2024年8月19日 (月)
ガンダムパワーワード第347回「仕立ての良いスーツみたいだけど、匂いは消せていない」
第347回
仕立ての良いスーツみたいだけど、匂いは消せていない
――ギギ・アンダルシア
(『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より)
地球と月を結ぶ往還船ハウンゼン356便に搭乗したケネス・スレッグは、若く美しい少女ギギ・アンダルシアを口説きに、彼女の隣の席に着きます。するといきなり「マフティー」の話をされ、 驚くケネスに対して、服装だけでは「軍人らしさ」を消すことができないと指摘したのです。
ここがポジティブ!
連邦政府の上層部やその家族のみが搭乗できるハウンゼン356便だけに、そこに軍関係者が乗り込んでいてもおかしくありません。しかしながら、軍服で搭乗しているわけではないため、通常、それを見抜くのは難しいことです。それでもギギは、所作や体格、雰囲気などを総合した「匂い」から、ケネスが軍人であることを見抜きました。見た目だけでは隠しきれない、本質を見定める鋭い勘を持つことができれば、様々な危険や誘惑から逃れる可能性も高まるのです。
(ガンダムインフォ編集部)
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