「Q．7/23は『スポーツの日』！応援したいモビルファイターは？」はゴッドガンダムが第1位！【7/19～25】

東京2020オリンピック競技大会が開幕し、熱戦が繰り広げられている。各国の代表が一堂に集まる近代オリンピックのメダルは個人のみならず、国の威信をかけた争いでもある。短期間の決戦なので、限られたチャンスを活かせずに実力を発揮できない場合もあり、世界ランキング1位の金メダル候補が必ずしも有利とも限らない。開催日程も折り返しを迎える中、数々の見所があった。最後は経験が生むメンタルの強さと、物怖じしない若者の気持ちの戦いが、火花を散らす場面も数多くみられた。
ガンダムシリーズで胸を熱くする闘いを繰り広げてくれたのは『機動武闘伝Gガンダム』である。ということで、今回は応援したいモビルファイターを調査してみた。

が33ポイント強の支持を集めた。ドモン・カッシュが最後に乗った機体で、背中の6枚の羽根と日輪のような発光現象が印象的なガンダムであった。必殺技は「爆熱ゴッドフィンガー」。赤熱した掌で相手を掴み装甲を溶かしたり、火球を撃ち出すなど、見た目のインパクトの強い攻撃だ。
数々の苦行を積み、死闘を乗り越えてきたドモン・カッシュだったが、最後の最後に勝敗を決したのはレイン・ミカムラとの「愛」の力だった。ふたりが呼吸を合わせて叫ぶ「石破ラブラブ天驚拳」のインパクトが強過ぎて、それまでの戦いやDG細胞の謎など、みーんな吹っ飛んでしまった。あの熱量の高さを見ていると、ついつい応援せずにはいられない。

が18ポイント弱の支持を集めた。偽装していたクローンガンダムから、このマスターガンダムが登場することで、ドモン・カッシュの師匠だった東方不敗マスター・アジアがデビルガンダムの手先だったことが判明する。緑色で優しそうなクローンガンダムから、黒くて不気味なマスターガンダムに変化するシーンはとても不気味だった。頭の大きなツノのようなものが大きく拡大したり、背中のバインダーがもわぁ〜んと広がるシーンは、まるでセミの羽化を見ているような印象だった。必殺技の「ダークネスフィンガー」でドモンのシャイニングガンダムと手を組み合わせて、互いに一歩も引かない駆け引きは、まさに手に汗を握る戦いであった。

オリンピックをはじめ競技大会というと、ついメダルの数や順位の結果を気にしてしまうが、それぞれの闘いの経緯を見守ると、胸にジーンと熱いものがこみ上げてくる。つばぜり合いを繰り広げながら、熱いセリフを掛け合うドモンとマスターアジア。きっと、競技中のアスリートたちの心の中でも熱いセリフが交錯しているに違いない。アスリートが生み出す興奮と感動は、モビルファイターの戦いが生み出す興奮と感動に似ているのだ。
さらには、オリンピックの精神の中核をなす「友情、連帯感、フェアプレーの精神」に、「愛」の力を加えた時の強さを示してくれたドモンとレインの戦い。オリンピックを応援しながら、「ぬぉおおおっ！」とついドモンの熱いセリフを思い返した人がいるに違いない。