2010年9月27日 (月)
「Q.無人の木星探査船が地球圏に接近することから始まる劇場版ガンダム00。ガンダムで木星から来たといえば?」はパプテマス・シロッコが1位!【2010年9月13日~2010年9月19日】
■第166回 2010年9月13日~2010年9月19日
Q.無人の木星探査船が地球圏に接近することから始まる劇場版ガンダム00。ガンダムで木星から来たといえば?
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公開第1週の連休3日間で18万人以上(興行通信社調べ)を動員し、順調な滑り出しをした『劇場版ガンダム00』。物語の発端は木星から木星探査船が地球にやってくることだった。そういえば、ガンダムでは木星から来た人や物がいろいろとミステリアスだったりする。ということで、木星由来で気になる人や物をチェックしてみた。 |
第1位は圧倒的な大差でパプテマス・シロッコとなった。地球連邦政府の木星資源採掘船ジュピトリスの責任者として木星船団を統率する指揮官であったが、最終的にはティターンズを乗っ取ってしまう。『Ζガンダム』のラスボスとして、自ら開発したニュータイプ専用機ジ・Oでハマーンと互角に渡り合い、カミーユを精神崩壊に追い込むなど、非常に高い戦闘能力を示した。さらに思想的には女性の能力を認めていて、サラやレコアをその思想に心酔させ、配下に呼び寄せている。MAの隠し腕のように、抜け目のない男であった。 |
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第2位はシャリア・ブル。しかし、3位以下とは僅差であった。実は元祖、木星帰りの男とはこの人である。ジオンの木星エネルギー船団の隊長を務め、危険な任務から再三無事に帰還することから、フラアナガン機関からギレンにニュータイプの素養があるとの報告された。当時、ニュータイプとしての覚醒が早かったシャリア・ブル大尉。もしも、シャアやララァと連携していれば、アムロを倒せたかもしれない。しかし、ギレンに見出されキシリア傘下に送られるという、兄妹の政争の板挟みの中、器用に立ち回れない律儀さが災いしたようだ。 |
木星というのはなんか神秘性があるのかもしれない。木星からは電波も観測されていて、さまざまな調査や推測がされている。また、核融合のエネルギー源としても注目されている。もしかすると、時間的にも精神的にも過酷であろう木星への旅は、ニュータイプへの覚醒を促す環境なのかもしれない。人類の手が届かないほど遠くないし、されど簡単に行けるほど近すぎもしない。純正GNドライヴもそこでしか作れないようだし、木星はなんか不思議な力を持っているのかも。お月見ならぬ、木星を見ながらダンゴでも食べながら考えてみたい。 |
ガンダムインフォ編集部
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