞のPS3版「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」(発売日以降に発送)と「HG 1/144 エクストリームガンダム」が、準優勝した「お すぎ&ピコ」チームには盾と副賞が贈られた。
最後に馬場プロデューサーから挨拶があり、「ほかの開発陣と一緒に試合を見ていたが、ここまでやりこんでもらえて感動した」とコメント。さらに来年2月にディファ有明で、全国大会「プレミアムドッグファイト2012」が開催されることを発表した。
招待枠で出場する今大会の優勝・準優勝チームには、「今後も調整が入るけど、頑張って練習してください!」とエールを送り、大会は幕を閉じた。
機動戦士ガンダム エクストリームバーサス 対応機種: アーケード 稼動時期: 稼働中 対応基板: システム357 ジャンル : チームバトルアクション(2on2) プレイ人数: 1~4人 |
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