『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』は、本日11月19日(土)より全国15館にて2週間限定のイベント上映がスタートし、東京・新宿ピカデリーではスタッフ・キャスト陣による初日舞台挨拶が行われた。
この日の舞台には、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、ララァ・スン役の早見沙織さん、ランバ・ラル役の喜山茂雄さん、キシリア・ザビ役の渡辺明乃さん、主題歌を担当する森口博子さん、そして安彦良和総監督が登壇。詰めかけた多くのファンに感謝を述べた。
まず、第1話から参加しているキャスト陣にマイクが渡されると、池田さんは「シャア・セイラ編が完結したけど、まだ先があるので、もうひと踏ん張りですね」とコメント。さらに、「ついにモビルスーツが完成しました。負ける気がしないですね」(喜山)、「第1話からあっという間です。キシリアもどんどん悪い感じに…」(渡辺)と、それぞれが演じるキャラクターの変化についてもコメントがあった。
一方、今回の第4話から参加となった早見さんは「自分は新参なのでドキドキしながら参加しました。収録の時は隣で池田さんの声を聞き、胸がいっぱいになりました」とのことだ。
そして、第4話の主題歌を歌う森口さんが「10代からガンダムのテーマ曲を歌い、40代でTHE ORIGINに巡り会えたのはとても嬉しい。平和への願いなどたくさんの思いがつまった曲なので、魂を込めて歌いたいです」と意気込みを語ると、安彦総監督は「第4話は暗い感じで終わるので、歌がなくてもいいかなと思っていた。でも今はスタッフのいうことを素直に聞いて、主題歌をつけて良かったと思っている」と応える場面も。
オファーの際に「森口さんはガンダムの女神なんです」と言われたそうだが、まさしくそうであると言えるだろう。
続いて、2017年秋に第5話「激突 ルウム会戦」、2018年に第6話「誕生 赤い彗星」を上映と発表された「ルウム編」の話になると、「2017年秋となるとほぼ一年後だが、第5話と第6話の間はあまりお待たせしないようにしたい」(安彦)、「今はシャアも赤くなりかけているぐらいだけど、第6話で完全に赤くなります。ぜひご期待ください」と、力強いコメントがあった。
最後に各人より一言ずつコメントがあり、舞台挨拶は盛況の内に幕を閉じた。
渡辺明乃(キシリア・ザビ役 )
本当に本当にありがとうございます。
ここに立っていられること、THE ORIGINを作っていけることを嬉しく思っています。
キシリアはこれからも悪だくみをしていくので、よろしくお願いします。
喜山茂雄(ランバ・ラル役)
ランバは「青い巨星」と呼ばれているそうですが、ルウム編でなるんですかね?
僕自身もルウム編を楽しみにしています!
早見沙織(ララァ・スン役)
私もここから皆さんと一緒に、THE ORIGINを作っていけること嬉しく思っています。
そしてTHE ORIGINのファンの皆さんも暖かくて、とても嬉しいです。
これからも頑張っていきます。
池田秀一(シャア・アズナブル役)
これからまたあの愚かな一年戦争に突入していきます。
シャア・セイラ編に負けないメッセージを届けていきます。
森口博子(主題歌担当)
「宇宙の彼方で」の歌詞にある“争い”は、ファーストガンダムの一年戦争に繋がります。
Ζガンダムの主題歌でデビューした私が、今回懸け橋になれたことに、喜びを感じています。
平和への願いを込めて歌をお届けしていきたいと思います。
安彦良和総監督
今回、素晴らしい二代目ララァを迎えることができて嬉しく思っています。
早見さんの本来のララァを実現するためにも、素晴らしいルウム編を作り、
さらにその先を目指したいと思います。
皆様ご支援よろしくお願いします。
さらに、安彦総監督と森口博子さんによる来場者向けのフォトセッションも行われ、このサプライズに会場は驚きと喜びに包まれ大盛り上がりとなった。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』は、12月2日(金)までの2週間限定でイベント上映中だ。
劇場では、初回限定版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV Blu-ray Disc Collector’s Edition」や、主題歌「宇宙の彼方で」の劇場盤CD、劇場限定ガンプラ「HG ガンキャノン最初期型(鉄騎兵中隊機 隊長機)」、各種グッズを販売しているほか、入場者プレゼントとして土日限定で2種の「安彦良和総監督描き下ろしミニ色紙」を、一週目の月曜から金曜は「ガンプラ用スペシャルステッカー(連邦汎用ver.)」、二週目の月曜から金曜は第4話の「35mmコマフィルム」を配布している。
イベント上映を観に行く人は、こちらもお見逃しなく。
※本文中、一部敬称略
(ガンダムインフォ編集部)
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