▲福田己津央監督、鈴村健一さん、田中理恵さん、保志総一朗さん、下野 紘さん、上坂すみれさん
「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開1周年 アニバーサリーイベント」が、1月26日(日)に東京・丸の内ピカデリー ドルビーシネマで開催された。
イベントは2回開催され、全国の映画館でライブビューイングも実施。舞台挨拶には、キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、ラクス・クライン役の田中理恵さん、シン・アスカ役の鈴村健一さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野 紘さん、イングリット・トラドール役の上坂すみれさん、福⽥⼰津央監督が登壇。1周年を迎えた本作への思いやエピローグカットの裏話について語られたほか、サプライズでマイティーストライクフリーダムガンダムのケーキも登場した。
それでは早速、1回目のイベントの模様をレポートしていこう。
イベントは2回開催され、全国の映画館でライブビューイングも実施。舞台挨拶には、キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、ラクス・クライン役の田中理恵さん、シン・アスカ役の鈴村健一さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野 紘さん、イングリット・トラドール役の上坂すみれさん、福⽥⼰津央監督が登壇。1周年を迎えた本作への思いやエピローグカットの裏話について語られたほか、サプライズでマイティーストライクフリーダムガンダムのケーキも登場した。
それでは早速、1回目のイベントの模様をレポートしていこう。
イベントレポート
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』上映後、スクリーン前にファウンデーション王国のバラの庭園をイメージしたパネルが設置され、ファンから拍手が起こる中、MCの吉田尚記さんが登場。本作が2024年1月26日(金)の公開から1周年を迎え、興行収入53億円、観客動員数316万人を突破。また第48回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞を受賞したことが紹介された。
続いて、保志総一朗さん、田中理恵さん、鈴村健一さん、下野 紘さん、上坂すみれさん、福⽥⼰津央監督が登壇。福田監督からの「1周年が経ち、おかげさまでいろんな賞もいただけて、幸せな一年になりました。本当にありがとうございます」という感謝の言葉とともに、舞台挨拶がスタートした。
吉田さんが本作を見た回数を客席に問いかけると、今回のイベントで初めて観たという人が一人だけおり、「ここから始まるんだ!?」と保志さんから驚きの声が上がった。会場では10回以上見たという人も多く、中には100回以上見たという人も。大ヒットとなったことについて聞かれると、福田監督は「ひとえにみなさんのおかけです。公開時にもお伝えしましたが、見てくれた人が笑って楽しんでくれたらいいと思って作った作品です。数字や賞などは考えていなくて、ただみなさんが面白かったよと言ってくることが嬉しくて、一番の勲章だと思います。作品はこちら側だけが作るのではなく、見てくれる人やグッズなどをつくる人など、ひとつの作品を盛り上げるチームだと今回改めて感じました。あと10年くらいよろしくお願いします(笑)」とコメントした。
『SEED FREEDOM』が公開されてからの1年間、様々なイベントが開催されてきた。保志さんは田中さんとともに訪れたアメリカ・ラスベガスとシアトルで行われたイベントを振り返り「英語はわからなかったけど、ファンのみんなさんの勢いやコスプレからたくさんの熱量を感じることができた」と語る。鈴村さんは公開前に福岡で行われた実物大νガンダムの点灯式に参加したことに触れ、「ライジングフリーダムガンダムとイモータルジャスティスガンダムのパネルの前で保志さんと写真を撮った際に、保志さんがフリーダム、僕がジャスティスの前に立ったんですけど、当時はまだシンがどの機体に搭乗するか発表されておらず、なんならギャンに乗るのでは?と言われていた時代だったので、特になんの意図もなくジャスティスの前に立っていたことが、ファンの方から『ネタバレだ』と言われてしまいました。あれは本当に偶然で、言われたとおりに立っただけなのに(笑)」を告白していた。
続いて、本作から「SEEDシリーズ」初参加となった下野さんと上坂さんの話題に。
下野さんは『SEED』を初放送時から見ており、MSに乗りたいという憧れもあったとのこと。「ガンダム作品には色々と参加させてもらっているんですが、パイロットとしてMSに乗る機会はもうないと思っていました。今回『SEED FREEDOM』に出演させていただいて、MSに乗れて本当に良かったです。戦い始めたら、すごく圧倒していたはずが、気づいたら超次元的な力で攻撃が効かなくなり、愛の偉大さを感じました」と笑いつつ、「収録時は、自分の人格が崩壊するのではないかという思いを全力でぶつけて、砕け散った。オルフェは自分でも珍しいキャラクターで、制限をかけず邪悪な感じで演技ができて楽しかったです」と、アフレコを振り返る。
また、上坂さんは「福田監督には『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』という作品でお世話になりました。『クロスアンジュ』では“元気いっぱいのメイド”というキャラクターだったので、今回イングリッドのオファーをいただき、私に引き出しがあるだろうか……と緊張しました」と語り、「収録当時は分散収録がメインで、オルフェと一緒に収録することは叶わなかったけど、下野さんの収録が先に行われていたので、オルフェの邪悪な演技を聞きながら収録でき、どんな人にイングリッドがついていこうとしているのかをイメージしながら演技ができました」と話すと、「邪悪なだけじゃなかったでしょ!優雅さもあったって!」と下野さんからツッコミが入る場面も。
福田監督はオルフェとイングリッドについて、「オルフェは“明るいキラ”だとずっと思っているんですよ。イングリッドは、あのメンバーの中に入るとすごく常識人で、思い詰めるタイプで一途」としつつ、「劇中でオルフェが『あなたのために咲いたのです』とラクスにバラを渡すシーンは、脚本の段階で“気持ち悪いな”と思っていたシーンだったので、逆にそれを気持ち悪くなく説得力がある人をキャスティングしていて、ちゃんとに気持ち悪くないシーンにないましたね」と裏話を披露し、下野さんは「なんだか丸め込まれてる気もするけど、悪い気はしませんね」と苦笑いしていた。
本編でも”イチャイチャ”していたキラとラクスのエピローグカットについて問われると、保志さんは「すべてが終わったあとのシーンなので、少し開放された感じで、初めて演じるかのような初々しさがありました」と答える。田中さんは「一緒に収録できたのですが、距離感をどうするかについてスタッフさんたちと相談しながら収録しました」と振り返った。
吉田さんに「シンは痴話喧嘩に巻き込まれただけでは?」と話を振られた鈴村さんは「特に何もしてないのに悪口をいっぱい言われて、シンはかわいそうですよ。でも完成した作品を見た時には”俺こそ主人公だ”と思うほどエネルギッシュさを感じたし、どんなに文句を言われても分身して倒せばいい。”無双”とはこういうことだということが描かれていて、スッキリしました」とコメント。「テレビシリーズよりも、より純度の上がった少年らしさを今回のシンから感じた」と振り返った。
ここで、イベント参加者に配布された入場者プレゼントの描き下ろしイラストを紹介。バースデーケーキを取り囲むキャラクターたちに歓声が上がり、「あのアスランの表情はなんだ?」「にっこりしてる!かわいいい!」と笑顔のアスランについて触れる一幕も。
さらに、サプライズとしてファーストバースデーケーキが壇上に登場。マイティーストライクフリーダムガンダムを中心にハロなどがデザインされた大きなケーキに出演者も驚きの声をあげ、ケーキを取り囲んで興味津々の様子だった。
続いて、保志総一朗さん、田中理恵さん、鈴村健一さん、下野 紘さん、上坂すみれさん、福⽥⼰津央監督が登壇。福田監督からの「1周年が経ち、おかげさまでいろんな賞もいただけて、幸せな一年になりました。本当にありがとうございます」という感謝の言葉とともに、舞台挨拶がスタートした。
吉田さんが本作を見た回数を客席に問いかけると、今回のイベントで初めて観たという人が一人だけおり、「ここから始まるんだ!?」と保志さんから驚きの声が上がった。会場では10回以上見たという人も多く、中には100回以上見たという人も。大ヒットとなったことについて聞かれると、福田監督は「ひとえにみなさんのおかけです。公開時にもお伝えしましたが、見てくれた人が笑って楽しんでくれたらいいと思って作った作品です。数字や賞などは考えていなくて、ただみなさんが面白かったよと言ってくることが嬉しくて、一番の勲章だと思います。作品はこちら側だけが作るのではなく、見てくれる人やグッズなどをつくる人など、ひとつの作品を盛り上げるチームだと今回改めて感じました。あと10年くらいよろしくお願いします(笑)」とコメントした。
『SEED FREEDOM』が公開されてからの1年間、様々なイベントが開催されてきた。保志さんは田中さんとともに訪れたアメリカ・ラスベガスとシアトルで行われたイベントを振り返り「英語はわからなかったけど、ファンのみんなさんの勢いやコスプレからたくさんの熱量を感じることができた」と語る。鈴村さんは公開前に福岡で行われた実物大νガンダムの点灯式に参加したことに触れ、「ライジングフリーダムガンダムとイモータルジャスティスガンダムのパネルの前で保志さんと写真を撮った際に、保志さんがフリーダム、僕がジャスティスの前に立ったんですけど、当時はまだシンがどの機体に搭乗するか発表されておらず、なんならギャンに乗るのでは?と言われていた時代だったので、特になんの意図もなくジャスティスの前に立っていたことが、ファンの方から『ネタバレだ』と言われてしまいました。あれは本当に偶然で、言われたとおりに立っただけなのに(笑)」を告白していた。
続いて、本作から「SEEDシリーズ」初参加となった下野さんと上坂さんの話題に。
下野さんは『SEED』を初放送時から見ており、MSに乗りたいという憧れもあったとのこと。「ガンダム作品には色々と参加させてもらっているんですが、パイロットとしてMSに乗る機会はもうないと思っていました。今回『SEED FREEDOM』に出演させていただいて、MSに乗れて本当に良かったです。戦い始めたら、すごく圧倒していたはずが、気づいたら超次元的な力で攻撃が効かなくなり、愛の偉大さを感じました」と笑いつつ、「収録時は、自分の人格が崩壊するのではないかという思いを全力でぶつけて、砕け散った。オルフェは自分でも珍しいキャラクターで、制限をかけず邪悪な感じで演技ができて楽しかったです」と、アフレコを振り返る。
また、上坂さんは「福田監督には『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』という作品でお世話になりました。『クロスアンジュ』では“元気いっぱいのメイド”というキャラクターだったので、今回イングリッドのオファーをいただき、私に引き出しがあるだろうか……と緊張しました」と語り、「収録当時は分散収録がメインで、オルフェと一緒に収録することは叶わなかったけど、下野さんの収録が先に行われていたので、オルフェの邪悪な演技を聞きながら収録でき、どんな人にイングリッドがついていこうとしているのかをイメージしながら演技ができました」と話すと、「邪悪なだけじゃなかったでしょ!優雅さもあったって!」と下野さんからツッコミが入る場面も。
福田監督はオルフェとイングリッドについて、「オルフェは“明るいキラ”だとずっと思っているんですよ。イングリッドは、あのメンバーの中に入るとすごく常識人で、思い詰めるタイプで一途」としつつ、「劇中でオルフェが『あなたのために咲いたのです』とラクスにバラを渡すシーンは、脚本の段階で“気持ち悪いな”と思っていたシーンだったので、逆にそれを気持ち悪くなく説得力がある人をキャスティングしていて、ちゃんとに気持ち悪くないシーンにないましたね」と裏話を披露し、下野さんは「なんだか丸め込まれてる気もするけど、悪い気はしませんね」と苦笑いしていた。
本編でも”イチャイチャ”していたキラとラクスのエピローグカットについて問われると、保志さんは「すべてが終わったあとのシーンなので、少し開放された感じで、初めて演じるかのような初々しさがありました」と答える。田中さんは「一緒に収録できたのですが、距離感をどうするかについてスタッフさんたちと相談しながら収録しました」と振り返った。
吉田さんに「シンは痴話喧嘩に巻き込まれただけでは?」と話を振られた鈴村さんは「特に何もしてないのに悪口をいっぱい言われて、シンはかわいそうですよ。でも完成した作品を見た時には”俺こそ主人公だ”と思うほどエネルギッシュさを感じたし、どんなに文句を言われても分身して倒せばいい。”無双”とはこういうことだということが描かれていて、スッキリしました」とコメント。「テレビシリーズよりも、より純度の上がった少年らしさを今回のシンから感じた」と振り返った。
ここで、イベント参加者に配布された入場者プレゼントの描き下ろしイラストを紹介。バースデーケーキを取り囲むキャラクターたちに歓声が上がり、「あのアスランの表情はなんだ?」「にっこりしてる!かわいいい!」と笑顔のアスランについて触れる一幕も。
さらに、サプライズとしてファーストバースデーケーキが壇上に登場。マイティーストライクフリーダムガンダムを中心にハロなどがデザインされた大きなケーキに出演者も驚きの声をあげ、ケーキを取り囲んで興味津々の様子だった。
そして、来場者の「1周年おめでとう」という掛け声とともに出演者の記念撮影を実施。最後に代表して保志さんと福田監督が挨拶し、大盛り上がりのなか、イベントは締め括られた。
保志さん「『SEED FREEDOM』が2024年1月26日(金)に公開されてちょうど1年、あっという間でした。色々なイベントに参加したり皆さんの声を聞いたりと充実した1年でした。今後も『SEEDシリーズ』として盛りがって行きますので、出演者としてもファンとしても、みなさんと一緒に楽しみたいと思っています。これからも『SEED FREEDOM』をよろしくお願いします」
福田監督「ご来場いただきありがとうございました。この1年間色々と愛していただき、作品としては本望に尽きます。『SEED FREEDOM ZERO』も制作しておりますので、今後も楽しみにしていただければと思います。1周年本当にありがとうございました、これからもよろしくお願いいたします」
保志さん「『SEED FREEDOM』が2024年1月26日(金)に公開されてちょうど1年、あっという間でした。色々なイベントに参加したり皆さんの声を聞いたりと充実した1年でした。今後も『SEEDシリーズ』として盛りがって行きますので、出演者としてもファンとしても、みなさんと一緒に楽しみたいと思っています。これからも『SEED FREEDOM』をよろしくお願いします」
福田監督「ご来場いただきありがとうございました。この1年間色々と愛していただき、作品としては本望に尽きます。『SEED FREEDOM ZERO』も制作しておりますので、今後も楽しみにしていただければと思います。1周年本当にありがとうございました、これからもよろしくお願いいたします」
(ガンダムインフォ編集部)
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開1周年 アニバーサリーイベント
開催日:2025年1月26日(日)
会場:丸の内ピカデリー ドルビーシネマ(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン別館5F)
開催日:2025年1月26日(日)
会場:丸の内ピカデリー ドルビーシネマ(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン別館5F)
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