2018年4月23日 (月)
ガンダムパワーワード 第35回「戦場にある強き者の心の中にある、平和の思い出を思い出せ」
第35回
戦場にある強き者の心の中にある、平和の思い出を思い出せ
―― マリア・ピァ・アーモニア
（『機動戦士Vガンダム』第45話）
マリア主義の教祖であるマリア・ピァ・アーモニアが、巨大サイコミュ兵器「エンジェル・ハイロゥ」でサイコ・ウェーブの発信実験を行った際、祈りと共に伝えた言葉の一節。
マリア自体は真の平和を願っての行動でしたが、サイコ・ウェーブは人類から闘争心を取り除き、退化させる能力を持っていました。これらはザンスカール帝国軍の宰相フォンセ・カガチによる策略であり、マリアは利用されていたのです。
ここがポジティブ！
闘争本能に優れた者こそ、戦いを捨てるべきだ――マリアは戦場に向けてそのように訴えかけました。理想論で言えば、確かに戦場に立つ強者が敢えて戦いを捨てれば、自然と戦いは終結するはずです。
強大な発言力や政治力を持つ勢力こそ、強権的な手法にとらわれないことが大切だ、という考えは、自身が強者側になったときも忘れずにいたいものですね。
（ガンダムインフォ編集部）
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