2012年10月9日 (火)
「Q.ガンダムで、やがて銅像が建っちゃいそうなキャラクターといえば?」はシャア・アズナブルが1位!【2012年9月24日~2012年9月30日】
■第272回 2012年9月24日~2012年9月30日
Q.ガンダムで、やがて銅像が建っちゃいそうなキャラクターといえば?
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いや~、フリットはとうとう銅像にまでなってしまいました~。あのヴェイガンとの最終決戦のおかげで、ヴェイガンを含む人類の新たな歴史が始まったのだから、人々の熱い支持を受けての銅像作成だったのだと思う。人類の救世主となると公言していたので、本人にとっても本望だったのだろう。英雄は死後も休むことなく、人類の意志を統一するシンボルを務めなくてはならないのだ。ということで、ガンダム世界で銅像になってもおかしくないキャラを探ってみた。 |
第1位はシャア・アズナブルが半数以上の支持を集めた。ジオン・ダイクンの息子にして、一年戦争の英雄、そして新生ネオ・ジオンの総帥を務めた男。たしかに彼ならふさわしいのだろう。ジオン派を始めとするスペースノイドにとってはたしかにそうであろう。しかし、地球圏の人々にとってはどうだろう。彼はアクシズを落として、地球圏の人々を粛清しようとしたのだ。時代が変わって、スペースノイド中心の世界になった暁には、銅像が建てられるかもしれないが、だいぶ先の話だろう。 |
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第2位はラクス・クラインが2割強の支持を集めた。シャアに対して、ラクスは地球、プラント双方の救世主である。なので、より短い時間で銅像化される可能性がる。『SEED』の時は歌姫として人心を集め、『SEED DESTINY』の時はエターナルに乗り最前線で陣頭指揮を執った。好感度、知名度も十分で、人類貢献度も充分である。ただ、彼女の衣装は特別ひらひらふわふわしたものが多く、強度の問題などで作るのが大変そうである。しかし、女性の裸体像が多いとはいえ、英雄を芸術的に表現するのには、また問題がありそうだ。 |
人の銅像を作る意味とはなんであろう。偉業を成した人をたたえ忘れないようにするため、もしくは崇拝の対象とするためである。どちらもそののちの世界に生きる民衆の意識を集約する象徴としての意義があるのだ。しかし、世界情勢が変われば、逆に非難の対象ともなりえる存在でもある。フリットはそこまでも受け入れる覚悟があったのだろう。それほど彼の思いは強かった。 実は銅像にはもうひとつ役割があった。観光スポットとしての役割である。シャアやラクスやフリットなどの数々の活躍はのちに小説やドラマ化されて、人々の娯楽と共通意識となっていくだろう。その時には関連施設に銅像を設置することで、観光客の集客に貢献することになるのではないか。まあ理由はなんでもいいのだが、シャアとラクスの銅像はそれぞれ見てみたい。 |
ガンダムインフォ編集部
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