宇宙世紀0079、12月。ついに連邦軍のジオン本国への侵攻が始まる。
その最中、第603技術試験隊は試作兵器「モビルダイバーシステム」の運用試験という任務に就き、その専属パイロットの海兵ヴェルナー・ホルバイン少尉が着任。ジャブローから打ち上げられ、宇宙へ向かう地球連邦軍宇宙艦艇を撃墜するという任務を2回遂行するも、軌道邀撃作戦は成功しなかった。
この状況を見て現在のジオンの戦況下においてオリヴァー・マイ技術中尉は今回の運用試験に疑問を抱き、本部への作戦中止の具申を示唆するもホルバイン少尉の意思を確認し第3次運用試験を行う決意をする。
モビルダイバー第3兵装の運用試験で、ほぼ垂直にジャブローに向けて投下、高度10,000m時点で上昇する連邦軍艦艇と交差して背後から搭載された拡散ビーム砲で5機もの艦艇を撃退する。ゼーゴックを迎え入れるためにガウ級攻撃空母が向かうが、後方から襲撃を受け撃墜される。連邦軍の2機の戦闘機「コア・ブースター」であった。
その最中、第603技術試験隊は試作兵器「モビルダイバーシステム」の運用試験という任務に就き、その専属パイロットの海兵ヴェルナー・ホルバイン少尉が着任。ジャブローから打ち上げられ、宇宙へ向かう地球連邦軍宇宙艦艇を撃墜するという任務を2回遂行するも、軌道邀撃作戦は成功しなかった。
この状況を見て現在のジオンの戦況下においてオリヴァー・マイ技術中尉は今回の運用試験に疑問を抱き、本部への作戦中止の具申を示唆するもホルバイン少尉の意思を確認し第3次運用試験を行う決意をする。
モビルダイバー第3兵装の運用試験で、ほぼ垂直にジャブローに向けて投下、高度10,000m時点で上昇する連邦軍艦艇と交差して背後から搭載された拡散ビーム砲で5機もの艦艇を撃退する。ゼーゴックを迎え入れるためにガウ級攻撃空母が向かうが、後方から襲撃を受け撃墜される。連邦軍の2機の戦闘機「コア・ブースター」であった。
ヴェルナー・ホルバイン少尉
試作兵器モビルダイバーシステムに搭乗するパイロット。ジャブローより打上げられる連邦軍宇宙艦艇を撃墜する任務のためヨーツンヘイムにやって来た。
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ジオン公国軍 試作兵器「モビルダイバーシステム」
ジャブローからの連邦軍宇宙艦艇打ち上げを阻止すべく、ジオン軍が投入した試作兵器。地上海上の敵に対し、軌道上より大気圏を突破し、奇襲攻撃をおこなう特殊兵器システムである。
大型の兵器コンテナと、水中用MSズゴックを転用・改造した機動管制ユニット「ゼーゴック」から構成されている。
ジオン公国軍 機動管制ユニット「ゼーゴック」
ジオン軍水中用MSズゴックを転用・改造したもの。「モビルダーバーシステム」を機動管制するユニットであり、パイロットとしてホルバイン少尉が乗り込む機体である。
ジオン公国軍 試験支援艦「ヨーツンヘイム」
第603技術試験隊が座乗するジオン軍の試験支援艦。元々は、サイド間を運行する連絡貨客船であったが、1年戦争開戦半年前に徴用され、最低限の改修を施されて就役した。
第1話では、ジオン軍の戦局悪化に伴い緊急離脱用のブースターが追加装備された。試作兵器モビルダイバーシステムを運用する。
U.C.0079、12月30日、「星一号作戦」を進行させ宇宙要塞「ア・バオア・クー」宙域へと進軍する連邦軍艦隊。
その最中、第603技術試験隊にア・バオア・クー参集の命が下ると同時に、駆逐モビルポッド「オッゴ」の実戦での評価試験を行うこととなる。大量のオッゴがヨーツンヘイムに搬入される中、ヘルベルト・フォン・カスペン大佐がゲルググで着艦、第603技術試験隊がア・バオア・クー防衛司令部の命によりカスペン戦闘大隊へ編入された事を伝達する。
間もなくヨーツンヘイムに実戦経験が皆無の年少兵たちがオッゴのパイロットとして着任した。年少兵の中に、モニク・キャディラック特務大尉の弟のエルヴィン・キャディラック曹長がいた。久々の姉弟が再会するも次なる命令が下る。グラナダ方面にて連邦軍を発見次第、交戦し撃滅せよと。そしてグラナダより敵艦発見の情報を得ると、ボールを搭載した2隻のサラミスと遭遇。この遭遇戦に向かうのはエルヴィン、カッテル、ブラントの年少兵3名。「オッゴ」に搭乗してヨーツンヘイムから出撃、サラミスから放たれたボール6機と月面上で交戦するエルヴィンたち3名の年少兵、それを見守るオリヴァー・マイや第603技術試験隊の面々。
ついにエルヴィンのオッゴは最後のボールと交戦し、これを投降させた。ヨーツンヘイムに帰還するエルヴィンの後ろには、救援に駆けつけたサラミスがいた…。
その最中、第603技術試験隊にア・バオア・クー参集の命が下ると同時に、駆逐モビルポッド「オッゴ」の実戦での評価試験を行うこととなる。大量のオッゴがヨーツンヘイムに搬入される中、ヘルベルト・フォン・カスペン大佐がゲルググで着艦、第603技術試験隊がア・バオア・クー防衛司令部の命によりカスペン戦闘大隊へ編入された事を伝達する。
間もなくヨーツンヘイムに実戦経験が皆無の年少兵たちがオッゴのパイロットとして着任した。年少兵の中に、モニク・キャディラック特務大尉の弟のエルヴィン・キャディラック曹長がいた。久々の姉弟が再会するも次なる命令が下る。グラナダ方面にて連邦軍を発見次第、交戦し撃滅せよと。そしてグラナダより敵艦発見の情報を得ると、ボールを搭載した2隻のサラミスと遭遇。この遭遇戦に向かうのはエルヴィン、カッテル、ブラントの年少兵3名。「オッゴ」に搭乗してヨーツンヘイムから出撃、サラミスから放たれたボール6機と月面上で交戦するエルヴィンたち3名の年少兵、それを見守るオリヴァー・マイや第603技術試験隊の面々。
ついにエルヴィンのオッゴは最後のボールと交戦し、これを投降させた。ヨーツンヘイムに帰還するエルヴィンの後ろには、救援に駆けつけたサラミスがいた…。
エルヴィン・キャディラック曹長
ア・バオア・クー宙域での地球連邦軍との決戦に、司令部がカスペン戦闘大隊(ヨーツンヘイム)に配属を命じた多くの学徒兵のひとり。
自ら志願して学徒兵となる。 モビルポッド「オッゴ」に搭乗し、第603技術試験隊の任務である評価試験を行う。総帥府直属のモニク・キャディラック特務大尉の弟。 |
ヘルベルト・フォン・カスペン大佐
ゲルググに搭乗し、ヨーツンヘイムに着艦。第603技術試験隊を自らの戦闘大隊に編入した事を告げる。
身体から異音がするのは左腕が義手のためである。 |
ジオン公国軍 MP-02A 駆逐モビルポッド「オッゴ」
ジオン軍の戦況の悪化に伴って技術本部が優先開発した機体。ザク・マシンガンなど既成の武装を利用し緊急量産した結果、ア・バオア・クーの最終決戦での評価試験を行う。
ジオン公国軍 MS-14A「ゲルググ」
カスペン大佐がヨーツンヘイムに着艦する際に搭乗していたジオン軍MS。
公国軍MSとしてはビーム・ライフルが採用された機体。汎用MSとして開発され、重力下での機動性・運動性に優れておりザクIIやドムを凌駕する。特に装備された熱核ロケット・エンジンでガンダムをも上回る推力を誇る。ア・バオア・クー戦で本格的に配備される事となる。
ジオン公国軍 MS-09R「リック・ドム」
ZIMMAD社製の重MS「MS-09ドム」と外観は同じだが、装備されている熱核ジェット・エンジンを宇宙戦用の「熱核ロケット・エンジン」へ換装した機体。1年戦争後期に宇宙に配備されるようになった。
地球連邦軍 RGM-79C「後期型ジム(ジム改)」
連邦軍初の量産MS「RGM-79ジム」の後期生産型に若干の改修を施した機体。1年戦争後期に発生した連邦軍の技術的な問題(生産性と互換性)をフィードバックし、高性能化が企図された。
U.C.0079.12.31、ついに1年戦争の天王山「ア・バオア・クー攻防戦」の火蓋は切られた。ア・バオア・クーの各フィールドでは数多くの戦闘光が確認できる。
その頃、ヨーツンヘイムブリッジのメインモニターに謎のモビルアーマーの図面が写る、「MA-05Ad ビグ・ラング」。
そしてカスペン大佐は苛立ちながら、プロホノウ艦長をはじめブリッジにいるヨーツンヘイムクルーに防衛司令部の命令を言い放つ。このモビルアーマーを以ってEフィールドを防衛せよ、と。
戦況不利となり退却を余儀なくされるジオン軍。特攻するかのようにEフィールドに向かうヨーツンヘイム。防衛戦闘のために大量に投入されるオッゴと年少兵たち。ザク・マシンガンを放ち応戦するヅダ。任務を遂行するビグ・ラング。もはや形勢は押し返すことは無いというのに・・・。そして遂に、地球連邦軍は、ア・バオア・クーに着岸した。Eフィールドで、ヨーツンヘイムは、雲霞の如き地球連邦軍モビルスーツ群の猛攻に曝される。
マイやキャディラック、そして第603技術試験隊の運命はいかに?
その頃、ヨーツンヘイムブリッジのメインモニターに謎のモビルアーマーの図面が写る、「MA-05Ad ビグ・ラング」。
そしてカスペン大佐は苛立ちながら、プロホノウ艦長をはじめブリッジにいるヨーツンヘイムクルーに防衛司令部の命令を言い放つ。このモビルアーマーを以ってEフィールドを防衛せよ、と。
戦況不利となり退却を余儀なくされるジオン軍。特攻するかのようにEフィールドに向かうヨーツンヘイム。防衛戦闘のために大量に投入されるオッゴと年少兵たち。ザク・マシンガンを放ち応戦するヅダ。任務を遂行するビグ・ラング。もはや形勢は押し返すことは無いというのに・・・。そして遂に、地球連邦軍は、ア・バオア・クーに着岸した。Eフィールドで、ヨーツンヘイムは、雲霞の如き地球連邦軍モビルスーツ群の猛攻に曝される。
マイやキャディラック、そして第603技術試験隊の運命はいかに?
ジオン公国軍 戦闘支援型モビルアーマー MA-05Ad「ビグ・ラング(BIG-RANG)」
全長:203.0m / 全幅:139.1m / 全高:138.0m / 乾重量:12000t(対敵対峙形態)
ア・バオア・クーの戦場に忽然として登場した「赤」を基調とした機体色の巨大モビルアーマー。Eフィールドの防衛に向かうヨーツンヘイムと共に進軍する。
ビグ・ラングの中核ユニットは1年戦争中期に建造された、MA-05「ビグロ(MIP社製)」を採用し構成している。ビグ・ラングの建造は、ジオン軍の地球大気圏内からの脱出と、それに続く連邦軍の侵攻に応える形で開始されたが、戦況の劇的な変化にともない、結局、ア・バオア・クー決戦にたった1機のみ投入された。型式番号の「Ad」は、「Ammunition Depot」(弾装補給廠)を意味する。
Blu-ray Disc 全3巻
【毎回封入特典】 | ライナーノート(12P) |
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【毎回映像特典】 | 予告編/ノンテロップOP&ED/MS IGLOO資料館(静止画)/MS IGLOO開発秘録(BDオリジナル特典) |
【スペック】 | 各カラー/第1巻 約35分、第2巻 約38分、第3巻 約37分/ドルビーTrueHD(5.1ch)・リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD25G/16:9<1080i High Definition> |
【発売日】 | 2008年08月22日 |
【価格】 | ¥6,090(税込) |
【発売・販売元】 | バンダイビジュアル |
【レーベル】 | HONNEAMISE |
DVD 全3巻
【毎回封入特典】 | ライナーノート(8P) |
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【毎回映像特典】 | 予告編/ノンテロップOP&ED/MS IGLOO資料館(静止画) |
【スペック】 | 各カラー/第1巻 30分、第2巻 33分、第3巻 32分/ドルビーデジタル(5.1ch・ステレオ)/片面1層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ |
【発売日】 | 第1巻 2006年04月26日、第2巻 2006年06月23日、第3巻 2006年08月25日 |
【価格】 | ¥5,040(税込) |
【発売・販売元】 | バンダイビジュアル |
【レーベル】 | EMOTION |
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