『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の一挙上映イベント「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Raise our flag! 振り返り上映会」の第1回目が、4月15日(金)に東京・新宿ピカデリーにて開催された。
イベントでは、アニメ本編の第1話「鉄と血と」から第6話「彼等について」の一挙上映に加えて、三日月役の河西健吾さんとクーデリア役の寺崎裕香さんによるトークショーも実施。満席で大盛況となったイベントの模様を、お伝えしていこう。
まず初めに、放送が終わった感想を尋ねられた河西さんと寺崎さんは、「イベントや2期もあるし、終わった気がしない」と口をそろえる。最終話で片腕の機能が低下してしまった三日月だが、そのことについて河西さんは「腕はバルバトスに繋げば動くみたいなので、三日月なら不自由なくやっていけるのでは」とコメント。また、第2期の予想として「ハロのようなものが出てきて中身はアインで、『クランクニイ!クランクニイ!』としゃべる」という河西さんの言葉に、会場から笑いが起こる場面もあった。
今回上映されたのは第6話までだったが、寺崎さんは自身の演技を振り返って「はじめの頃はまだ少女らしさがあった」とコメント。そのことに気付かされたきっかけとして、『鉄血のオルフェンズ』が好きな知り合いに「クーデリアの声やって」と頼まれて自己紹介の台詞を演じたが「違う!クーデリアはそんなに強くない!もっと少女だよ!」と言われた、というエピソードを披露した。その時点で、収録ではフミタンとの別れを経験していたが、放送されていたのはそれよりも前の話数までだったそうで、「初めて『私の中でクーデリアって変わったんだ』と感じた瞬間で、一緒に成長できたんだなと思って嬉しかった」と語った。
また、三日月については「三日月はあまりしゃべらないので、台本のト書きに本音が書いてある」という話も明かされた。
さらに、アフレコについても振り返り、河西さんは「第1話のアフレコの時に僕は全身真っ白な服で、細谷さんは全身真っ黒な服で、オセロみたいだねと話していたら、収録が始まって具合が悪くなって、顔も真っ白になった」というエピソードを懐かしそうに語る。
また、寺崎さんは「演説のシーンが苦手で、全然上手くできなかった時に、後ろにいた細谷さんが『ここを大ホールだと思って。景色は広いよ。もっと奥に人がいると思って』と言ってくれて、その言葉で視野が広くなって『ここは大ホール!』と思ったら1発OKだった」ということがあったそうだ。河西さんも「収録現場ではあまりアドバイスをしない松風(雅也)さんが、真摯に僕のことを考えてくれたのか、アドバイスをしてくれたことがあった」ということで、「キャストのバランスが良くて、本当にありがたい現場だった」と口をそろえて語った。
イベントでは抽選会も実施され、「キャラスタンドプレート」の「三日月・オーガス」と「クーデリア・藍那・バーンスタイン」、「1/100 ガンダムバルバトス」が、サイン入りでプレゼントされた。
そして最後に2人からのコメントで、イベントは幕を下ろした。
河西健吾
すでに観た話数なのに、また劇場で観たいと思って下さる方がこんなにいらっしゃって嬉しいです。来月の振り返り上映会にも出演させていただくことになったので、またお会いできたらと思います。よろしくお願いいたします。
寺崎裕香
皆さんのおかげでイベントも開催することができて、嬉しく思います。2期までの間も『オルフェンズ』を愛していただけたらと思います。ラジオ「鉄華団放送局」もよろしくお願いします。
イベント終了後には、3月26日(土)に開催された「最終回先行&ベストエピソード上映会」にてファンのメッセージが書き込まれた団旗が登場。
今回も多くの来場者が、作品への想いやキャラクターへのメッセージを書き込んだ。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Raise our flag! 振り返り上映会」は、今後も毎月1回開催される。第7話から第13話の一挙上映は5月27日(金)に、第14話から第19話の一挙上映は6月17日(金)に、第20話から第25話の一挙上映は7月22日(金)に開催され、5月27日(金)の上映会には三日月・オーガス役の河西健吾さんと昭弘・アルトランド役の内匠靖明さんがゲストとして登壇する予定。
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