2009年7月16日 (木)
「機動戦士ガンダム00」セカンドシーズン ストーリーガイド【第20回】第20話「アニュー・リターン」(DVD/Blu-ray Disc第6巻収録)を紹介!
愛し合うライルとアニュー――その悲しき結末
「機動戦士ガンダム00」DVD/Blu-ray Disc第6巻収録
第20話「アニュー・リターン」
イノベイターであるリヴァイヴ・リバイバルの拘束に成功し、尋問をはじめたプトレマイオスクルー。だが、ブリッジにいたアニューが、リヴァイヴとの脳量子波通信によって突如としてイノベイターに目覚め、反旗を翻す。オーライザーと小型艇を奪取し、プトレマイオス2から脱出するアニューとリヴァイヴ。アニューと愛を誓い合っていたライルは、突然の変貌に驚きながらも、プトレマイオス2に戻るよう説得を試みる――。
リヴァイヴの尋問が開始される ティエリアが拘束に成功したイノベイター、リヴァイヴの尋問が開始された。ヴェーダの位置やイオリア計画の真意を尋ねられ、スメラギに対し「来るべき対話のため」とだけ答えるリヴァイヴ。スメラギらがその意味を問い詰めようとした時、ブリッジにいたフェルトから、アニューがラッセを銃撃し、ミレイナを人質としたという通信が入る。動揺するスメラギやガンダムマイスターを尻目に、リヴァイヴは悠々と食堂を脱出していくのだった。 |
刹那とライルの機転でミレイナを奪還する 人質にとったミレイナに、ダブルオーガンダムの搬送を指示するアニュー。その後、格納庫に向かう途中で、脳量子波で情報を得ていたピーリスが2人を発見する。そこに駆けつけた刹那とライルは、アニューにミレイナの解放を要求する。膠着状態の中、ライルが身を挺し作り出した隙をついてミレイナの奪還に成功。アニューは銃を構える刹那を見て不利な状況を悟り、その場から立ち去ってしまう。 |
リヴァイヴとアニュー、オーライザーを奪取してプトレマイオス2から離脱 格納庫に向かったリヴァイヴは、イアンから銃を奪った後、そばにいた沙慈を威嚇しつつ、オーライザーを奪取する。一方、ミレイナを奪還されたアニューも艦内にあった小型艇に乗り込み、ふたりの脱出を許してしまう。オーライザーを奪還するため、刹那はダブルオーガンダム、ライルはケルディムガンダムにそれぞれ乗り込み、リヴァイヴとアニューの追跡に向かうのだった。 |
ライル、アニューが乗る小型艇を撃つことができず ケルディムガンダムはトランザムを発動して、オーライザーに追いつき、ダブルオーガンダムと共に行く手をはばんだ。リヴァイヴはオーライザー本体を盾にするが、コクピットに潜んでいた赤ハロがドッキングモードを起動し、ダブルオーガンダムと強制的にドッキングさせた。これに対しリヴァイヴは、オーライザーのコクピットに銃を乱射、コントロール不能にした後アニューの小型艇に合流して逃亡する。ライルは逃げる小型艇に銃口を向けるも、アニューへの情から撃つことができなかった。 |
イノベイターが去った艦内――刹那の決意 アニューとリヴァイヴが去った後、プトレマイオス2は艦のシステムに混入されたウイルスの駆除に手間取っていた。また、リヴァイヴがコクピットを破壊したオーライザーも、システムの調整に時間がかかり、ダブルオーライザーの出撃が不可能な状態となっていたのである。一方、アニューを撃てなかったことで自責の念を感じるライルに対し、刹那が「もしものときは、俺が(引き金を)引く」と告げる。 |
イノベイター部隊、ダブルオー奪取のため出撃 アロウズの拠点に戻っていたリヴァイヴとアニューは、ヒリング、ルイスと共に改めて出撃し、ダブルオーガンダムの奪取を目指す。プトレマイオス2からは、ケルディム、アリオス、セラヴィーの各ガンダムとGNアーチャーが出撃し、交戦状態となる。だが、ルイスをパイロットとする大型MA、レグナントの戦闘力にガンダムは苦戦。加えて、ライルの乗るケルディムガンダムには、アニューが乗るガッデスが迫る。 |
ライル、アニューを命がけで説得する 迫り来るアニューのガッデスに対し、ライルは説得を続けながらケルディムガンダムで応戦する。イノベイターと人間という種の違いを越えて分かり合えていたと信じるライルは、アニューを取り戻すため、コクピットを狙わずにガッデスを半壊に追い込む。ガッデスのハッチを引きはがし、コクピットからアニューを引き寄せようとするライル。だが、リボンズから脳量子波の干渉を受けたアニューは変貌し、再びケルディムに迫っていく。 |
刹那、アニューを撃つ アニューのガッデスがケルディムガンダムのコクピットにビームサーベルを突き立てようとした時、一条の光がガッデスを貫いた。それはトランザムライザーから放たれたビームであった。直後、戦闘宙域を包んだGN粒子の力によって、ライルとアニューの意識が量子空間で交錯する。その中で互いの愛を確かめ合うライルとアニュー。量子空間が解けると、ライルの目の前でガッデスは爆発、アニューは宇宙に散る。 |
ライル、怒りを刹那にぶつける プトレマイオス2に帰還したライルは、アニューを撃った刹那を何度も殴りつけていた。ライルは、刹那が自らを守るためにアニューを撃ったことを理解していた。だが、愛する者を失った絶望を理性で抑え付けることは不可能だったのである。その様子をただ見ていることしかできなかった沙慈は、いつか自らがルイスと撃ち合う日が来るのではないかという不安に苛まれるのだった。 |
【ルイスを操るリボンズの思惑】
沙慈と意識を交錯したことで精神的に不安定となっていたルイスは、拠点に帰還した後、アロウズ艦隊を訪れていたリボンズと対面している。自らの不安を語ろうとしたルイスに対し、リボンズは脳量子波と言葉を使った誘導によって、再びルイスを支配下に置いたのだった。リボンズにとって、ルイスが富豪であるハレヴィ家の生き残りであったこと、そして両親の仇討ちに執念を燃やしながらも、精神的・肉体的に脆弱であったことは、“手駒”として利用するのに理想的な存在であると言えた。新型MAであるレグナントをルイスに与えたのも、その高い期待の表れであった。
沙慈と意識を交錯したことで精神的に不安定となっていたルイスは、拠点に帰還した後、アロウズ艦隊を訪れていたリボンズと対面している。自らの不安を語ろうとしたルイスに対し、リボンズは脳量子波と言葉を使った誘導によって、再びルイスを支配下に置いたのだった。リボンズにとって、ルイスが富豪であるハレヴィ家の生き残りであったこと、そして両親の仇討ちに執念を燃やしながらも、精神的・肉体的に脆弱であったことは、“手駒”として利用するのに理想的な存在であると言えた。新型MAであるレグナントをルイスに与えたのも、その高い期待の表れであった。
その他 | |
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ガッデス
アニューが運用した擬似太陽炉搭載型のMS。大型の実体ソードを主武装とした近接戦闘型の機体であるが、肩と腰部にはファングも備えており、多彩な攻撃が可能となっている。 |
地球連邦(アロウズ) | |
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レグナント
エンプラスを発展、改良した大型MA。腕部ユニットにエグナーウィップ、大型ビーム砲、GNファングなど多彩な武器を搭載している。MS形態への変形も可能で、格闘戦にも対応する。 |
DVD/Blu-ray Disc6巻 2009年7月24日発売
タイトル:機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 6 発売日 2009年7月24日 品番 BCBA-3438(DVD)/BCXA-134 (Blu-ray) 価格 DVD 6,300円(税込)/Blu-ray 7,350円(税込) 販売元 バンダイビジュアル 【収録話数】 第19話「イノベイターの影」 第20話「アニュー・リターン」 第21話「革新の扉」 第22話「未来のために」 【初回特典】 ・作画修正集 ※水島監督が選び抜いた超絶作画修正を収録! 【毎回封入特典】 ライナーノート(8ページ) ※人気イラストレーターによる描き下ろしイラスト、キャスト&スタッフコメントなど企画満載! 【映像特典】 ■映像特典:次巻予告PV『戦術予報』 ■♯20オーディオコメンタリー(宮野真守、三木眞一郎) |
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