「Q．「ガンダムW BD-BOX1」11月22日いよいよ発売！上司にしたい女性キャラといえば？」はルクレツィア・ノインが1位！【2013年11月18日～2013年11月24日】

Q．「ガンダムW BD-BOX1」11月22日いよいよ発売！上司にしたい女性キャラといえば？
　 今年はアベノミクスという政府の成長戦略で景気が少し盛り返した感が少しあり、株価が上昇したりして、ガンプラ予算が少し増えた方もいたのではないだろうか。実は、その成長戦略の中で「女性が輝く日本へ」といわれ「女性役員・管理職の増加」が掲げられていた。女性の管理職比率の国際平均は30％というのに日本はたったの9％。なるほど、人口の半数は女性ということを考えれば、様々な業界で指揮をする管理職にもっと女性が進出するべきだろう。ということで、先日発売された「新機動戦記ガンダムW Blu-rayBox1」を元に『ガンダムW』で上司にしたい女性キャラを調査してみた。

が6割近くの支持を集めた。いわゆる男装の麗人の容姿をしていて、母性を感じさせるイメージはあまりない。養成学校をゼクスに次ぐ次席で卒業するなど成績も優秀であった。OZ時代はMSパイロットの教官をしていたため、男性目線からも上官のイメージがわきやすかったのだろう。基地内にバーを設けるなど、訓練兵を気遣う優しさも持ち合わせていた。ゼクスに対する愛情を露骨に表現することはなかったが、最終決戦では一人の女性としてガンダムチームからゼクスのもとへと走り、その実直な思いを貫く意志の強さと深い愛情を感じた。

が18ポイント、 第3位はレディ・アンが12ポイントと続いた。リリーナは実はお姫様ということで、最終的には女王様に祭り上げられてしまう。まあ、女性上司というか指導者としては王道パターンである。対するレディ・アンは過去の経歴は不明だが、冷酷非情に謀略をこなす様から、相当、苦労してきたことが想像される。リリーナはヒイロから「お前を殺す」と洗礼をうけ、レディ・アンはトレーズの真意を探るために、聖女レディ・アンを作り上げてしまう。どちらも愛する男性の真意をはかるのに翻弄させられていた。

　女性の場合、指導者や上官というものの、最後は「愛するもの」のために尽くす姿が多い。男も愛する者を守るために戦うのだが、どちらかというと「守るべきもの」という表現があっているような気がする。それには、異性や子供だけでなく、地域だったり国などを含めた広いものが含まれている。だが、女性の場合は、「あの男（ひと）のため」と信じる異性を守るために戦うという描き方をされることが多いようだ。もちろん個人的な恋愛感情を超えた指導者もいるのだろうが、どちらかというと女性は感覚で善悪を判断するような印象がある。しかし、最近は国際社会を舞台に、性別、国籍などを越えて、公平な立場で活躍する女性も多く目にするようになった。ということは、そんな印象も、実は、男目線のゆがんだ見方だったのかもしれない。今後の女性上司の活躍に期待したい。