2009年2月20日 (金)
「機動戦士ガンダム00」セカンドシーズン ストーリーガイド【第1回】 第1話「天使再臨」(DVD/Blu-ray Disc第1巻収録)を紹介!
「アロウズ」の反政府組織弾圧に巻き込まれた沙慈……彼の前に刹那が姿を現す!
「機動戦士ガンダム00」DVD/Blu-ray Disc第1巻収録
第1話「天使再臨」
西暦2312年――。
私設武装組織・ソレスタルビーイングと国連軍による最終決戦から4年の歳月が流れた。
国連は地球連邦政府と名前を変え、さらなる国家の併合と人類意思の統一を目指し、連邦軍とは別系統の独立治安維持部隊「アロウズ」を結成する。
「アロウズ」は地球統一という旗印を掲げながらも、反連邦勢力に対して、非人道的な武力弾圧を敢行。思想的・主義的自由を人類から徐々に奪い取っていたのである。
それはソレスタルビーイングがかつて望んだ、争いのない平和ではなく、
巧妙に創り上げられた偽りの平和であった。
このような状況の中、秘密裏に力を蓄え、
新たな「ガンダム」と共に再び立ち上がらんとするソレスタルビーイング。
「アロウズ」を打倒し、
真の平和を追求する戦いが今、はじまろうとしている――。
私設武装組織・ソレスタルビーイングと国連軍による最終決戦から4年の歳月が流れた。
国連は地球連邦政府と名前を変え、さらなる国家の併合と人類意思の統一を目指し、連邦軍とは別系統の独立治安維持部隊「アロウズ」を結成する。
「アロウズ」は地球統一という旗印を掲げながらも、反連邦勢力に対して、非人道的な武力弾圧を敢行。思想的・主義的自由を人類から徐々に奪い取っていたのである。
それはソレスタルビーイングがかつて望んだ、争いのない平和ではなく、
巧妙に創り上げられた偽りの平和であった。
このような状況の中、秘密裏に力を蓄え、
新たな「ガンダム」と共に再び立ち上がらんとするソレスタルビーイング。
「アロウズ」を打倒し、
真の平和を追求する戦いが今、はじまろうとしている――。
「アロウズ」の発足と、反連邦勢力「カタロン」 西暦2312年。連邦政府の統合政策に反対する勢力「カタロン」は、連邦政府が新たに組織した独立治安維持部隊「アロウズ」の非人道的な弾圧に苦しめられていた。彼らの強硬的な手段に強い危機感を抱く「カタロン」の支部長の一人、クラウス・グラードは、アザディスタン王国を出て、組織に加入していたシーリンに、建造中のコロニー「プラウド」で拘束されていた仲間たちの救出を急がせる。 |
沙慈の拘束 経済特区・日本で宇宙工学を専攻していた沙慈・クロスロードは、自身の夢、そして恋人だったルイス・ハレヴィとの約束を守り、宇宙技師としてコロニーの建造業務に携わっていた。だが同僚のエディ・ミヤサカが「カタロン」の構成員であったことから、ミヤサカを追っていた保安局に冤罪で拘束されてしまう。懸命に無実を訴えるも犯罪者として認定された沙慈は、コロニー・プラウドにある高重力工業区画で強制労働を強いられる。 |
反政府勢力の掃討作戦と、オートマトンの投入 コロニー・プラウドに宇宙輸送艦で突入、強制労働させられている同志を救おうとした「カタロン」の作戦は、既に「アロウズ」の耳にも入っていた。 彼らは、アーサー・グッドマン准将を指揮官とした宇宙巡洋艦を現地に向かわせ、掃討作戦を開始。艦からは、MS部隊・アヘッド小隊が出撃、その小隊の中には沙慈の恋人で、4年前に重傷を負ったはずのルイス・ハレヴィの姿もあった。コロニーに突入した「カタロン」の艦とMS部隊をまたたくまに撃破した。「アロウズ」は、さらにプラウド内に自動殺戮兵器「オートマトン」を投入し、拘束され強制労働をさせられていた「カタロン」の構成員たちを次々と殺害していった。 |
沙慈、刹那と再会 「アロウズ」が投入した大量のオートマトンはプラウド内を蹂躙し、沙慈もまた追い詰められていた。だが眼前でオートマトンの機銃が火を噴こうとしたその時、何者かがオートマトンを破壊し、沙慈を救う。 「大丈夫か!?」――聞き覚えのある声に反応した彼は、ヘルメット越しに見えた素顔を見て衝撃を受ける。それは4年前、自宅のマンションの隣室に住んでいた、刹那・F・セイエイであった。まさかの再会に呆然とする沙慈に、さらなる衝撃が待ち受けていた。刹那が宇宙空間から呼び寄せたMS――それは沙慈にとって因縁深い「ガンダム」であった。 |
エクシアリペアVSアヘッド小隊 「破壊する……ただ破壊する! こんな行いをする貴様たちを!」――自らが少年兵であった時と何ら変わりのない歪んだ世界に怒りを露わにする刹那は、エクシアに乗り込んでオートマトンを一蹴する。さらにアヘッド小隊を急襲するが、GNドライヴ[T]を搭載した最新鋭機のアヘッドは、エクシアを上回る戦闘力を有していた。アヘッド小隊のジニン機、アラッガ機の攻撃によって追い詰められたエクシアだが、突如、巨大なGNビームの一撃がアヘッドに向けて発射される! |
セラヴィー&プトレマイオス2の登場 刹那のエクシアを助けたのは、ティエリアの乗る新型機、「セラヴィーガンダム」であった。セラヴィーはヴァーチェを凌ぐ巨大GNフィールドを展開しつつ、アラッガのジンクスIIIを撃破する。不利を悟ったジニンは、ガンダムの姿を見て異常をきたし、行動不能となっていたルイスを連れ、撤退する。一方、ティエリアがエクシアを発見した報は、プトレマイオス2にも伝えられた。新たな「ソレスタルビーイング」の活動拠点となったこの艦には、フェルトやイアン、そしてイアンの娘であるミレイナ、そしてラッセの姿もあった。 |
沙慈の怒り アヘッド小隊を撤退させたティエリアと刹那は、4年ぶりの再会した喜びを分かち合う。だが、ガンダムに対して怒りを抑えきれない沙慈は刹那に詰め寄り、ソレスタルビーイングが肉親や最愛の人を奪った、と絶叫する。何も言い返さない刹那に業を煮やした沙慈は、刹那から銃を奪い、銃口を刹那に向けるのだが、引き金を引くことはできなかった。 その後、ティエリアの先導で、刹那と沙慈はプトレマイオス2に乗艦。独房に入れられた沙慈は、ティエリアにも厳しい言葉を投げかけられ、一人ふさぎこむのであった。 |
【ソレスタルビーイング、空白の4年間】
国連軍との最終決戦の後、その行動が定かでなかったソレスタルビーイングだが、密かに再始動への力を蓄えていた。イアンを中心にプトレマイオス2や新たなガンダムが建造されたほか、ガンダムマイスターの中ではティエリアが唯一、組織に復帰していた。刹那は「アロウズ」の内情を探るために単独で行動していたことが明らかにされたが、アレルヤや戦術予報士のスメラギらは、現在も組織とは連絡が取れていないようである。また、エージェントである王留美は、ソレスタルビーイングへの情報提供を続けている傍ら、アレハンドロ・コーナーの従者であったリボンズ・アルマークに接近するなど、不可解な動きを見せている。彼らが今後どのように動いていくのかが注目ポイントだ。
国連軍との最終決戦の後、その行動が定かでなかったソレスタルビーイングだが、密かに再始動への力を蓄えていた。イアンを中心にプトレマイオス2や新たなガンダムが建造されたほか、ガンダムマイスターの中ではティエリアが唯一、組織に復帰していた。刹那は「アロウズ」の内情を探るために単独で行動していたことが明らかにされたが、アレルヤや戦術予報士のスメラギらは、現在も組織とは連絡が取れていないようである。また、エージェントである王留美は、ソレスタルビーイングへの情報提供を続けている傍ら、アレハンドロ・コーナーの従者であったリボンズ・アルマークに接近するなど、不可解な動きを見せている。彼らが今後どのように動いていくのかが注目ポイントだ。
ソレスタルビーイング | |
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GN-001RE ガンダムエクシアリペア
国連軍との最終決戦で半壊した「ガンダムエクシア」を、刹那が個人的に修復・整備した機体。右目にはティエレンのパーツが使用されている模様である。未だ左腕部は破損したままで、その部分を隠すためにマントを装着している。通称「エクシア改」。 |
刹那・F・セイエイ
かつてのガンダムエクシアのパイロット。国連軍の最終決戦後はソレスタルビーイングを離れて行動を開始、「アロウズ」の正体を探っていた。 |
GN-008 セラヴィーガンダム
「重武装型」をコンセプトとしたヴァーチェの後継機。両肩と両膝にGNキャノンを装備するほか、背部にGN粒子を大量に放出できる「顔」型のパーツを持つ。パイロットはティエリア・アーデ。 |
ティエリア・アーデ
ソレスタルビーイングに所属するガンダムマイスター。ヴァーチェに代わる新型、セラヴィーガンダムで「アロウズ」の前に姿を現した。 |
CBS-74 プトレマイオス2
ソレスタルビーイング再始動の拠点となったプトレマイオスの後継機で、カタパルトが増加しているほか、艦本体に武装を備える。また単機での水中での航行能力や大気圏突入能力も新たに与えられた。 |
沙慈・クロスロード
コロニー建造の現場で働く宇宙技師。恋人ルイスとの再会を願っていたが、「アロウズ」による「カタロン」弾圧に巻き込まれる。 |
イアン・ヴァスティ
ソレスタルビーイングに所属するメカニックで、プトレマイオス2に乗艦している。新型ガンダムの開発と検証を続けている。 |
地球連邦(アロウズ) | |
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GNX-704T アヘッド
「アロウズ」に配備された、擬似太陽炉搭載型MS。GN-X(ジンクス)をベースとした機体であるが、その性能は大幅に高まっている。 |
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GNX-609T ジンクスIII
GN-X(ジンクス)の改良型で、地球連邦軍の主力機として運用されていた。新たにGNランスを装備しており、戦闘力が向上している。カラーリングは青、グレーを基調とした方が地球連邦軍型で、アロウズ型はアヘッド同様、赤をベースとしている。 |
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オートマトン
「アロウズ」が「カタロン」掃討作戦に投入した、無人殺戮兵器。自動的に人間などの対象物を検知するプログラムを内蔵しており、検知と同時に装備された機銃を掃射する。 |
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アーサー・グッドマン
独立治安維持部隊「アロウズ」の軍人で、階級は准将。コロニー・プラウドでの「カタロン」掃討作戦の指揮を担当した。 |
バラック・ジニン
「アロウズ」の兵士で、アヘッド小隊のリーダー。「カタロン」掃討作戦を実行したが、ソレスタルビーイングの登場で撤退を余儀なくされた。 |
ルイス・ハレヴィ
ジンクスIIIのパイロットとして「カタロン」掃討作戦に参加した女性パイロット。恋人であった沙慈とは連絡を取り合っていない模様。 |
カタロン | |
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VMS-15 ユニオンリアルド宇宙型(カタロン仕様)
ユニオンが運用していた旧型MSの「カタロン」仕様。宇宙用に装備やセンサー類の改修などが行われている。カラーリングはカタロンカラーの基調であるライトブルー。 |
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MSJ-06II-E ティエレン宇宙型(カタロンカラー)
人革連が運用していたティエレン宇宙型の「カタロン」仕様。リアルドと共に、カタロンの主力機として運用されているが、旧型機であることは否めないようだ。 |
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クラウス・グラード
反政府組織「カタロン」の支部長の一人。「アロウズ」の武力を用いた弾圧行動に苦しめられているが、反抗の意志は非常に固い。 |
シーリン・バフティヤール
アザディスタンでマリナを支えていた女性で、連邦政府樹立後、国を出て「カタロン」に参加した。組織ではクラウスの補佐を担当。 |
DVD/Blu-ray Disc1巻 2008年2月20日発売
タイトル:機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 発売日:2008年2月20日 価格:DVD 3990円(税込)/Blu-ray 5040円(税込) 販売元:バンダイビジュアル 【収録話数】 第1話「天使再臨」 第2話「ツインドライヴ」 【初回封入特典】 Gフェスティバル 2009 参加応募券 CBきゃらスクールカレンダー(09年4月~9月) 【初回映像特典】 「GO!GO!5 FES'08 IN 武道館」 アニメパート映像 1.ライブバージョン (イベント時の音声を使用し、キャスト映像を中心に構成/40分) 2.アニメバージョン (イベント時に上映されたアニメ映像のみで構成/33分) 【毎回封入特典】 ライナーノート(8ページ) ※人気イラストレーターによる描き下ろしイラスト、 キャスト&スタッフコメントなど企画満載! 【毎回映像特典】 ・特番「天使たちの軌跡」(約24分) ・第1期ノンテロップOP&ED ・次巻予告PV「戦術予報」 ・#01オーディオコメンタリー1 (出演:宮野真守、入野自由) ・#01オーディオコメンタリー2 (出演:土田晃之、水島精二、黒田洋介) |
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