『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第2シーズンのクライマックスとなる第8話の配信開始を記念した上映&トークイベントが、7月16日(日)に東京・新宿ピカデリーにて開催された。
まずは7月14日(金)より配信がスタートした最新第8話が上映され、続いてビアンカ・カーライル役の古川由利奈さんを司会に、イオ・フレミング役の中村悠一さん、ダリル・ローレンツ役の木村良平さん、小形尚弘プロデューサーが登壇。第2シーズンを振り返るトークが繰り広げられた。
第8話は特に戦闘シーンが多かったため、約18分の本編で1万枚を超える動画を使っていると小形プロデューサー。通常30分のTVアニメで5,000枚でも多い方なので、スタッフのこだわりがうかがえる。
印象的なシーンは?という質問に、「坊主軍団が攻め込んでくる異質な感じがすごい。曲もお経っぽい感じで」と中村さん。「ダリルのMSアクションは原作を読んだときから楽しみだったので嬉しかった」と木村さんはアッガイの活躍に喜んだ。
なお、本作に登場するアッガイはアニメでバリエーションが増えたため、設定画だけでも100枚近くあるとのことだ。第8話のセル版配信特典映像で詳しく解説されているので、ぜひチェックしてみよう。
そして、11月18日(土)より全国15館にて2週間限定で劇場上映される『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』の特報が流れると会場からは大きな拍手が。
新作パートにはMSの戦闘シーンはもちろん、キャラクターの登場シーンも用意されており、さらに音楽・音声も新たに編集されるという。
トーク後半からは、本作の音楽を手がける菊地成孔さんもトークに参加。第1シーズンでは、イオとダリルを中心にした曲が多かったが、第2シーズンではイオとビアンカのセッションなど、登場キャラクターとともに曲の種類も増えたと語った。
また、第2シーズンでは全ての曲が日本語の歌詞で歌われており、これは第1シーズンを観た海外のファンから「日本語の曲を聴いてみたい」というコメントが多く寄せられたためであると明かした。
ニューヨーク・ジャヴィッツセンターにて11月19日(日)より開催されるイベント「Anime NYC」では、本作のプレミア上映とともに、菊地さんのライブも行われるというので、現地のファンの評価が楽しみである。
最後に各人より一言ずつコメントがあり、トークイベントは幕を閉じた。
小形尚弘
11月に向けてお祭り感を高めて行こうと思っています。
今日は体調不良で来られなかった松尾監督も皆さんの前でお話できると思うので、秋は劇場に来て頂いて楽しんで頂ければと思います。
菊地成孔
ニューヨークライブや、まだ言えないのですが色々音楽のイベントやサントラもありますので、よろしくお願いします。
木村良平
劇場って音とか絵の観え方が良いので、この環境に足を運んで頂けてとても嬉しいです。改めて秋にもう一回劇場で観て頂いて「めっちゃ面白かったよ」と大きい声で言ってもらえたら、また続きがやれると思うので末永くよろしくお願いします。
中村悠一
第8話で終わってはいるのですけど、劇場上映の発表もありました。一つ乗り越えると次の発表を行ってきているので、11月にもよいお知らせができればありがたいなと思ってます。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
(ガンダムインフォ編集部)
関連サイト
あなたへのオススメ
編集部イチオシ
PREMIUM BANDAI
プレミアムバンダイ