episode 4は舞台が地球へと移る。『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)のTVシリーズでは、砂漠でのアムロとランバ・ラルのエピソードや、水陸両用MSの活躍など名シーンがいくつもあった。今回のepisode 4でも、バナージとジンネマンが砂漠を放浪し、巨大MA《シャンブロ》も水中を潜航し、首都ダカールに襲いかかる。さらに往年の名MS、一年戦争のMSVから、『Zガンダム』『ガンダムZZ』からも懐かしい機体が登場。ハイクオリティの作画で息もつかせぬアクションを披露している。episode 4の上映前、福井さんは見どころを語ってくれた。
福井「TVシリーズ『機動戦士ガンダム』で、“名もなきジオン兵”が出てくると、たいてい声が永井一郎さんだった。たぶんジオン公国国民の40%くらいは永井さんということになりますかね(笑)。それでepisode 4でもサイアム・ビスト役でご出演されているじゃないですか。これは“名もなきジオン兵”をやってもらわない手はないだろうということで、ジオン兵の中で1人だけ“永井一郎”ボイスが入っています。すぐにはわからないかもしれないですけど、ぜひ耳をそばだてて発見していただけたらと思います」
上映後、さすがに一度見ただけで気づいたファンはいなかったもよう。これはBlu-ray、DVDをチェックして“永井一郎”ボイスのジオン兵を発見してみたくなった。福井さんはほかにもキャスティングにまつわるエピソードを披露。
福井「ミネバがひとりでダイナーに入るシーンがあるんです。そこにいる老主人ですが、聞き覚えのある声だなと思いませんでしたか? 実はガルマ・ザビなんですね。ガルマ役の森功至さんが老主人役だったんです。これは古橋監督から、森さんがやる老人役はとてもすばらしいと勧められて、お願いすることになったんです。それでいざ、アフレコスタジオで録りはじめたらですね、『ネオジオンのシャアとかな……』なんてセリフがあって。ファーストガンダム・ファンの視点からすると、ガルマの声でシャアの批判をするというのは、森さんにとっても30年越しの恩讐がここで成されたことになるかもしれない(笑)。あとラー・カイラムに乗っている女性オペレーターは、ララァ・スン役だった潘恵子さんの娘さん、潘めぐみさんなんです。episode 4では世代を超えた交流があって、ある種、本作のテーマに沿ったキャスティングでおもしろかったと思います」
さまざまな楽しみ方ができるepisode 4は、ほかにも催しが多々用意されている。10月25日(火)から 「機動戦士ガンダムUC episode 1-4 イッキ見先行上映キャラバン」が大阪でスタート。さらにepisode 4が展開をスタートさせる前夜に、これまでの『ガンダムUC』の足跡をたどるオールナイトイベントを敢行! その名も「機動戦士ガンダムUC episode 4 前夜祭」。
ファンが集い、皆で楽しむことのできる『ガンダムUC』をぜひ体験してほしい。
「『ガンダムUC』という作品を通して、本当にいろんなことを体験させていただきました。今日のライブにも参加でき、そして池田さん、スタッフの皆さんとも同じ舞台に立ててすごく光栄です。すごくありがたい機会を与えていただけました」(澤野)
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「最後までブライト・ノアをやらせていただいて、たくさんの人たちの期待になんとか応えられるように頑張りたいと思います! 応援よろしくお願いいたします」(成田)
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「今宵はすばらしい楽曲を聴かせていただいて、我々声優陣も新たな気持ちで、すばらしい音楽に負けない芝居を演じてまいります。episode 4ではフル・フロンタルはあんまり活躍しなかったんですが、次は活躍するはずなので(笑)、よろしくお願いします」(池田)
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「ギリギリまで頑張りました。スタッフ一同、限界までやったので見ていただけるとうれしいです。まだまだ長丁場かもしれないですけれども、頑張ってまいります。第5話はリディがちょっとおもしろいかな?(笑)」(古橋)
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「皆さんがいちばん気になっているのは、アニメの『ガンダムUC』は本当に終わるのか?だと思うんですけれども(笑)、そこは我々もプロなのできちんと終わらせます。ただ終わらせるのにもいろいろな方法があるので、ぜひ楽しみにしていただければと思います」(福井)
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