2008年7月3日 (木)
「機動戦士ガンダム00」ストーリーガイド【第25回】 第25話(1stシーズン最終回)「刹那」(DVD第7巻収録)を紹介!
死闘を繰り広げるマイスターたち。刹那が戦いの中で見たものとは…!?
「機動戦士ガンダム00」
DVD 第7巻
第25話「刹那」
■STORY
西暦2307年。
化石燃料は枯渇したが、人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れていた。
3本の巨大な軌道エレベーターと、それに伴う大規模な太陽光発電システム。
しかし、このシステムの恩恵を得られるのは、「ユニオン」「人革連」「AEU」の三大勢力だけであった。
「ガンダム」を保有する謎の私設武装組織ソレスタルビーイングは、全世界で起こる
紛争の根絶を宣言し、武力による介入を開始した。
だが、世界の国家郡はソレスタルビーイングに対し対抗意思を明らかなものにしていった。
ロックオンの死という悲しみを乗り越え、国連軍と戦う決意を新たにするプトレマイオスクルー。だが、アレハンドロが操縦する大型MA「アルヴァトーレ」が出現する。
キュリオス、ヴァーチェともに大破し、プトレマイオスもアルヴァトーレの攻撃と、ジンクスの攻撃により轟沈。モレノ、リヒティ、クリスが戦死する。
■MECHANIC
■CHECK POINT!
【破壊から再生へ】
様々な犠牲を支払い、ソレスタルビーイングは世界の前に敗北する。だが、これで物語が終わったわけではない。
そしてファーストシーズンの多くの謎もまだ闇の中にある。イオリア・シュヘンベルグの計画はソレスタルビーイングと共にまだ続き、新たなガンダムも稼動を待っている。
機動戦士ガンダム00のテーマである「破壊による再生」に沿い、第1幕が破壊の章であったとするなら、第2幕は再生の章となる。
果たして誰が何を生み出すのか?そこにソレスタルビーイングはどう絡んでくるのか?
まだ物語は折り返し地点に達しただけである。00の世界で、多くの人物が口にした
「世界を変えたい」という願い。その願われた新世界の物語はここから始まる。
第25話「刹那」
▲「人と人がわかりあえる道を…その答えを……俺は求めて続けていたんだ……ガンダムと共に……」死力を尽くして戦った刹那は、マリナ・イスマイールにメールを送っていた。そこには刹那の思いがつづられていた。
■STORY
西暦2307年。
化石燃料は枯渇したが、人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れていた。
3本の巨大な軌道エレベーターと、それに伴う大規模な太陽光発電システム。
しかし、このシステムの恩恵を得られるのは、「ユニオン」「人革連」「AEU」の三大勢力だけであった。
「ガンダム」を保有する謎の私設武装組織ソレスタルビーイングは、全世界で起こる
紛争の根絶を宣言し、武力による介入を開始した。
だが、世界の国家郡はソレスタルビーイングに対し対抗意思を明らかなものにしていった。
ロックオンの死という悲しみを乗り越え、国連軍と戦う決意を新たにするプトレマイオスクルー。だが、アレハンドロが操縦する大型MA「アルヴァトーレ」が出現する。
キュリオス、ヴァーチェともに大破し、プトレマイオスもアルヴァトーレの攻撃と、ジンクスの攻撃により轟沈。モレノ、リヒティ、クリスが戦死する。
■エクシアVSアルヴァトーレ! GNアーマーでアルヴァトーレに直接攻撃をかける刹那。アルヴァトーレの怒涛の攻撃を潜り抜け、ついにアルヴァトーレをつかまえる。だが、ラッセがアルヴァトーレの攻撃で散る。 そして、刹那はGNアームズのソードでアルヴァトーレを切り裂く。 |
■アレルヤとソーマ アレルヤは生きる覚悟を決め、ハレルヤはアレルヤに同調する。アレルヤはキュリオスが半壊状態のまま、トランザムを発動。アレルヤは超兵としての力を最大限に発揮し、ソーマとセルゲイを追い込んでいく。 だが、最後にセルゲイが自らを盾となり、ソーマがキュリオスを撃破する。アレルヤはコクピットの爆発で負傷する。 アレルヤはモニター越しにセルゲイを救出するソーマを見る。その姿で、彼女がマリーという過去に関係した人物であることがわかり、衝撃を受ける。 |
■アルヴァアロン出現 エクシアの攻撃で噴煙を上げるアルヴァトーレからMS「アルヴァアロン」が出現する。エクシアはトランザムを発動させ攻撃するが、アルヴァトーレと同じGNフィールドにより、エクシアのビーム攻撃が通用しない。 |
■アレハンドロの最後 刹那の脳裏にロックオンの言葉が蘇る。「エクシアが実体剣を持つのは、GNフィールドに対抗するためであり、エクシアは対ガンダム戦の切り札だ」という言葉を。 エクシアの実体剣でアルヴァアロンのGNフィールドを突破し、ついにアルヴァアロンにとどめを刺す。 瀕死のアレハンドロにリボンズから通信が入る。「アレハンドロ・コーナー、あなたはいい道化でしたよ」と、リボンズに侮辱されながらアレハンドロは死んでいく。 |
■刹那VSグラハム! アルヴァアロンの爆発直後、GNフラッグが出現する。 刹那とグラハムは直接交信で顔を確認する。かつてアザディスタンで出会ったことをお互いに思い出す。 両者の戦いが激闘を極め、お互いの怒りをぶつけ合う刹那とグラハム。ついに刺し違えたGNフラッグとエクシアは爆散する。 |
■戦いの終焉 ティエリアはナドレから太陽炉を射出し、コクピット内で崩れ落ちる。 また重症を負ったアレルヤの中から、ハレルヤの存在が消える。刹那も大破したコクピットの中にいた。 エクシア、キュリオス、ナドレの3機は宇宙の深淵へと流されていく。 |
■刹那の手紙 決戦での死を覚悟していた刹那は、マリナ・イスマイールにメールを出していた。 淡々と、切実に刹那の思いがそこには語られていた。マリナ・イスマイールは刹那の思いに涙を流す。 |
■4年後 4年後、西暦2312年。 ルイスとの約束を果たし、沙慈は宇宙で働き出した。音信不通となったルイスに今でもメールを送り続けていた。 沙慈は地球を横切るGN粒子の光を見つける。それは連邦の擬似GN粒子の赤色ではなく、ガンダムのGN粒子を示す緑色の光であった。 |
■地球連邦の誕生 世界の軍隊が統合され、地球連邦平和維持軍が誕生する。整然と並ぶジンクス部隊。 連邦軍にはかつてのエースも所属している。その中にはセルゲイ、パトリック、カティの顔も見える。 一方、マリナ・イスマイールも地球連邦の誕生をTVモニターで見つめていた。 |
■消えない火種 ソレスタルビーイングとの因縁にあった人物も健在であった。 リボンズは統合された世界を笑顔で迎える。 ルイスはティエリアと瓜二つのリジェネという謎の人物と行動を共にしていた。 |
■世界を変える機体 「00ガンダム」 生き残ったソレスタルビーイングメンバーたちの活動も密かに継続していた。王 留美は紅龍を引きつれ、機密のドックを訪れる。 イアンは王 留美に第1世代の「O(オー)ガンダム」を見せる。それは、かつてクルジス共和国の内戦で刹那を救った、あのガンダムであった。 回収した太陽炉を運用し、次々とイアンは新たなガンダムを完成させ、テストを行っていた。 その中で「00(ダブルオー)ガンダム」と名づけられたMSは、今は静かに眠っていた。 |
■MECHANIC
■アルヴァアロン アルヴァトーレの内部に格納されていた疑似太陽炉搭載モビルスーツ。実は、アルヴァトーレは、この機体の強化パーツでしかなく、こちらが本体。翼状のパーツが巨大ビーム砲としての機能を持ち、超遠距離射撃が可能。 パイロットは、ソレスタルビーイングの監視者のひとりであり、組織を裏切って国連に疑似太陽炉を渡したアレハンドロ・コーナー、自身である。 |
■ユニオンフラッグカスタムII(GNフラッグ) 疑似太陽炉をフラッグに搭載した機体。グラハムの想いに答えて、ビリーが作った。本来の設計を無視して、無理矢理疑似太陽炉を搭載したために機体バランス を大きく欠いている。メイン武装はビームサーベルで、これを使用する場合は、疑似太陽炉を背中から腕のある位置へと移動させる必要がある。足のサブスラスターは、ディフェンスロッドとしての機能を持つ。 |
■CHECK POINT!
【破壊から再生へ】
様々な犠牲を支払い、ソレスタルビーイングは世界の前に敗北する。だが、これで物語が終わったわけではない。
そしてファーストシーズンの多くの謎もまだ闇の中にある。イオリア・シュヘンベルグの計画はソレスタルビーイングと共にまだ続き、新たなガンダムも稼動を待っている。
機動戦士ガンダム00のテーマである「破壊による再生」に沿い、第1幕が破壊の章であったとするなら、第2幕は再生の章となる。
果たして誰が何を生み出すのか?そこにソレスタルビーイングはどう絡んでくるのか?
まだ物語は折り返し地点に達しただけである。00の世界で、多くの人物が口にした
「世界を変えたい」という願い。その願われた新世界の物語はここから始まる。
ガンダムインフォ編集部
■DVD7巻 2008年7月25日発売 タイトル:機動戦士ガンダム00 7 発売日:2008年7月25日 品番:BCBA-3213 価格:6,300円(税込) 販売元:バンダイビジュアル [収録話数] ・ 第23話「世界を止めて」 ・ 第24話「終りなき詩」 ・ 第25話 <最終話> 「刹那」 [初回特典] ・ 解説書(24ページ) ・ 次巻予告PV ・ スーパージュエルケース [全巻封入特典] ・ ライナーノート(8ページ) 最終話> |
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