日本のアニメ100周年を記念した新しいアニメフェス「アニメフィルムフェスティバル東京2017」では、10月14日(土)に新宿ピカデリー1にて『機動戦士ガンダム00』のオールナイト上映が開催された。
オールナイト上映には、TVシリーズセレクション6話に加え、『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』が上映されたほか、水島精二監督とメカニックデザイナー・海老川兼武氏が登壇した。
▲左から司会のサンライズ・畑中氏、監督・水島精二氏、メカニックデザイナー・海老川兼武氏
まず、改めて『00』の放送開始より10年が経過したということについて、海老川氏は「放送終了後でも、『00』が好きだという声が落ちなかったので、10年も経っていたという実感はないです」とコメントし、監督は「実感は沸かないが、現場で『00』が好きでしたという20代の男女に会う機会が増えた。『SEED』世代からさらに次の世代がでてきたんだな」と月日の流れを実感せざるを得ない心境を語った。
また、海老川さんがメカニックデザイナーとして作品に参加することになった経緯ついて、監督は「メカデザインのオーディションをやるから参加してみる?と軽い気持ちで誘った。エクシアの原型のモデルがすごく良くて、海老川さんに決まった」と明かし、報告を受けた海老川氏本人が一番驚いていたと当時を振り返る。
次に、「ガンダムエクシア」のメカデザインについて、海老川氏は「最初はコードが機体全身にたくさんついていた」、「トランザムモードは、コード部分が赤くなるだけだった」など、デザインを書き直す度に徐々にプロポーションが変わってきたことを明かす。また、「これが世にでてどういうジャッジを下されるのかプレッシャーがありました」と当時の心境を語った。
その後、スクリーンに本作の10周年を記念したアイテムより「 PG ガンダムエクシア (LIGHTING MODEL)」、「 METAL BUILD ダブルオークアンタ」、「 METAL BUILD ガンダムエクシア (10th ANNIVERSARY EDITION)」が紹介され、監督は「METAL BUILDシリーズは、床の間に飾りたい豪華さ。重量感と高級感が素晴らしい」と絶賛し、海老川氏は「商品写真だと魅力が伝わってないので、実物をぜひ見てもらいたい」と語る。
さらに、2018年4月14日(土)に開催される『00』10周年記念イベント「ガンダム00 Festival 10」について、監督は「イベント全体の構成やコンセプトを考えました。その先に繋がるようなものにしたいなと思っています。過去のものに負けないなものをお送りしたいので、楽しみにしていてください」と語った。
最後にゲストよりコメントがあり、本トークショーは幕を下ろした。
海老川兼武(メカニックデザイナー)
「10周年迎えてこういうイベントに呼んでもらえるのは嬉しいと思っているし、商品も年末にかけていろいろ出ますので、10周年を楽しんでください。僕も新作映像を作れたらいいなと常々思っているので、呼んでいただけると嬉しいです。本日はどうもありがとうございました」
水島精二(監督)
「あっというまに10年経ってしまったな、と思います。自分の手がけてきた作品の中でも、常に誰かから話を振られる作品です。いつかもう一度自分で映像を動かしたいと思っていますし、グッズやカフェ、イベントなどで楽しんでもらえるのは嬉しいです。このあとも15周年、20周年と関わっていきたいので末永く楽しんでいただければと思っております。本日はどうもありがとうございました。」
なお、2018年4月14日(土)に開催される『00』10周年記念イベント「ガンダム00 Festival 10」については、下記の記事をご覧ください。
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(ガンダムインフォ編集部)
アニメフィルムフェスティバル東京2017
[日程]2017年10月14日(土)
[会場]新宿ピカデリー シアター1
[日程]2017年10月14日(土)
[会場]新宿ピカデリー シアター1
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