2010年4月14日 (水)
「メカデザイン FOR 1/1 メカニックデザイナー 大河原邦男」展、新潟市新津美術館にて4月13日より開催
メカニックデザインの第一人者・大河原邦男氏の、40年近くに及ぶ仕事の全容を紹介する。
観覧料は一般700円、大学生・高校生500円、中学生以下は無料。
ロボットアニメブームが起きた1970年代に、日本で初めて「メカニックデザイナー」として認知され、その後の「機動戦士ガンダム」で、アニメ業界の潮流を変えるほどのメカを生み出し、1980年代のリアルロボットブームを牽引した大河原邦男氏。
「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」などのリアルロボットだけでなく、「ヤッターマン」に代表されるギャグメカや、「勇者シリーズ」などのスーパーロボットのデザインも数多く手掛け、時代や作品によって求められるデザインを幅広く生み出すクリエイターとして、デビューから30数年経た今なお、第一線で活躍する。
展覧会では大河原氏の持つ「現実の大きさを意識してデザインする」というデザイン概念をコンセプトに、1/1スケールを体感できる『ザクのヒート・ホーク』や、『ヤッターワンの鼻先』を展示。
そのほか代表的作品の原画や設定資料、プラモデル、玩具を通して、大河原氏の創作の歴史とデザインの思想を紹介するなど、メカデザインの魅力がぎっしりと詰まった催しとなっている。
さらに会期中は、大河原氏による講演会やサイン会、親子で楽しめる体験イベントなど関連イベントを多数予定。
関連イベントは事前申し込みが必要となっているので、詳しくは 新潟市新津美術館のサイトをご確認ください。
「メカデザイン FOR 1/1 メカニックデザイナー 大河原邦男」展 開催概要 | |
---|---|
会場 | 新潟市新津美術館 (新潟県新潟市秋葉区蒲ヶ沢 花と遺跡のふるさと公園内) |
会期 | 2010年4月13日(火)~ 7月1日(日) 開館時間: 10:00 ~ 17:00(入場は16:30まで) 休館日 : 月曜日(但し5/3・7/5は開館)、5月6日(木) |
観覧料 | 一般 700円 / 大学生・高校生 500円 / 中学生以下無料 ※20枚以上一括購入20%引 ※「花ふるフェスタ(6月6日)」開催当日は100円引 ※「SLばんえつクーポン」持参の方は20%引 |
概要 | 【開催趣旨】 日本のアニメーション界でメカニックデザインの第一人者として知られる大河原邦男(1947年東京都生まれ)。『科学忍者隊ガッチャマン』、『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』、『機動戦士ガンダム』、『装甲騎兵ボトムズ』など代表作の設定資料をはじめ、メカニックデザインの原画、商品化された玩具などにより、40年近くに及ぶ仕事の全容を紹介する。 【展覧会の構成】 原画約100点、設定資料80点、玩具50点、立体作品2点 第1章 1971-1978「メカニックデザイン」の誕生(『科学忍者隊ガッチャマン』など) 第2章 1979-1988「リアルロボット」の潮流(『機動戦士ガンダム』など) 第3章 1989-1999「多様化するアニメとメカデザイン」(『疾風アイアンリーガー』など) 第4章 2000- 「原点への回帰」(『ヤッターマン』、『機動戦士ガンダムSEED』など) |
あなたへのオススメ
編集部イチオシ
PREMIUM BANDAI
プレミアムバンダイ