2009年7月2日 (木)
「機動戦士ガンダム00」セカンドシーズン ストーリーガイド【第18回】第18話「交錯する想い」(DVD/Blu-ray Disc第5巻収録)を紹介!
ヴェーダ奪還へ——イノベイター捕獲作戦の開始
「機動戦士ガンダム00」DVD/Blu-ray Disc第5巻収録
第18話「交錯する想い」
アフリカの軌道エレベーターが崩壊した「ブレイクピラー」事件から4ヶ月が過ぎた。アロウズはこの機に乗じて地球連邦軍を傘下に置き、その影響力を強化していた。一方、活動を再開したソレスタルビーイングは、2基目のメメントモリの破壊に成功する。さらに、アロウズの勢力拡大に対抗するため、リボンズの管理下にある「ヴェーダ」の奪還を決意し、ヴェーダにアクセスできるイノベイターの拘束を目指すのだった。
軌道エレベーター・アフリカタワーの復旧が進む/アロウズ、地球連邦軍を傘下に 軌道エレベーターのパージされた破片が、地上に落下した「ブレイク・ピラー」事件から、4ヶ月が経過した。連邦加盟国の技術支援を受けたことでアフリカタワーも復旧が進み、送電が再開される状態まで至った。それを祝う記念式典で演説を行った地球連邦大統領は、同時に地球連邦軍の指揮権をアロウズに集約することも発表した。 |
ソレスタルビーイング、メメントモリを破壊 地上で記念式典が行われていた頃、プトレマイオス2がオービタルリング周辺に姿を現した。彼らは「ブレイクピラー」を引き起こしたメメントモリを破壊するため、各ガンダムやGNアーチャーなど、艦の戦力を総動員して攻撃を仕掛ける。守りの堅いアロウズに苦戦するも、ダブルオーライザーが超巨大ビームサーベルを使用、メメントモリ本体の破壊に成功した。 |
「ブレイクピラー」事件が反政府勢力にもたらした変化 「ブレイクピラー」事件により、カタロンは壊滅的な打撃を負った。クラウスらも郊外に逃れ、その身を潜めていたのである。一方、プトレマイオス2のクルーにも、事件は大きな影を落としていた。セルゲイの死を間近で見たマリーの人格が、ショックからピーリスへと戻ってしまったのである。彼女はセルゲイの仇を討つため、アロウズとの戦闘に参加。そのピーリスの怒りは、アレルヤでも鎮めることができなかった。 |
リボンズ、留美を切り捨てる イノベイターの拠点を訪ねた留美は、情報統制を敷き、軍備を増強する世界統一のやり口が、古くから人間が行ってきた手法と何ら変わりがない、とリボンズに問う。だがリボンズは、そんな留美の疑問を一笑に付し、こう告げる――君はイノベイターにはなれない――と。留美は驚きと苛立ちが入り混じった表情を見せたあと、何も言わずに立ち去っていった。 |
アンドレイ、中尉に昇進 アンドレイは、クーデターの首謀者であるハーキュリーを討ったことが評価され、中尉へと昇進する。ルイスはアンドレイに祝福の言葉を伝えるが、ヒリングとリヴァイヴから、彼が実父であるセルゲイにも手をかけたことを知る。両親や親族を失った復讐心を心の拠り所にしているルイスにとって、アンドレイの行動には複雑な感情を抱く。それと同時に、自身は沙慈を撃つことができるのか、という疑問に苦しむのだった。 |
プトレマイオス2、イノベイター拘束を画策 プトレマイオス2は、「ブレイクピラー」事件後も、アロウズから大小含めて20回以上の攻撃を受けていた。艦の居場所を何らかの手段で特定されていたこともあり、対アロウズ戦における抜本的な対策に迫られていたのである。スメラギはこのような状況を鑑みて、イノベイターがその行動原理とするヴェーダの奪還を決意。手始めに、イノベイターを拘束するミッションを立案する。 |
イノベイターを含むアロウズ部隊の襲撃 プトレマイオス2の居場所を特定したアロウズが、またしても艦を襲撃する。MS総数は12機と少数であったが、その中にはイノベイターが搭乗するガデッサの姿も見られた。スメラギは、当初の予定通り、イノベイターを拘束するためのミッションを開始。その戦いには、ルイスの奪還を目指す沙慈や、セルゲイの仇を取ることに執着するピーリスらも参加する。 |
クラウスらの隠れ家、アロウズに発見される クラウスやシーリン、マリナと子供たちが隠れ家として使っていた場所も、連邦保安局に特定され、踏み込まれてしまう。クラウスたちは子供たちとマリナを率先して避難させるが、保安局員が子供の姿を発見。するとカエルが咄嗟に銃を持ち、保安局員に向けて発砲しようとする。それを見たマリナは、身を挺して銃を奪うが、無防備となった身体を、保安局員の銃が狙う――。 |
【心を通じ合わせたアニューとライル】
アロウズとの厳しい戦いを続けるプトレマイオス2の中で、ひとつの愛が芽生えていた。ライルと、途中から艦に合流したブリッジクルー、アニューが心を通わせていたのである。互いの素性を詳しく知らない状態も、導かれるようにして接近したふたり。スメラギらクルーにも祝福されたライルとアニューだが、幸せな時間は、長くは続かなかったのである――。
アロウズとの厳しい戦いを続けるプトレマイオス2の中で、ひとつの愛が芽生えていた。ライルと、途中から艦に合流したブリッジクルー、アニューが心を通わせていたのである。互いの素性を詳しく知らない状態も、導かれるようにして接近したふたり。スメラギらクルーにも祝福されたライルとアニューだが、幸せな時間は、長くは続かなかったのである――。
ソレスタルビーイング | |
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GNアーチャー
ソーマ・ピーリスが搭乗したソレスタルビーイング製のMS。可変機構を持ち、戦闘機形態では、飛行形態となったアリオスガンダムのテールユニットとしてドッキングさせることができた。 |
その他 | |
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地球連邦大統領
地球連邦政府の大統領。アフリカタワーへの送電再開を祝した記念式典でも、政府の方針について演説を行った。だが、その実体は、アロウズやイノベイターの傀儡であり、連邦政府の方針を世に示すスポークスマンでしかなかった。 |
DVD/Blu-ray Disc5巻 2009年6月26日発売
タイトル:機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 5 発売日 2009年6月26日 品番 BCBA-3437(DVD)/BCXA-133 (Blu-ray) 価格 DVD 6,300円(税込)/Blu-ray 7,350円(税込) 販売元 バンダイビジュアル 【収録話数】 第15話「反戦の凱歌」 第16話「悲劇への序章」 第17話「散りゆく光の中で」 第18話「交錯する想い」 【初回特典】 キャラクター&メカニック原案画集 【毎回封入特典】 ライナーノート(8ページ) ※人気イラストレーターによる描き下ろしイラスト、キャスト&スタッフコメントなど企画満載! 【毎回映像特典】 第2期ノンテロップOP&ED/次巻予告PV『戦術予報』 ♯17 オーディオコメンタリー |
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