2009年8月26日 (水)
【GUNDAM BIG EXPO】スペシャルステージ1日目完全レポート!
ガンダム史上最大級の博覧イベント「GUNDAM BIG EXPO」、そのスペシャルステージ1日目の模様を全て見せます!
宇宙世紀のGパイロット6人が「パイロットG30th I」で初集結!
パイロットG30th I
【出演】
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
飛田展男 〔機動戦士Ζガンダム カミーユ・ビダン役〕
矢尾一樹 〔機動戦士ガンダムΖΖ ジュドー・アーシタ役〕
檜山修之 〔機動戦士ガンダム 第08MS小隊 シロー・アマダ役〕
堀川りょう 〔機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY コウ・ウラキ役〕
辻谷耕史 〔機動戦士ガンダムF91 シーブック・アノー役〕〔機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 バーナード・ワイズマン役〕
MC:置鮎龍太郎
ガンダム30年の歴史上、最大級の博覧イベントとなった「GUNDAM BIG EXPO」。その記念すべき1日目トップのステージに現れたのは、6人のガンダム・パイロットたちだった!
Gパイロットたちは出撃の名セリフを叫びつつステージイン。壇上には6人の主役ガンダム・パイロットがそろったことに。これはガンダム史上初めての光景だった。続く名シーンを振り返るコーナーでは、当時の思い出や魅力がご本人から語られていった。今はベテランの域に達する6人。けれど、当時はデビューして1、2本目で主役という方も。「新人ゆえのつたなさが逆に少年らしさにつながり、当時の自分に勝てない部分もある」(古谷)という人もいれば、「DVD5.1ch用として再アフレコの機会をいただいたときに、新たな気持ちでコウを演じられたことは役者として幸せでした」(堀川)とその思いは実にさまざま。6人の情熱とこだわりが堪能できたステージとなった。
アムロ、ララァ、シャアが30年の刻を超えて邂逅する
GUNDAM 30th ANNIVERSARY
【出演】
富野由悠季
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
池田秀一 〔機動戦士ガンダム シャア・アズナブル役〕
潘 恵子 〔機動戦士ガンダム ララァ・スン役〕
ガンダムの歴史の出発点となった「機動戦士ガンダム」を振り返るこのステージ。舞台に古谷さん、潘さん、池田さんが迎えられ、アニメでは一度しか見られなかった3ショットが30年の刻を経て実現した。「30年経った今、3人でこのステージに立つことができて感無量です」(古谷)、「皆さんと、今こうやって30年経ってお会いできるとは思っていませんでした。自分の子供のような方たちにガンダムを育てていただいたことに本当に感謝しています」(潘)、「長生きしてて本当によかったと思っています」(池田)とそれぞれに心境を語った。ファンからのビデオメッセージも届けられ、多くの人生にガンダムという存在がかかわっていたことに古谷さんも驚いていた。けれど古谷さんご自身の人生にもガンダムは大きな転機となっていたという。
「15歳で『巨人の星』の星飛雄馬を演じていたのですが、飛雄馬のインパクトがあまりにも強くて、ずっと引きずってしまっていた。それをアムロという今までにない主人公を演じることで、飛雄馬の呪縛から抜け出すことができたんです。自分の中で『巨人の星』と『ガンダム』という大きな勲章ができたおかげで、プロの声優としてずっとやってこられました」(古谷)
潘さんにとってのララァは役者冥利につきる存在であった。
「ララァは女としては最高の役なんじゃないかという気がします。女の人の中には誰かを守る本能が男の人よりも多分にあるんじゃないかと思うんです。それだけ女性が男性より強いってことなんでしょうね。ね、古谷さん? 池田さん?」(潘)
潘さんの突然に問いかけに古谷さんたちは少しばかり動揺ぎみ。アムロ、ララァ、シャアの関係とは別に、こちらの3人の関係も仲むつまじく30年続いてきたようで。「いつまでも僕を導いてください」という池田さんに、会場からも笑いが起こっていた。
ファンからリクエストのあったシーンを、3人が生でアフレコしてくれるというスペシャルなサービスがあった後、富野由悠季監督がステージに到着。心待ちにしていた会場のファンに次のことばを投げかけた。
「我々大人の時代では考えが足らなかったところがいっぱいあります。ですから浅はかな大人たちの間違いをキチンと見分けて、今度は皆さんがよりよい指針を我々に見せていただきたい。『ガンダム』という作品には、次の人たちに新しい発言ができるようなレールを引いたつもりでいます。そして皆さんのお子たち、お孫さんたちが気持ちよく生きていける世界をつくるためのメッセージを、若い世代が楽しめるような形でつくっていただけると本当にうれしく思います」(富野)
「ガンダム」の始まりを手がけた4人から、次なる世代へ継承のレールが示され、ステージは幕を閉じた。
ツッチーを交えた同窓会は、ホワイトベース・クルーの意外な一面が!?
ホワイトベース同窓会
【出演】
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
古川登志夫 〔機動戦士ガンダム カイ・シデン役〕
飯塚昭三 〔機動戦士ガンダム リュウ・ホセイ役〕
鵜飼るみ子 〔機動戦士ガンダム フラウ・ボゥ役〕
白石冬美 〔機動戦士ガンダム ミライ・ヤシマ役〕
鈴木清信 〔機動戦士ガンダム ハヤト・コバヤシ役〕
土田晃之
1年戦争をホワイトベースという軍艦で戦い抜き、生活をともにしていたクルーたち。そんな彼らを演じた人たちの同窓会がスペシャルステージで実現。さらに同窓会幹事としてNo.1ガンダム芸人・土田晃之さんが特別参加。6人を控え室でも見ていた土田さんは「本当にワクワクドキドキで」と序盤からハイテンション。芸人ならではの観察眼で声優陣とキャラクターのギャップにも注目していた。コーナーでは名場面をみんなで見ながらエピソードを語ったり、生でセリフを披露したりと、ファンにはたまらないものばかり。ブライト艦長を演じた故鈴置洋孝さんやセイラ役の故井上瑶さんとのエピソードや、「裏フラウと裏ハヤト」(土田さん命名)のやりとりも飛び出しステージはほほえましい雰囲気に。「今日はホント楽しいなあ(笑)」と土田さんもご満悦。この楽しいステージで最も話題となったのがリュウ役の飯塚さん。なぜかダジャレ?を連発したり、イスで寝ていたりと、土田さんもツッコミがいのあるキャラクターということが判明。その飯塚さんが30年間、不満に思っていることがあったという。実は、マチルダが死んだときにはアムロが「マチルダさあぁ~ん!!」と叫んでいたのに、リュウが死んだときには叫んでくれてなかったのが不満だったのだ。そんなホワイトベース・クルーの貴重な思い出が聞けたり、意外な正体が判明したりと、楽しいひとときとなった。
ガンダムゲームの元祖と最新ガンダムゲームを古谷さんが体験!
「機動戦士ガンダム戦記」オンステージ with レジェンドゲームス
【出演】
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
GUNDAM BIG EXPO1日目最後のステージは、ガンダム・ゲームの歴史を古谷さんとともに振り返りながら、最新情報も紹介していくというもの。ガンダム・ゲームの第1作となったのはファミコンソフトの「機動戦士Ζガンダム ホットスクランブル」。最初のソフトが「機動戦士ガンダム」ではなく「Z」だったことにビックリしつつ、古谷さんもステージで初体験。ソフトのカートリッジをセットし、ゲームスタート。今回はカミーユではなくアムロとしてZガンダムを操り、ハイザックやジムを撃破していく。ちゃんとアムロになりきりゲームをしていくのはさすが! さらに最新作「機動戦士ガンダム戦記」も体験。PS3専用ソフトのこのゲームは、自機のほかに味方2機にも指示ができるのが特徴。今回は古谷さんのため特別にRX-78-2ガンダムが乗機に、味方機にはガンキャノンとガンタンクがついてプレイ開始。前に出すぎて味方のガンキャノンに撃たれたりしながらも、奮戦。ゲームを心から楽しんでいた。ステージでは特別に特典の新作アニメも一部上映。ガンダム・ゲームの歴史と進化を一気に楽しめたステージとなった。
パイロットG30th I
【出演】
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
飛田展男 〔機動戦士Ζガンダム カミーユ・ビダン役〕
矢尾一樹 〔機動戦士ガンダムΖΖ ジュドー・アーシタ役〕
檜山修之 〔機動戦士ガンダム 第08MS小隊 シロー・アマダ役〕
堀川りょう 〔機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY コウ・ウラキ役〕
辻谷耕史 〔機動戦士ガンダムF91 シーブック・アノー役〕〔機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 バーナード・ワイズマン役〕
MC:置鮎龍太郎
ガンダム30年の歴史上、最大級の博覧イベントとなった「GUNDAM BIG EXPO」。その記念すべき1日目トップのステージに現れたのは、6人のガンダム・パイロットたちだった!
Gパイロットたちは出撃の名セリフを叫びつつステージイン。壇上には6人の主役ガンダム・パイロットがそろったことに。これはガンダム史上初めての光景だった。続く名シーンを振り返るコーナーでは、当時の思い出や魅力がご本人から語られていった。今はベテランの域に達する6人。けれど、当時はデビューして1、2本目で主役という方も。「新人ゆえのつたなさが逆に少年らしさにつながり、当時の自分に勝てない部分もある」(古谷)という人もいれば、「DVD5.1ch用として再アフレコの機会をいただいたときに、新たな気持ちでコウを演じられたことは役者として幸せでした」(堀川)とその思いは実にさまざま。6人の情熱とこだわりが堪能できたステージとなった。
矢尾さん(左)は「当時新人だった自分は、ジュドーとともに成長させてもらった」と。飛田さん(右)は「Z」のオーディションで「(ガンダムの)続編なんてつくらないほうがいい」と言ってしまったとか
辻谷さん(左)は「0080」で「アル役の浪川大輔さん(当時小学6年生!)と演技でのやりとりが印象的」と。檜山さんは「シローが23歳で、設定上では同じ時代を生きているシャアより年上だったことに衝撃を受けた」という
アムロ、ララァ、シャアが30年の刻を超えて邂逅する
GUNDAM 30th ANNIVERSARY
【出演】
富野由悠季
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
池田秀一 〔機動戦士ガンダム シャア・アズナブル役〕
潘 恵子 〔機動戦士ガンダム ララァ・スン役〕
ガンダムの歴史の出発点となった「機動戦士ガンダム」を振り返るこのステージ。舞台に古谷さん、潘さん、池田さんが迎えられ、アニメでは一度しか見られなかった3ショットが30年の刻を経て実現した。「30年経った今、3人でこのステージに立つことができて感無量です」(古谷)、「皆さんと、今こうやって30年経ってお会いできるとは思っていませんでした。自分の子供のような方たちにガンダムを育てていただいたことに本当に感謝しています」(潘)、「長生きしてて本当によかったと思っています」(池田)とそれぞれに心境を語った。ファンからのビデオメッセージも届けられ、多くの人生にガンダムという存在がかかわっていたことに古谷さんも驚いていた。けれど古谷さんご自身の人生にもガンダムは大きな転機となっていたという。
「15歳で『巨人の星』の星飛雄馬を演じていたのですが、飛雄馬のインパクトがあまりにも強くて、ずっと引きずってしまっていた。それをアムロという今までにない主人公を演じることで、飛雄馬の呪縛から抜け出すことができたんです。自分の中で『巨人の星』と『ガンダム』という大きな勲章ができたおかげで、プロの声優としてずっとやってこられました」(古谷)
潘さんにとってのララァは役者冥利につきる存在であった。
「ララァは女としては最高の役なんじゃないかという気がします。女の人の中には誰かを守る本能が男の人よりも多分にあるんじゃないかと思うんです。それだけ女性が男性より強いってことなんでしょうね。ね、古谷さん? 池田さん?」(潘)
潘さんの突然に問いかけに古谷さんたちは少しばかり動揺ぎみ。アムロ、ララァ、シャアの関係とは別に、こちらの3人の関係も仲むつまじく30年続いてきたようで。「いつまでも僕を導いてください」という池田さんに、会場からも笑いが起こっていた。
ファンからリクエストのあったシーンを、3人が生でアフレコしてくれるというスペシャルなサービスがあった後、富野由悠季監督がステージに到着。心待ちにしていた会場のファンに次のことばを投げかけた。
「我々大人の時代では考えが足らなかったところがいっぱいあります。ですから浅はかな大人たちの間違いをキチンと見分けて、今度は皆さんがよりよい指針を我々に見せていただきたい。『ガンダム』という作品には、次の人たちに新しい発言ができるようなレールを引いたつもりでいます。そして皆さんのお子たち、お孫さんたちが気持ちよく生きていける世界をつくるためのメッセージを、若い世代が楽しめるような形でつくっていただけると本当にうれしく思います」(富野)
「ガンダム」の始まりを手がけた4人から、次なる世代へ継承のレールが示され、ステージは幕を閉じた。
30年間、「ガンダム」を通してメッセージを伝えてきた3人。「いま改めて、人は何をやってきたのか?と感じました。ですがまだ始まりかもしれません。そのために、もう少し私たちもメッセージを送りつづけることができたら幸せです」(池田)
ステージでは、アムロとララァが最初に湖で出会ったシーンを生の声で演じることに。2人が演じるのはDVDでの再アフレコ以来だったが、息もピッタリだった
古谷さんと池田さんが演じたのはア・バオア・クーで初めてアムロとシャアが生身で対峙するシーン。「30年前も今も変わらずシャアを演じているつもりです」と池田さん
ツッチーを交えた同窓会は、ホワイトベース・クルーの意外な一面が!?
ホワイトベース同窓会
【出演】
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
古川登志夫 〔機動戦士ガンダム カイ・シデン役〕
飯塚昭三 〔機動戦士ガンダム リュウ・ホセイ役〕
鵜飼るみ子 〔機動戦士ガンダム フラウ・ボゥ役〕
白石冬美 〔機動戦士ガンダム ミライ・ヤシマ役〕
鈴木清信 〔機動戦士ガンダム ハヤト・コバヤシ役〕
土田晃之
1年戦争をホワイトベースという軍艦で戦い抜き、生活をともにしていたクルーたち。そんな彼らを演じた人たちの同窓会がスペシャルステージで実現。さらに同窓会幹事としてNo.1ガンダム芸人・土田晃之さんが特別参加。6人を控え室でも見ていた土田さんは「本当にワクワクドキドキで」と序盤からハイテンション。芸人ならではの観察眼で声優陣とキャラクターのギャップにも注目していた。コーナーでは名場面をみんなで見ながらエピソードを語ったり、生でセリフを披露したりと、ファンにはたまらないものばかり。ブライト艦長を演じた故鈴置洋孝さんやセイラ役の故井上瑶さんとのエピソードや、「裏フラウと裏ハヤト」(土田さん命名)のやりとりも飛び出しステージはほほえましい雰囲気に。「今日はホント楽しいなあ(笑)」と土田さんもご満悦。この楽しいステージで最も話題となったのがリュウ役の飯塚さん。なぜかダジャレ?を連発したり、イスで寝ていたりと、土田さんもツッコミがいのあるキャラクターということが判明。その飯塚さんが30年間、不満に思っていることがあったという。実は、マチルダが死んだときにはアムロが「マチルダさあぁ~ん!!」と叫んでいたのに、リュウが死んだときには叫んでくれてなかったのが不満だったのだ。そんなホワイトベース・クルーの貴重な思い出が聞けたり、意外な正体が判明したりと、楽しいひとときとなった。
声優という仕事柄、イベントでお顔を見ることがなかなかできない方もいて、ホワイトベース・クルーの6人が一堂に会した光景は過去にも例がないほど貴重だった
30年前、アムロが叫んでくれなかったことに不満だった飯塚さんのために、ステージで古谷さんが「リュウさあぁぁん!!」と絶叫! 声を震わせた名演技に飯塚さんも大満足だった
ガンダムゲームの元祖と最新ガンダムゲームを古谷さんが体験!
「機動戦士ガンダム戦記」オンステージ with レジェンドゲームス
【出演】
古谷 徹 〔機動戦士ガンダム アムロ・レイ役〕
GUNDAM BIG EXPO1日目最後のステージは、ガンダム・ゲームの歴史を古谷さんとともに振り返りながら、最新情報も紹介していくというもの。ガンダム・ゲームの第1作となったのはファミコンソフトの「機動戦士Ζガンダム ホットスクランブル」。最初のソフトが「機動戦士ガンダム」ではなく「Z」だったことにビックリしつつ、古谷さんもステージで初体験。ソフトのカートリッジをセットし、ゲームスタート。今回はカミーユではなくアムロとしてZガンダムを操り、ハイザックやジムを撃破していく。ちゃんとアムロになりきりゲームをしていくのはさすが! さらに最新作「機動戦士ガンダム戦記」も体験。PS3専用ソフトのこのゲームは、自機のほかに味方2機にも指示ができるのが特徴。今回は古谷さんのため特別にRX-78-2ガンダムが乗機に、味方機にはガンキャノンとガンタンクがついてプレイ開始。前に出すぎて味方のガンキャノンに撃たれたりしながらも、奮戦。ゲームを心から楽しんでいた。ステージでは特別に特典の新作アニメも一部上映。ガンダム・ゲームの歴史と進化を一気に楽しめたステージとなった。
「ガンダム戦記」をプレイ中の古谷さん。グラフィックの美しさに驚いていた。この日、古谷さんは4ステージすべてに出演という皆勤賞! どうもお疲れさまでした
ガンダムインフォ編集部
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