2009年9月14日 (月)
「Q.衆院選は歴史的な結果に!ところで、その演説が歴史を動かしたキャラといえば?」はシャア・アズナブルが1位!【2009年8月31日~2009年9月6日】
■第112回 2009年8月31日~2009年9月6日
Q.衆院選は歴史的な結果に!ところで、その演説が歴史を動かしたキャラといえば?
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しかし、何で開票速報をほとんどの地上波でやる必要があるのだろう。おかげで「さっきも言いましたが、あっ、この局では初めてか……」などというように、政治家が同じ事を何度も言わなければならない。筆者も見なければいいのだが、つい、まんべんなくず~~と見続けてしまった。やっぱり、歴史を変える重大な事件だったのであろう。ということで、8月30日の衆議院議員選挙に合わせて、歴史を動かす雄弁なキャラを調査してみた。 |
第1位は過半数の支持を得たシャアだ。シャアの演説といえばU.C.0087の「ダカール演説(『Ζ』)」とU.C.0093の「スウィート・ウォーター演説(『逆シャア』)」があるが、形勢を逆転するきっかけとなったという点では「ダカール演説」の方が歴史を動かしたといえるかもしれない。人類の革新を唱えるジオニズムを提唱したジオンの息子であり、一年戦争時の華々しい武勲もある。生まれも良く、実力もあるので、一般市民の支持を得やすい。そんなシャアが、後にネオ・ジオン総帥となり、後者の演説で敵のギレンと同じ轍を踏むことになるのは皮肉だ。 |
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第2位はイオリアだった。演説といえばこの人というギレンに追われたが、なんとか2位をキープした。ただ、本人は冷凍睡眠中だったので、録画メッセージということもあり、なんとなく演説というより宣言という感じがした。反対に、GUNDAM BIG EXPOで妙に盛り上がったのが、熱のこもった「ギレンの演説」の生再現であった。しかも、ザビ家一族の全員集合の前である。演説の内容もそうだが、時と場所やしゃべり方も重要なんだな~と実感した。 |
言葉で歴史を動かす。それは魅惑的で危険な香りがする。とりようによっては、考えることを忘れさせ、扇動することのようにも聞こえる。だが時代の変わり目には、決意を持った人々の名言がたくさん残っているのも事実だ。はたしてシャアの言葉は我々をどこに導いてくれるのだろうか? |
ガンダムインフォ編集部
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