2022年10月3日 (月)
ガンダムパワーワード第253回「生きている人が使っているのですから、明日は明日でまた汚れ物は出ます」
第253回
生きている人が使っているのですから、明日は明日でまた汚れ物は出ます
――ディアナ・ソレル
(『∀ガンダム』第21話より)
容姿がそっくりな地球の民間人キエル・ハイムと入れ替わり生活していた、月の女王ディアナ・ソレル。彼女はリリ・ボルジャーノの意地悪により、野戦病院で働くことになります。
厳しい看護婦長の指示を受け働いたディアナですが、負傷兵が次々と運び込まれる悲惨な状況と、雑用すら満足にこなせないことに自身の力のなさを痛感します。それでもシーツなどの洗濯を続け、正体を知る警護役ロラン・セアックにもその意義を説いたのです。
厳しい看護婦長の指示を受け働いたディアナですが、負傷兵が次々と運び込まれる悲惨な状況と、雑用すら満足にこなせないことに自身の力のなさを痛感します。それでもシーツなどの洗濯を続け、正体を知る警護役ロラン・セアックにもその意義を説いたのです。
ここがポジティブ!
月の女王として人民を統制する立場であったディアナが、血で汚れたシーツを洗濯する雑用の重要性を実感したように、立場が変われば目に見えるものも大きく変わります。
人間はその頭脳でたくさんのものを創造してきましたが、一方で生きるためにたくさんのものを犠牲にしてきました。人が生きながらえていくためには、何かが汚れたり、失われたりするという事実は忘れたくないものですね。
人間はその頭脳でたくさんのものを創造してきましたが、一方で生きるためにたくさんのものを犠牲にしてきました。人が生きながらえていくためには、何かが汚れたり、失われたりするという事実は忘れたくないものですね。
(ガンダムインフォ編集部)
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