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2019年3月4日 (月)

ガンダムパワーワード 第79回「たとえ優れた能力を持っていたとしても、心が弱くて腐ってたんじゃ意味がない」

第79回

たとえ優れた能力を持っていたとしても、

心が弱くて腐ってたんじゃ意味がない

―― ウルフ・エニアクル

(『機動戦士ガンダムAGE』第25話より)


アセム・アスノの上官であり、頼れる兄貴分であったウルフ・エニアクルが、アセムの能力の高さを認めながらも、その心の脆弱さを説いたセリフです。父であるフリットのような「Xラウンダー」でないことに負い目を感じているアセムは、戦場でも焦ることが多く、それが暴走に繋がっていました。ウルフはそんな彼の気持ちを理解した上で成長を促したのです。

 

 

ここがポジティブ!

能力と心のバランスはいつでも難しいものがあります。能力だけが先行しても、見落とすものがありますし、心だけが先行しても良い結果に繋がらない場合もあるのです。『機動武闘伝Gガンダム』では「明鏡止水」の心という言葉で表現されていますが、能力と心のバランスが一致したとき、はじめて自身の持つ力が最大限に発揮されます。努力で勝ち取った能力をコントロールするのはやはり感情ですから、常に冷静な状況判断は必要と言えるでしょう。

 

 

(ガンダムインフォ編集部)

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