2010年12月13日 (月)
「Q.師も走る12月。ところでガンダムで先生(師匠、教官)といえば?」はマスター・アジアが1位!【2010年11月29日~2010年12月5日】
■第177回 2010年11月29日~2010年12月5日
Q.師も走る12月。ところでガンダムで先生(師匠、教官)といえば?
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12月は師走ともいう。一般的にはお寺のお師匠さんも忙しく走り回る時期という風に考えられている。まあ実際、なんのかんのと忙しい。年賀状や大掃除、年末進行の締切や年末年始の特番の予約などなど。また、なにかとイベントも多い。そんな年の瀬に、元気で忙しそうな師匠をガンダムで探してみた。 |
第1位はマスター・アジアが半数近くの支持を得た。ガンダムで師弟関係の熱いドラマといえば、東方不敗マスターアジアとドモン・カッシュの関係がまず思いおこされるみたいだ。海外の格闘系映画や日本の格闘系アニメでは定番ともいえる師弟関係のドラマ。それをガンダムで真っ向からやっていたのが『Gガンダム』だったといってもよいだろう。マスターアジアは魂の叫びをその身をもってドモンに伝えようと熱い戦いをくり広げた。「親の心、子知らず」ともいうが、その想いが伝わるときに、熱い感動がこみ上げてくるみたいだ。 | ||||
第2位はティエリア(可愛い教官殿)が4分の1強の支持を得た。実はトレミークルーの間の師弟関係ははっきりしていない。にもかかわらずティエリアにこれだけの支持が集まったのは、ベーダへのアクセス能力があるからだけでなく、ロックオン(ライル)がちゃかして言った「可愛い教官殿」という発言からであろう。この発言のあったセカンドシーズンの放送時には、まさか劇場版で本当に「可愛い教官殿」になるとは思いもしなかった。ただ刹那にとっては「可愛い」というより、ちょっと「こうるさい教官」だったようにも感じたが。 |
親と子が遺伝子を伝えるものだとするならば、師匠と弟子は技と志を伝えるものといえるのかもしれない。「青は藍より出でて藍より青し」という格言がある。弟子は師匠から効率よく学び取って、さらに技を極めていくことができる。一般的に弟子の方が優れていることが多いということかと思っていたのだが、努力しなさいという教えだったようだ。加工を加えなければ「青」にはならないので簡単ではないということらしい。ただ、トレミークルーは別にティエリアを越えたいとは思ってなかっただろう。そういう意味で考えると、トレミークルーにとっての師匠はロックオン(ニール)だったのかもしれない。 |
ガンダムインフォ編集部
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