2020年11月16日 (月)
ガンダムパワーワード 第165回「決められた役割を演じるというのは、難しいものだな」
第165回
決められた役割を演じるというのは、難しいものだな
パプテマス・シロッコ
（『機動戦士Ζガンダム』第23話より）
ティターンズが発動したフォン・ブラウン制圧作戦「アポロ作戦」において、パプテマス・シロッコは、上官のジャマイカン・ダニンガンをも出し抜いてフォン・ブラウン制圧を果たしました。しかし、さすがのジャマイカンでもこうしたシロッコの独断専行を許さず、張り手をくらわせたのです。
一方のシロッコは、張り手をされた直後にこのようにつぶやき、ときには組織のために自身の能力を抑えねばならないことへの不毛さと難しさを実感したのでした。
一方のシロッコは、張り手をされた直後にこのようにつぶやき、ときには組織のために自身の能力を抑えねばならないことへの不毛さと難しさを実感したのでした。
ここがポジティブ！
組織の一員として求められる能力は、上層部の指示に従い作戦を遂行する能力であり、いくら有能であっても勝手な行動は推奨されません。シロッコのように優れた才覚を持つ人物からすれば、そうした組織の論理は、単に息苦しいものであると言えます。
現代においても、組織の中で自分の能力を過小評価されたり、相応とはいえない役割に回されることもあるでしょう。そんなときは、シロッコのセリフをつぶやきながら、やり過ごすのもひとつの手ではないでしょうか。
現代においても、組織の中で自分の能力を過小評価されたり、相応とはいえない役割に回されることもあるでしょう。そんなときは、シロッコのセリフをつぶやきながら、やり過ごすのもひとつの手ではないでしょうか。
（ガンダムインフォ編集部）
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