2018年4月2日 (月)
ガンダムパワーワード 第32回「泣いてなんかいません。泣いて大人になるなんて悲し過ぎるじゃないですか」
第32回
泣いてなんかいません。
泣いて大人になるなんて悲し過ぎるじゃないですか
―― ウッソ・エヴィン
(『機動戦士Vガンダム』第47話)
ファラ・グリフォンが乗るゲンガオゾを撃墜したウッソ。敵でありながら一時は交流もあったファラの流転の人生を想うだけでなく、自らが止めを刺したという事実に傷ついたウッソがこぼしたセリフです。
同僚には「泣いてなんかいません」と反発していましたが、まだ精神的に大人になり切れない彼が強いショック状態にあったことが窺えます。
ここがポジティブ!
ウッソの中では、涙を流す=子どもという概念があったようです。つまり、悲劇を泣いて乗り越えるのは子どもの所業であり、大人へと成長する通過儀礼と捉えることには違和感があったのでしょう。
私たちも、学校や会社で何か取り返しのつかない失敗をして、泣きたくなるほど落ち込むことも確かにあります。そんなときはこのウッソのセリフを思い出し、自らを叱咤激励することも必要なのではないでしょうか。
(ガンダムインフォ編集部)
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