12月2日(金)までの2週間限定でイベント上映中の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』は、全国の上映劇場をスタッフ・キャストが巡る舞台挨拶を実施しており、本日11月27日(日)には東京・TOHOシネマズ日本橋で舞台挨拶が行われた。
この日は、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、ララァ・スン役の早見沙織さん、アムロ・レイ役の古谷 徹さん、フラウ・ボゥ役の福圓美里さんの4名が登壇。
ガンダムシリーズ作品の舞台挨拶で、池田さんと古谷さんがそろって立つのは『劇場版 機動戦士Ζガンダム』以来、約10年ぶりという。
まずは上映2週目にもかかわらず満席となった会場に向けて、キャスト陣より感謝の言葉があり、古谷さんも「こんなに嬉しいことはない!」と、お馴染みの名セリフで喜びをあらわにした。
さらに、「第2話と第3話は出番が少なく舞台挨拶の登壇はなかったので、今回の第4話で登壇できたのも嬉しい」と古谷さんが語ると、池田さんも「私は第1話でセリフが3つぐらいだったので肩身が狭かった」とコメントし、会場の笑いを誘う。
続いて収録時の話に移ると、早見さんは「最初の挨拶で池田さんからスッと手を差し出された時に、ララァがシャアに運命を感じる、胸をわし掴みにされるような感じがあり、こみあげるものがありました」と語る。
また、劇中のシャアに優しさを感じると池田さんに話したら、「それはララァだからだよ」と返されたやり取りなども明かされた。
そして福圓さんは、役が決まったことを古谷さんに伝えた時に「フラウか~」と言われ、その言い方から「フラウはちゃんとアムロに好かれてたんだ」と思えたそうだ。
これに古谷さんは「ちゃんと好きですよ」と返すが、「マチルダさんに会うまでは」と加えて再び会場を沸かした。
最後は各人からのコメントで舞台挨拶は幕を閉じた。
福圓美里(フラウ・ボゥ役)
フラウが泣くシーンで何度もリテイクしていた時に、古谷さんが自分にも聞こえるように「フラウは泣くことでアムロに甘えているんだよね」と言ってくれて、迷いなく録ることができました。
自分の中に芽生えたフラウの気持ちは、まだまだ収まりがつきそうにないので、また演じることができればと思っています。
古谷徹(アムロ・レイ役)
第4話でついにお父さんの部屋をのぞいてしまい、いよいよファーストガンダムへと繋がっていくわけですが、ルウム編の第5話、第6話も大ヒットを続けないと、その先はないので、皆様ご支援ご協力よろしくお願いいたします。
早見沙織(ララァ・スン役)
これから始まる歴史の起源、「THE ORIGIN」に今回から携わることができて本当に嬉しく思っています。
自分自身、キャラクターたちの錯綜する運命に胸が詰まる思いで毎回観ていますので、次まで一年近く時間がありますが、皆様と同じ気持ちで続きを待ちたいと思います。
池田秀一(シャア・アズナブル役)
しばらくお待ちいただくことになりますが、皆様のおかげでルウム編を作ることができるようになりました。
私も赤く燃えて頑張ります。絶対に良いものにしますので、これからも長いお付き合いをよろしくお願いします。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』は、全国15館にて12月2日(金)までイベント上映中だ。
劇場では、初回限定版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV Blu-ray Disc Collector’s Edition」や、主題歌「宇宙の彼方で」の劇場盤CD、劇場限定ガンプラ「HG ガンキャノン最初期型(鉄騎兵中隊機 隊長機)」、各種グッズを販売しているほか、入場者プレゼントとして11月28日(月)から12月2日(金)は第4話の「35mmコマフィルム」が配布される。
さらに、ルウム編の予告は2種類を週替わりで上映しており、現在はキャラクターにスポットを当てたバージョンを上映中だ。こちらもぜひ劇場でチェックしてみよう。
また、東京・新宿ピカデリーでは、11月29日(火)にはスタッフトークショー付き上映が、12月2日(金)にはスタッフ・キャスト陣による最終上映舞台挨拶が開催される。
いずれもチケットはまだ販売しているので、観覧希望の人は早めに購入しよう。
※本文中、一部敬称略
(ガンダムインフォ編集部)
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