2017年12月2日 (土)
谷口&小形登壇!「サンダーボルト×Twilight AXIS スタッフトーク付き上映会」レポート
ガンダムファンクラブ内で募集された質問にお答え!
11月30日(木)に東京・新宿ピカデリーにて実施された『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』と『機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影』のスタッフトーク付き上映会では、『Twilight AXIS』の谷口 理プロデューサーと『サンダーボルト』の小形尚弘プロデューサーが登壇。
今回は、「『Twilight AXIS』×『サンダーボルト』ギリギリぶった斬りトーク」をテーマに、公式アプリ「ガンダムファンクラブ」内で募集された質問に回答しながら、各作品の制作秘話などが語られた。
▲左から、谷口 理プロデューサー、小形尚弘プロデューサー
まず、『サンダーボルト BANDIT FLOWER』について、「冒頭にレヴァン・フウの回想シーンなどが追加されているが、松尾 衡監督とどういうやりとりをしたのか?」という質問に小形プロデューサーは、「松尾監督はセカンドシーズンも劇場版になることを想定して、予め追加カットを決めていた。その中の1シーンです」と回答。タイトルの通り、劇中には様々な花言葉が隠れており、「冒頭に登場した紫陽花にも意味があるようです」と、松尾監督が構成にこだわっていたことを明かした。
続いて、「ラストカットの『サイコ・ザク』は、なぜ金色?」という質問には、「仲 盛文さんが御本尊にしたかったのでは?」と笑いながら答え、「ガンダムシリーズ初となる『4K ULTRA HD Blu-ray』を出すにあたっての、いきさつは?」との質問には、「音楽面も踏まえ、チャレンジしたかったことの1つでした」と明かした。
次に、谷口プロデューサーへの『Twilight AXIS 赤き残影』の質問では、「『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するネオ・ジオンのモビルスーツが登場しているが、『ザクIII』や『R・ジャジャ』を出すのは、確定だったのか?候補が他にあったのか?」という質問に、「候補としては、『バウ』や『ドライセン』、『ズサ』などが挙がっていたが、最終的にビジュアルで決まりました」と答え、「R・ジャジャ」の機体カラーを紫と白にした理由として、「ハマーン・カーンっぽさを意識している」などの裏話も飛び出した。
さらに、「アルレットの乗る『アハヴァ・アジール』のコックピットは、『機動戦士ガンダムUC』に登場した『クシャトリヤ』と同じようにみえるのだが?」という質問には、「あれは『サザビー』です」と答え、アルレットはサザビーの整備士を務めていたこともあり、同じサイコミュ搭載型のモビルスーツとして、コックピットの構造が近いものになったことが明かされた。
「両作品に登場する、モビルスーツやモビルアーマーで好きな機体を1体挙げると?」という質問には、両名とも「アッガイ」と答え、「あのギミックかっこいいよね」(谷口)、「アッガイは設定画が100枚ほどある」(小形)などとコメント。
その後、「アッガイの設定画を見れる機会はあるのか?」という質問に対し、小形プロデューサーは「素晴らしい質問ですね」と喜びを露にし、「12月8日(金)に設定資料集が出版される予定です」と答えた。
▲最後スクリーンには新規描き下ろしのイラストが登場!
最後にゲストの2人より挨拶があり、スタッフトークショーは幕を下ろした。
谷口 理(『Twilight AXIS』プロデューサー)
2週間の上映にお付き合いいただきありがとうございました。上映されることを想定していない作品だったので、とてもありがたかったです。最後のセリフは配信版とは変わっていて、ちょっと先に続くような含みをもったようなセリフにしました。続いてくれれば良いなと思ってます。今日はありがとうございました。
小形尚弘(『サンダーボルト』プロデューサー)
宇宙世紀の作品が同時上映されることは非常に珍しいことなので、機会を与えてくださり有難かったです。宇宙世紀を応援してくださる皆様のおかげです。まだまだ宇宙世紀はやることがたくさんあるので、今後もみなさんに新しいものをお届けできればと思っています。これからもよろしくお願いします。本日はありがとうございました。
(ガンダムインフォ編集部)
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