今年もやってきましたハッピー、ハロ～ウィン！この時期だけは、ちょっと恥ずかしい仮装をしても街中を堂々と歩けるとあって、さまざまな仮装者がそぞろ歩きしている。イベント会場でのコスプレと違って、血のりやドクロを使ったダークなイメージの仮装が多いのだが、それは、元となったケルト人のお祭りに死者と同じような仮装をするという由来があるからである。収穫祭の意味もあったハロウィンはアメリカに渡り、かぼちゃを使ったジャック・オー・ランタンを作るようになった。今ではオレンジ色のかぼちゃを見るとハロウィンを思い出すほどである。ということで、今回はジャック・オー・ランタンの仮装が似合いそうなMSを調査してみた。

が3割近い支持を集めた。『機動戦士Ζガンダム』に登場する、オレンジ色の丸い機体である。可変機構を持っているので、主に人型で戦闘するのだが、飛行形態でも大型ビーム・ライフルを使用することができ、一撃離脱攻撃を得意とした。一見複雑そうに見える変形だが、所要時間は短い。私もHGUCで変形を繰り返してみたのだが、あの変形を短時間でやるのは難しそうだ。このオレンジ色と形のインパクトが強く、色と形でかぼちゃをイメージされた人が多かったようだ。

が13ポイント強の支持を集めた。初登場時には『機動戦士ガンダム』でカツ、レツ、キッカに踏んづけれたアッガイ。偵察用MSということで、直接の戦闘シーンは少なかったが、丸味を帯びた形状とどこかもの悲しそうなモノアイで女性ファンのみならず、男性ファンからも人気の高いMSである。最近はハードとソフトの両面で、活躍が多くなっているのだが、そのきっかけになったのはベアッガイの登場だったと思う。現在ではファミリーキャラクターも登場し、プッチガイなどへ派生している。ということで、アッガイ系を含めての支持が集まったのかもしれない。

ジャック・オー・ランタンといえば、オレンジのかぼちゃをイメージするが、発祥地のスコットランドでは今でも白いカブを使っている。そんなことを知っているとカプールやズゴックがもう少し支持を伸ばしたかもしれないとも思った。いや、しかし、ベアッガイファミリーのカラーバリエーションには白もあるので、アッガイ（系）が1位となっていたかもしれない。そういえばベアッガイIIIの父親役として作られたパパッガイは鼻ヒゲまで生やしていて、まるで仮装のようである。アッガイがベアッガイの仮装をして、白いプッチガイをカブのジャック・オー・ランタンに仮装させて街を歩く姿を見てみたい気がするな～。

（ガンダムインフォ編集部）