2012年8月27日 (月)
「Q.シャアに電話して「坊や」度を診断! シャアから「坊や」と診断されそうなキャラといえば?」はリディ・マーセナスが1位!【2012年8月13日~2012年8月19日】
■第266回 2012年8月13日~2012年8月19日
Q.シャアに電話して「坊や」度を診断!シャアから「坊や」と診断されそうなキャラといえば?
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男なら一度はあるはずだ。場末のバーに立ち寄り、ひとりで世を儚んだことが。 親友だと信じてくれていたガルマを罠にはめ、復讐の第一歩を踏み出してしまったシャア。弟の死をも統制に利用しようとする長兄ギレンの演説を見ながらひとりごちる「坊やだからさ」と。そんな、だんなも真っ白のスーツにサングラスって、ちょっと浮いてませんか~、と私がバーテンだったら突っ込みを入れたくなる。そんなシャアに直接電話ができるという、わけがわからない設定だが面白い企画なので、楽しんでしまおう。さあ、早速電話だ。 「~聞かせてもらおうか、君の答えを」 (えっ!)「・・・・・・」 「~直感で答えてくれ、いくぞ~」 (え~~と???) 「・・・・・・」 <以下略> いや~、結局、恥ずかしくって、答えられませんでした~~。音声認識をしているようなので、いろいろと突っ込んだ質問をしてみたいところだが、一人で個室にいるときに電話しないと恥ずかしい。でも、そこそこいいポイントをもらえたぞ。さては私の息遣いを察知していたのかな? しかし、シャアがバーで飲みながら電話している姿を想像するだけでも、楽しい企画だった。ということで、今回はいったい誰が「坊や」だったのか気になってきたので、調べてみた。 |
第1位はリディ・マーセナスが6割近い支持を獲得! おめでとう、キミが「坊や」代表だ。「坊や」の定義とはなんだろう。辞書などによると「世なれていない若い男を親しんで、または軽んじていう語。おぼっちゃん。」のようだ。つまり大人になりきれていない世間知らずな男ということになる。リディはどうだろう。裕福な家庭に育ち、しぐさ、言動といい、おぼっちゃんを絵に描いたようだ。その恵まれた背景により、どうしても自意識過剰になりがちだが、初対面のブライトに諌められたりしていた。そして、自分を白馬の王子さまと思い込み、オードリーに手を差し伸べるが、真の王子さまだったバナージにおいしいところを持っていかれてしまった。 |
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第2位はコウ・ウラキが16ポイント強の支持を得た。コウはどこが「坊や」だったのだろう。そうか「ニンジン嫌い」なシーンの印象が強かったのかもしれない。あとは、ニナを取り合ったガトーとの比較で子供ぽく見えたのかもしれない。ただ、「おぼっちゃん」としての育ちのよさはあまり見られなかった。は第3位の沙慈も育ちのよさでは、いまいちではあるが、お付き合いしていたルイスは超お金持ちなので、逆玉として「お坊ちゃん」の素養はあった。ただ育ちのよさでは、第6位のクロノクル・アシャーや第7位のグエン・サード・ラインフォードのほうが上だろう。 |
「お坊ちゃん」は、お金に恵まれていることが多いので、普通の子供のように欲しくても我慢しなくてもいい。ただ、よくあるのは、親との時間が少ないことが多い。お金をたくさん稼ぐ分だけ、たいてい親は忙しいのだ。そのかわり、おもちゃは欲しいだけ与えられ、シッターさんが面倒をみてくれる。 しかし、よく考えてみると、実はシャアが一番「坊や」だったのではないだろうか。お金に不自由していない、育ちはいい。親は殺されてしまったりするが、復讐をしてみたり、クワトロとして政治に介入してみたり、はたまた、ネオジオンの総帥として、地球圏の粛清を計ったり。これほどわがままなで、歳をとっても、なお妄執に取り付かれる人はめずらしい。大人になりきれていないといえるだろう。「坊や」を大人にすべく導く女性がいればよかったのかもしれないが、アルテイシアや母を越える存在がいなかったのかもしれない。 |
ガンダムインフォ編集部
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