「Q.今月発売のガンプラで気になるのは？」はMG 1/100 サザビーVer.Kaが1位！【2013年12月9日～2013年12月15日】

Q．今月発売のガンプラで気になるのは？
　12月22日（日）、リアルな世界でのガンプラビルダー世界大会、GBWC2013（GUNDAM BUILDERS WORLD CUP 2013）の結果が発表された。オープンコース1位に、3回目にして初めて日本代表が選ばれた。作品名は「宇宙世紀最強の機体」、ベースモデルはMG 1/100 RX-93 νガンダム Ver.Kaだ。ポーズは普通の立ちポーズなのだが、細部のディテールの作りこみがすごい。特に胸の部分は必見である。そして、テレビの世界では『ガンダムビルドファイターズ』のガンプラバトル世界大会が始まり、予選に引き続き、新手のモビルスーツが登場して、セイとレイジの戦いから目が離せない。さらに巷では、クリスマスムードが高まってきて、ガンプラ売り場もにぎやかなことになっている。ということで、今回は今月発売のガンプラの調査をしてみた。

が46ポイント強の支持を集めた。ようやくMG Ver.Kaのサザビーが発売された。昨年末のνガンダムの発売から登場を待ち望んだ方も多かったのだろう。堂々の1位である。新解釈による各部のハッチオープン機構がそのものものしい容貌と重厚感を増している。ファンネルのコンテナや頭部までもハッチの開閉ができるようになっている。また、ぱっと見では気づかない外装の赤3色の塗り分けが絶妙で、深みが増してみえる。そして、MGならではの内部フレームを、外装を外すことなく、のぞき見ることができるのだ。う～ん、この圧倒的な存在感の赤い機体をぜひとも作ってみたい。

が20ポイント強の支持を集めた。対象商品はHG ベアッガイIII（さん）、HG ウイングガンダムフェニーチェ、HG BUILD CUSTOM メテオホッパーの3つが該当するものと思われる。MSに限れば、2体の合計と考えていいだろう。今回調査時には第10話の放送があったが、ウイングガンダムフェニーチェの活躍は第11話、第12話の方で見せ場があったので、もう少し後で調査すれば、さらにポイントが上がっていたかもしれない。左側にウイングを2枚とビームマントなどを搭載する左右非対称のデザインである。しかし、華麗にマントを翻し牛を仕留める闘牛士のような雰囲気もありカッコイイ。

　ガンプラビルダー世界大会のνガンダムを見て、MG νガンダム Ver.Kaが作りたくなった。もちろん優勝作品のような完成度に仕上げることは難しいのだが、キットのもつ可能性を自分の手で追体験したみたくなったのだ。予算が許せば、チタニウムフィニッシュもいいのだが、まずは通常版に挑戦したほうがよさそうだ。もちろん、サザビーも並べたい。この2体はMG史上、いやガンプラ史上、エポックメイキングなキットになると思う。しかし、ガンダムサンダーボルト版 HG 1/144 量産型ザク＋ビッグガンも気になる。これには小惑星のジオラマを準備してみたい。ああっ、どっちも時間がかかりそうだ。しかし、考えていてもしょうがない。おばあちゃんが言っていた。「できないことはない。勇気と決断だ」と。よし、けっ、決断するぞ～。