冒頭の挨拶では、三宅さんの「どうも、ザビ家の新米パパです」と、茅野さんの「主人がいつもお世話になっております」という夫婦役の2人の挨拶に客席から笑いの声が上がった。
それぞれの役を演じるにあたって意識したことなどを問われると、潘さんは「誰も私をアルテイシアと呼ぶ人はいなくなった…というセイラ・マスの想いを演じさせていただきました」と語り、三宅さんは「今回はドズルのいろいろな面が見られたと思います。この先々のドズルの片鱗が見え始めるという部分を意識しました。」と語った。
次に、喜山さんと三宅さんは、ランバ・ラルとドズル・サビの迫力のある掛け合いシーンは、何度もリテイクを重ねたと明かす。三宅さんは「ドズルはドズルのジレンマを抱え、ラルはラルなりの正義や志という部分で、勢いがある中でのこだわりがあった。」を熱く語った。
また、潘さんはセイラの迫力のある演技では、「私がやらねば、誰も守れないという思いでした。セイラのなかで“人はなぜ戦うのか”という理由が見えたのではないか。」と語った。
さらに、三宅さんと茅野さんは夫婦役を演じたことについて、茅野さんは「三宅さんのすごい可愛いところがドズルと重なっているので、結構キュンとします。」と語り、三宅さんの照れたリアクションに会場は大いに沸いた。
第5話『激突 ルウム会戦』の制作について、谷口プロデューサーは「前作4話に比べると尺が長く、コロニー落としのシーンが見ごたえがあったのではないか。戦艦の艦橋シーンがたくさん出るということで、隅々までメカニックデザインの要素をいれていきました。」と語った。
そして、第6話の『誕生 赤い彗星』に向けての意気込みを問われると、三宅さんは「安彦総監督に可愛いドズルはこれで終わりと言われ、ふんどしを締めなおさなければならないと思いました。」と語った。
最後に、それぞれより一言ずつコメントが贈られた。
潘めぐみ(セイラ・マス役)
本格的にセイラ・マスとして、次回作から戦いに臨むことになるんだろうなと今から緊張しています。この作品を通して、よりたくさんの人にメッセージを届けれたらと思います。この先の未来に期待しています。
喜山茂雄(ランバ・ラル役)
この作品に携わらせていただいた一員として、これから先も作品を見守っていきたいです。今後のジオン軍は皆様にお任せしたい。
三宅健太(ドズル・ザビ役)
『激突 ルウム会戦』から、ガンダムの世界が苛烈さを増し、戦いの連続となっていきます。演者もスタッフも制作のみなさんも一生懸命頑張って戦っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
茅野愛衣(ゼナ・ザビ役)
ゼナ・ミアからゼナ・ザビへ、一人の女性の生き様を演じることができて楽しいなと思っております。ドズルさんとミネバを守っていかなければならないので、母としてこれからも頑張っていきたいです。
谷口 理( プロデューサー)
4週間という期間と全国35館での上映ということで、たくさんの方々に見てもらえるようなフォーマットにしました。また、今回は、新宿ピカデリーでVR映像も展開しますので、ぜひ体験してもらいたいと思っています。シャアザクに乗れますので、ぜひみなさん足を運んでください。
なお今回は、茅野さんによるゼナ・ザビの掛け声で「ジーク・ジオン!」の大合唱と、会場のファンに向けたフォトセッションも行われ、最後まで大盛り上がりとなった。
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