9月29日(木)から本日10月2日(日)にかけて開催された、全てのガンダムファンが楽しめるスペシャルイベント「GUNDAM NEXT FUTURE TOKYO BASE」にて、「劇場版『Gのレコンギスタ』&『ククルス・ドアンの島』プロデューサートークステージ」が開催された。
本トークステージには、劇場版『Gのレコギスタ』よりプロデューサーの仲 寿和さん、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』よりプロデューサーの福嶋大策さんが登壇。MCにライターの石井 誠さんが登壇し、富野由悠季監督、安彦良和監督との仕事と、クリエイターとしての魅力が語られた。
それでは早速、本トークステージの様子をお届けしよう。
本トークステージには、劇場版『Gのレコギスタ』よりプロデューサーの仲 寿和さん、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』よりプロデューサーの福嶋大策さんが登壇。MCにライターの石井 誠さんが登壇し、富野由悠季監督、安彦良和監督との仕事と、クリエイターとしての魅力が語られた。
それでは早速、本トークステージの様子をお届けしよう。
「劇場版『Gのレコンギスタ』&『ククルス・ドアンの島』プロデューサートークステージ」レポート
今年2022年に劇場公開された劇場版『Gのレコンギスタ』と『ククルス・ドアンの島』。両プロデューサーが自身の担当作品に初めて関わったタイミングについて、仲さんは「2013年の春ごろです。当時は『機動戦士ガンダムUC』の7話の制作を行っていたタイミングでした。それ以前にも『UC』を作りながら、スタジオにちょくちょく富野さんが来ていたのを見かけて、『なにか仕込んでるんだ!』とワクワクしていました」当時を振り返る。
▲仲 寿和さん
福嶋さんは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の繋がりで声をかけられたそう。「その時すでに上がっていた脚本を読んで『面白そうだな』と思い企画に入りました。ただ、プロデューサーとして初めての作品で、安彦さんが監督だったので、プレッシャーが大きくものすごく緊張しましたね」と大御所と働く重圧を吐露。これに対して仲さんも、「自分が見ていた作品を作っていた人と仕事をするのはドキドキしますよね」と同意した。
続いて、富野監督、安彦監督と一緒に仕事をする以前のイメージについて。仲さんは「怒ると怖い人というイメージがあったので『なるべく怒らせないように頑張ろう』と思っていました。でも、早々に怒られて、富野監督に『コイツ(仲さん)を外せ』と言われてしまって。やってしまった、と思いました」という衝撃のエピソードを披露。しかし、怒られた後もとにかく富野監督と対話を続け、萎縮せずにやってきたことで、現在まで一緒に仕事をやらせていただいています、と富野監督との仕事を回顧した。
安彦監督との仕事について、福嶋さんは「絵に対して頑固だったので、上がったカットを持っていって『これは駄目だ』と言われると心に来るものがありました。それを描いてくれたクリエイターに伝えるのも大変でしたね」と、プロデューサーならではの大変さとともに振り返った。
また、両監督共に全カットの上がりをチェックしていたことが明かされ、大御所たちの驚異のバイタリティに、登壇者一同驚きの様子を見せた。
「監督から言われて印象的だったこと」という質問では、福嶋さんが安彦監督から「監督のチェックに従わなくて良い」と言われたエピソードを紹介。「戻したチェックよりものよりもいいものにしてね、というプレッシャーはあるものの、調整させてくれることが意外でした」と、安彦監督との作品作りを振り返る。
続いて、富野監督、安彦監督と一緒に仕事をする以前のイメージについて。仲さんは「怒ると怖い人というイメージがあったので『なるべく怒らせないように頑張ろう』と思っていました。でも、早々に怒られて、富野監督に『コイツ(仲さん)を外せ』と言われてしまって。やってしまった、と思いました」という衝撃のエピソードを披露。しかし、怒られた後もとにかく富野監督と対話を続け、萎縮せずにやってきたことで、現在まで一緒に仕事をやらせていただいています、と富野監督との仕事を回顧した。
安彦監督との仕事について、福嶋さんは「絵に対して頑固だったので、上がったカットを持っていって『これは駄目だ』と言われると心に来るものがありました。それを描いてくれたクリエイターに伝えるのも大変でしたね」と、プロデューサーならではの大変さとともに振り返った。
また、両監督共に全カットの上がりをチェックしていたことが明かされ、大御所たちの驚異のバイタリティに、登壇者一同驚きの様子を見せた。
「監督から言われて印象的だったこと」という質問では、福嶋さんが安彦監督から「監督のチェックに従わなくて良い」と言われたエピソードを紹介。「戻したチェックよりものよりもいいものにしてね、というプレッシャーはあるものの、調整させてくれることが意外でした」と、安彦監督との作品作りを振り返る。
▲福嶋大策さん
仲さんは「これ、と言われると思い浮かばないですが……」と前置きしつつ、「最近の世の中の出来事について雑談が出来たのはとても贅沢な経験でした。自然と富野監督からいろいろな影響を受けていると思います」と、長年共に仕事をしてきたからこそ経験することができた特別な時間を振り返った。
このほか、トークステージでは、両監督の次回作にまつわるプロデューサーとしての想いや、今後発売される各作品のBlu-rayの情報、「欠番カット」など、貴重なエピソードの数々を披露。
本トークイベントの様子はガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」にてアーカイブ配信中となっているので、気になる人はぜひチェックしてみよう。
このほか、トークステージでは、両監督の次回作にまつわるプロデューサーとしての想いや、今後発売される各作品のBlu-rayの情報、「欠番カット」など、貴重なエピソードの数々を披露。
本トークイベントの様子はガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」にてアーカイブ配信中となっているので、気になる人はぜひチェックしてみよう。
(ガンダムインフォ編集部)
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