「トヨタ」と「ジオニック社」の提携により設立され、大きな話題を呼んだ「ジオニックトヨタ」。1月9日(水)、その設立記者発表会が、シャア・アズナブル役の声優・池田秀一氏や、シャアのものまねでおなじみの芸人・ぬまっちなどのゲストを迎え、お台場・MEGAWEBにて実施された。
イベントでは「シャア専用オーリス」の商品化決定の発表に加え、初となるPV映像3本の上映のほか、ジオニックトヨタに深い関わりを持つゲストによるトークセッションなど、盛りだくさんの内容となっていた。
それではイベントの様子を写真とともにレポートしていこう。
「新プロジェクト発表」とだけ伝えられたマスコミ関係者を対象に実施された発表会では、まずは全面スクリーンに、『機動戦士ガンダム』のオープニングをイメージしたPVが流れ、永井一郎氏の声で高らかに“ジオニックトヨタ”の設立が発表。あわせて「シャア専用オーリス」を年内に商品化することも明らかにされると、会場はまさかの展開に大きく沸き立った。
続いて、「ジオン公国」からの中継映像としてギレン・ザビの演説と、シャアが「オーリス」を試乗した際の映像や、さらに「ジオニックトヨタ」の社員を広く公募し、今回の「シャア専用オーリス」をより良いものにしていくためのアイデアや意見を募集することなど、今回のプロジェクトへの本気度の高さがうかがえる数々の展開が発表された。
続いて、「ジオニックトヨタ」のアドバイザーという形で、シャア・アズナブル役の声優である池田秀一氏と、シャアのものまねでおなじみの芸人、ぬまっち。さらには、「シャア専用オーリス CONCEPT」のデザインを担当し、「シャア専用オーリス」の商品化にも関わる、トヨタモデリスタの松本雅治氏、サンライズのプロデューサーである堀口 滋氏が登壇し公開ディスカッションが行われた。
池田氏は「昨年夏のキャラホビで冗談として話した“ジオニックトヨタ”がまさか実現するとは・・・」と驚きを隠せない様子。さらに「(実物大が立った)ガンダムに負けたくないなと思います。なので2014年のガンダム35周年の際は、ぜひとも銀座で凱旋パレードをしたいです」と夢を語った。
続いて、商品化する際の苦労について問われた堀口氏は、シャアの代名詞でもある“通常3倍”の性能を期待するユーザーに対し「3倍で走るとスピード違反で捕まってしまうので(笑)。シャア専用機というのはもちろん元々の性能もいいのでしょうけれど、シャアは出撃するときに艦を蹴って速度を増していたなんて話も一部であるので、やっぱり乗り手次第でジェントルにもパワフルにも走るものだと思います。もちろん安全運転が前提ですが(笑)」と3倍の性能はパイロットの腕で再現してほしいとコメント。
さらに、松本氏は「シャア専用オーリス CONCEPT」と商品化するものの違いとして、販売される車には、やはりコンセプトカーとは違うものになるだろうと説明し、「購入者の希望に合わせてカスタムできるような仕組みを作れれば」と、ユーザーが満足できる形で販売したいという想いを語った。
▲本物の“シャア”池田秀一氏を目の前に、ものまねを披露するぬまっち。「怖くて顔を見ることができない」と会場の笑いを誘う一場面も。
さらに、ぬまっちが求める「シャア専用オーリス」の要素として、「ガンダムファンは“音”も好きなんですよ。ライトを点ける際にモノアイの“ヴゥーン”という音が出たり、ナビゲーションの音声が池田さんの声だったりしたら嬉しいです」とガンダムファンを代表して要望すると、そんなアイデアや意見をぜひともジオニックトヨタ社員になった人からもどんどん提案していってほしいと語られた。
そして最後は、池田秀一氏本人による「ジオニックトヨタの諸君、諸君らに期待する!」との力強い激励で、発表会は終了した。
現在「シャア専用オーリス スペシャルサイト」にて、ジオニックトヨタ社員募集を始めとした様々なキャンペーンが実施中だ。
本日1月12日(土)からは、全国のNetz店にてオーリスを試乗すると、もれなく「シャア×AURIS オリジナルクッション」がもらえる試乗キャンペーン「AURIS RED² RIDE」もスタートする。クッションはなくなり次第終了とのことなので、ぜひともお早めに!
詳しくは 「シャア専用オーリス スペシャルサイト」にてご確認ください。
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