2023年5月1日 (月)
ガンダムパワーワード第282回「キミに譲れないものがあるように、僕にも譲れないものはある」
第282回
キミに譲れないものがあるように、僕にも譲れないものはある
――ビリー・カタギリ
(『機動戦士ガンダム00』1st Season 第18話より)
ユニオンのモビルスーツ部隊「MSWAD」の技術顧問であったビリー・カタギリが、盟友グラハム・エーカーに対して放った一言。グラハムは怪我を押してフラッグを整備するビリーを気遣いましたが、ビリ―は「そうもいかないよ」と作業を続けました。レイフ・エイフマン教授を死に至らしめたソレスタルビーイングに反撃するためには、今、休んでいるわけにはいかなかったのです。
ここがポジティブ!
人間にとってプライドとは、生きる上での大きな指針であり、行動原理のひとつです。そんなプライドが傷つけられたとき、無謀だとわかっていても反撃に出たり、反抗の意思を示したりするのは、ごく自然な行動と言えるでしょう。
ビリーでいえば、敬愛する師匠の死を防ぐことができなかった後悔から、自身の怪我の治癒ではなくソレスタルビーイングへの反抗を優先しました。
もちろん、そのように感情的に物事を判断してしまうと、良い結果に繋がらないこともあります。ただ、結果云々よりも、行動を優先しなければ気が収まらない事態というのも、長い人生の中ではあり得るのです。
ビリーでいえば、敬愛する師匠の死を防ぐことができなかった後悔から、自身の怪我の治癒ではなくソレスタルビーイングへの反抗を優先しました。
もちろん、そのように感情的に物事を判断してしまうと、良い結果に繋がらないこともあります。ただ、結果云々よりも、行動を優先しなければ気が収まらない事態というのも、長い人生の中ではあり得るのです。
(ガンダムインフォ編集部)
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