2009年5月21日 (木)
「機動戦士ガンダム00」セカンドシーズン ストーリーガイド【第12回】 第12話「宇宙で待ってる」(DVD/Blu-ray Disc第4巻収録)を紹介!
ついに発揮されたツインドライヴの真の力~ダブルオーライザーの衝撃
「機動戦士ガンダム00」DVD/Blu-ray Disc第4巻収録
第12話「宇宙で待ってる」
ソレスタルビーイングの秘密ファクトリーを急襲したアロウズ部隊は、宇宙巡洋艦とアヘッド小隊、そしてイノベイターのMSを巧みに配備し、プトレマイオス2に波状攻撃を仕掛ける。結果、アロウズの戦術予報士であるカティが勝利を確信する状況に至るが、オーライザーとドッキングしたダブルオーガンダムが、ダブルオーライザーとして圧倒的な力を発揮し、戦況を一変させていく――。
イノベイター専用機を凌ぐ、ダブルオーライザーの戦闘力 トランザムを発動したダブルオーライザーは、発動直後に起きた未知の現象から抜け出すと、その恐るべき戦闘力を発揮する。迫り来る複数のジンクスⅢを蹴散らしただけでなく、ブリングが搭乗するガラッゾを格闘戦で圧倒し、機体を大破させる。さらに刹那は、窮地に陥っていたプトレマイオス2の下へ急ぎ、守勢に回っていたケルディムガンダムの救出にも成功した。 |
ダブルオーライザーの量子化 ダブルオーライザーがトランザムを発動した影響からか、刹那の耳に、リヴァイヴの声が飛び込んでくる。刹那はその声を頼りにガデッサを発見し、プトレマイオス2への砲撃を防ぐことに成功した。ダブルオーライザーはそのままガデッサとの戦闘に突入するが、ガデッサのGNビームサーベルがコクピットを襲った瞬間、機体が量子化し、“消滅”。この現象によって優位に立ったダブルオーライザーは、ガデッサを撃破する。 |
ダブルオーライザーの能力に驚く人々 ダブルオーライザーの量子化は、リボンズですら把握していない現象であった。リボンズはこのことに動揺を隠せず、その苛立ちを留美にぶつける。ガデッサ、ガラッゾが敗れたため、MS部隊の撤退命令を出したカティも、ダブルオーライザーの戦闘力に唖然とするのだった。一方、プトレマイオス2でも、約10機を撃破したダブルオーライザーに感嘆の声が挙がる。だがスメラギは、衛星兵器の破壊に向け、今一度気を引き締めていた。 |
ガンダムへの怒りが爆発する沙慈 ダブルオーライザーが引き起こした未知の現象により、沙慈はアロウズにルイスが在籍していることを知る。プトレマイオス2に帰還した沙慈は、悲劇的なルイスとの再会に打ちひしがれ、刹那とソレスタルビーイングに怒りを露にする。刹那からはルイスを取り戻すために戦いを選ぶことを進言されるが、沙慈はこれを拒絶。加えて強く握り締めた拳で刹那を殴打し、その場を去ったのだった。 |
ルイスの動揺と、ガンダムへの憎悪 撤退命令を受けて母艦に戻ったルイスも、沙慈がソレスタルビーイングに身を置いていた事実に、大きなショックを受けていた。彼が4年前から既に組織の一員であったのでは、という疑念も徐々に強くなり、ルイスは憎悪すら感じるようになる。アンドレイに敵と交信していたとの疑いをかけられた際も、頑なにそれを認めず、一方で両親や親族の仇であるガンダムの打倒を強く誓ったのだった。 |
メメントモリの第2射、リチエラの軍事基地に向けて発射される アロウズは中東再編を進めるため、メメントモリの第2射をリチエラ共和国の軍事基地に向けて発射する。軍事基地の周辺には、百万人規模の難民キャンプが存在していたが、その大半はメメントモリのレーザー照射に巻き込まれてしまった。その頃、連邦正規軍に所属するセルゲイは、メメントモリの発射について緘口令を敷くよう、司令部から命令される。セルゲイも当初は反対するも、軍規として渋々承諾するのだった。 |
沙慈、オーライザーでの脱出を図る リチエラへのメメントモリ発射を知ったプトレマイオス2は、ダブルオーを除くガンダム3機の太陽炉を艦に接続するなど、メメントモリ撃破への準備を本格化させる。艦が新たな行動を取ることを知った沙慈は、ルイスのもとへ向かうため、単身オーライザーで発進しようとする。だが、かつて自らの無自覚な行動がカタロンの軍事基地を壊滅に追いやった記憶がフラッシュバックし、機体を発進させることはできなかった。 |
【リボンズの焦り】
イオリア計画を遂行するために生み出された種であるリボンズらイノベイターは、計画遂行を管理する量子コンピュータ「ヴェーダ」の情報を用いて、世界の統合を進めていた。「ヴェーダ」の情報が彼らの行動の根幹であり、イノベイターの優位性に直結していたのである。だが、ダブルオーライザーの量子化を実現したツインドライヴの情報は「ヴェーダ」になく、イオリアからソレスタルビーイングにのみ伝えられている技術であった。リボンズは、このツインドライヴの存在が、自らが進める計画に支障をきたすものと判断。リヴァイヴら他のイノベイターに、ダブルオーガンダムの奪取を指示したのだった。
イオリア計画を遂行するために生み出された種であるリボンズらイノベイターは、計画遂行を管理する量子コンピュータ「ヴェーダ」の情報を用いて、世界の統合を進めていた。「ヴェーダ」の情報が彼らの行動の根幹であり、イノベイターの優位性に直結していたのである。だが、ダブルオーライザーの量子化を実現したツインドライヴの情報は「ヴェーダ」になく、イオリアからソレスタルビーイングにのみ伝えられている技術であった。リボンズは、このツインドライヴの存在が、自らが進める計画に支障をきたすものと判断。リヴァイヴら他のイノベイターに、ダブルオーガンダムの奪取を指示したのだった。
地球連邦(アロウズ) | |
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ガデッサ
リヴァイヴ・リバイバルが運用した疑似太陽炉搭載型MS。砲撃戦を重視した機体で、主武装であるGNメガランチャーの威力は、プトレマイオス2が展開したGNフィールドを突き破るほどである。 |
DVD/Blu-ray Disc4巻 2009年5月24日発売
タイトル:機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 4 発売日 2009年05月24日 品番 BCBA-3436(DVD)/BCXA-132(Blu-ray) 価格 DVD 6,300円(税込)/ Blu-ray 7,350円(税込) 販売元 バンダイビジュアル 【収録話数】 第11話「ダブルオーの声」 第12話「宇宙で待ってる」 第13話「メメントモリ攻略戦」 第14話「歌が聴こえる」 【初回特典】 解説書 MEISTER FILE1 【毎回封入特典】 ライナーノート(8ページ) ※人気イラストレーターによる描き下ろしイラスト、キャスト&スタッフコメントなど企画満載! 【毎回映像特典】 次巻予告PV「戦術予報」 #14オーディオコメンタリー(出演:宮野真守、藤原啓治、恒松あゆみ) |
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