2021年7月26日 (月)
『閃光のハサウェイ』ガンプラスタッフトークイベントレポート&8~11週目までの入場者プレゼントを公開!
入場者プレゼントは「pablo uchidaデザインワークス」など!
▲左から仲 寿和プロデューサー、玄馬宣彦さん、秋山李助さん
大ヒット全国ロードショー中の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』では、7月21日(水)に東京・新宿ピカデリーで、「ガンプラ」について語るスタッフトーク付き上映会が実施された。
スタッフトークには、メカニカルスーパーバイザーの玄馬宣彦さん、設定制作を担当したサンライズの秋山李助さんのほか、リモート出演でBANDAI SPIRITS 企画担当の齊田直希さん、MCにサンライズ第1スタジオのプロデューサーである仲 寿和さんが登場。
「ガンプラ」をテーマにさまざまなトークが繰り広げられたので、その模様をレポートしていこう。
また、7月30日(金)以降に配布がスタートする8週目~11週目までの「入場者プレゼント」も公開されたので、あわせて紹介していこう。
スタッフトークには、メカニカルスーパーバイザーの玄馬宣彦さん、設定制作を担当したサンライズの秋山李助さんのほか、リモート出演でBANDAI SPIRITS 企画担当の齊田直希さん、MCにサンライズ第1スタジオのプロデューサーである仲 寿和さんが登場。
「ガンプラ」をテーマにさまざまなトークが繰り広げられたので、その模様をレポートしていこう。
また、7月30日(金)以降に配布がスタートする8週目~11週目までの「入場者プレゼント」も公開されたので、あわせて紹介していこう。
「ガンプラ」についてたっぷり語る!スタッフトーク付き上映会イベントレポート
仲さんに紹介され、玄馬さんと秋山さんが登場。齋田さんはリモートで音声のみ、秋山さんは今回顔出しNGとのことでマフティーの被り物を着用しての登壇となった。
まずは、秋山さんよりアニメとガンプラの関係について説明から。作品とプラモデルの関係性として「シナリオ&デザイン重視」と「プラモデル連動」重視の作品があるという。本作は「シナリオ&デザイン重視」ではあるものの、プラモデルとの連動も考えて、メカデザインの打ち合わせ段階から齋田さんをはじめとするBANDAI SPIRITSの面々も参加した。
ガンプラ開発者が打ち合わせに参加する目的として、仲さんより「作品の中でどういう風にメカが活躍するか、デザイナーさんがどこを大事にしているかを理解してから、プラモデル化するということですよね?」と問われ、齊田さんは「映画と鮮度のある情報を持って帰り、よりいいものを作ろうという意図ですね。また、今後のラインナップを決めるのにも参考にさせていただいています」と回答。齋田さんは週に1回、3~4時間ほどの打ち合わせに、静岡からスタジオまで足しげく通っていたという苦労話も明かされた。
続いて、具体的なモビルスーツの造形について。メッサーのスカートについて玄馬さんは「小説か何かのテキストに、『スカートは動きます』という文言があったので、スカートの動く意義、意味合いを村瀬修功監督やカトキハジメさんと詰めながら制作しました」と語った。加えて「メッサーはゲリラ戦が主体のメカなので、“ベクタード・テール・スタビライザー”を駆使してエネルギーロスを減らしながら、効率よく降下して、着地してはまたジャンプを繰り返す。ただ、元デザイン上で横にスカートが回り込んでいるので、太ももが動く時の邪魔になるのでは?と監督がかなり気にされていました」というエピソードも披露し、リアリティを追求する監督の要求の高さを明かした。村瀬監督の懸念に対して玄馬さんは「サザビーのプラモデルをベースに実際にスカートを作って『これだけ動いても太ももに干渉しませんよ』と再現し、監督に納得してもらった」と語った。
しかし、メッサーのプラモデルでは劇中の可動を再現できなかったそうで、玄馬さんが「反省文出してください(笑)」と齋田さんに“反省を促す”一幕もあり、会場の笑いを誘った。
クリエイターとともにメカデザインやプラモデルを作り上げていったことについて、秋山さんは「クリエイターさんが実際に立体物を作って再現したのは初めてではないかと思います」、齊田さんは「第1スタジオのみなさんは実際に物を使って検証をされているのが印象的で、プラモデル現場よりプラモデル現場だなと思いました」と、制作現場の印象を語った。
そして、ガンプラ制作の際のエピソードへ。通常は光造形で出力した雛形に対して、イラストや文字で修正を入れてもらい、ガンプラのデザインを決めていく。しかし『閃光のハサウェイ』のガンプラのデザインにおいて、カトキさんと打ち合わせを重ねた齋田さんは「カトキさん自身がパテを持って、ニュアンスを伝えてくれるのです」と、意外な制作の裏側を明かす。
また、玄馬さんは「メッサーは頭頂部に膨らみがあり、その前にもふくらみがあるんです。この“前の膨らみ”のところに意識を向けなきゃいけない、とカトキさんはこだわっていて、意識の持ち方を勉強させていただきました」。齊田さんも「やりとりの中で頭頂部、胸回り、脛周りの曲面の部分に時間をかけましたね。かなり時間はかかったのですが、カトキさんから『ここまでやったら問題ないです』というお言葉いただくことができました」と、時間をかけて作られたガンプラづくりの舞台裏を語った。
まだまだ話し足りないガンプラトークだが、映画上映前の舞台挨拶ということで時間がきてしまい残念ながらここまで。上映を楽しみにする来場者に向けて「丹精込めてつくった作品なので、映画として楽しめると思います。コロナ渦で大変な中でありますが、今日はありがとうございました」(玄馬)、「今日は玄馬さんと秋山さんからご指導ご鞭撻をいただいてしまい、リモートで良かったなと感じております(笑)。自分もこんな素敵な作品に携われて本当に光栄です。ありがとうございました」(齋田)、「今日はメカについて説明したので、劇場で見る際はそこにも注目して見ていただければと思います。2本目もがんばりますので、よろしくおねがいします。」(秋山)とそれぞれ挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。
まずは、秋山さんよりアニメとガンプラの関係について説明から。作品とプラモデルの関係性として「シナリオ&デザイン重視」と「プラモデル連動」重視の作品があるという。本作は「シナリオ&デザイン重視」ではあるものの、プラモデルとの連動も考えて、メカデザインの打ち合わせ段階から齋田さんをはじめとするBANDAI SPIRITSの面々も参加した。
ガンプラ開発者が打ち合わせに参加する目的として、仲さんより「作品の中でどういう風にメカが活躍するか、デザイナーさんがどこを大事にしているかを理解してから、プラモデル化するということですよね?」と問われ、齊田さんは「映画と鮮度のある情報を持って帰り、よりいいものを作ろうという意図ですね。また、今後のラインナップを決めるのにも参考にさせていただいています」と回答。齋田さんは週に1回、3~4時間ほどの打ち合わせに、静岡からスタジオまで足しげく通っていたという苦労話も明かされた。
続いて、具体的なモビルスーツの造形について。メッサーのスカートについて玄馬さんは「小説か何かのテキストに、『スカートは動きます』という文言があったので、スカートの動く意義、意味合いを村瀬修功監督やカトキハジメさんと詰めながら制作しました」と語った。加えて「メッサーはゲリラ戦が主体のメカなので、“ベクタード・テール・スタビライザー”を駆使してエネルギーロスを減らしながら、効率よく降下して、着地してはまたジャンプを繰り返す。ただ、元デザイン上で横にスカートが回り込んでいるので、太ももが動く時の邪魔になるのでは?と監督がかなり気にされていました」というエピソードも披露し、リアリティを追求する監督の要求の高さを明かした。村瀬監督の懸念に対して玄馬さんは「サザビーのプラモデルをベースに実際にスカートを作って『これだけ動いても太ももに干渉しませんよ』と再現し、監督に納得してもらった」と語った。
しかし、メッサーのプラモデルでは劇中の可動を再現できなかったそうで、玄馬さんが「反省文出してください(笑)」と齋田さんに“反省を促す”一幕もあり、会場の笑いを誘った。
クリエイターとともにメカデザインやプラモデルを作り上げていったことについて、秋山さんは「クリエイターさんが実際に立体物を作って再現したのは初めてではないかと思います」、齊田さんは「第1スタジオのみなさんは実際に物を使って検証をされているのが印象的で、プラモデル現場よりプラモデル現場だなと思いました」と、制作現場の印象を語った。
そして、ガンプラ制作の際のエピソードへ。通常は光造形で出力した雛形に対して、イラストや文字で修正を入れてもらい、ガンプラのデザインを決めていく。しかし『閃光のハサウェイ』のガンプラのデザインにおいて、カトキさんと打ち合わせを重ねた齋田さんは「カトキさん自身がパテを持って、ニュアンスを伝えてくれるのです」と、意外な制作の裏側を明かす。
また、玄馬さんは「メッサーは頭頂部に膨らみがあり、その前にもふくらみがあるんです。この“前の膨らみ”のところに意識を向けなきゃいけない、とカトキさんはこだわっていて、意識の持ち方を勉強させていただきました」。齊田さんも「やりとりの中で頭頂部、胸回り、脛周りの曲面の部分に時間をかけましたね。かなり時間はかかったのですが、カトキさんから『ここまでやったら問題ないです』というお言葉いただくことができました」と、時間をかけて作られたガンプラづくりの舞台裏を語った。
まだまだ話し足りないガンプラトークだが、映画上映前の舞台挨拶ということで時間がきてしまい残念ながらここまで。上映を楽しみにする来場者に向けて「丹精込めてつくった作品なので、映画として楽しめると思います。コロナ渦で大変な中でありますが、今日はありがとうございました」(玄馬)、「今日は玄馬さんと秋山さんからご指導ご鞭撻をいただいてしまい、リモートで良かったなと感じております(笑)。自分もこんな素敵な作品に携われて本当に光栄です。ありがとうございました」(齋田)、「今日はメカについて説明したので、劇場で見る際はそこにも注目して見ていただければと思います。2本目もがんばりますので、よろしくおねがいします。」(秋山)とそれぞれ挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。
8~11週目の「入場者プレゼント」を公開!
■8週目:2021年7月30日(金)~
pablo uchidaデザインワークス (A5/28ページ)
pablo uchidaデザインワークス (A5/28ページ)
■9週目:2021年8月6日(金)~
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』コマフィルム
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』コマフィルム
■10週目:2021年8月13日(金)~
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』絵コンテ集(全2種、ランダム配布)
種類:タイプA<cut0174~0233収録>/タイプB<cut0950~1011収録>
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』絵コンテ集(全2種、ランダム配布)
種類:タイプA<cut0174~0233収録>/タイプB<cut0950~1011収録>
■11週目:2021年8月20日(金)~
pablo uchida描き下ろしイラストクリアファイル
pablo uchida描き下ろしイラストクリアファイル
12週目の入場者プレゼントの内容は後日発表いたします。
※特典はなくなり次第終了となります。
※お一人様一回のご鑑賞につき、入場者プレゼントを1つお渡しします。
※チケット購入特典ではございません。ご入場を伴わない配布はお断りさせて頂きます。配布に関する特別な指定がある場合を除きます。
※9週目、10週目の入場者プレゼントはランダム配布となります。絵柄は選べません。
※制作段階で生じるわずかな初期傷や擦れが理由による特典の返品・交換は致しかねます。
※新型コロナウイルス感染予防のため、劇場の都合により急遽変更になる場合がございます。
※入場者プレゼントの配布期間・内容は、作品公式HPをご確認ください。
※上映の有無に関しては、各劇場のHPをご確認ください。
※お一人様一回のご鑑賞につき、入場者プレゼントを1つお渡しします。
※チケット購入特典ではございません。ご入場を伴わない配布はお断りさせて頂きます。配布に関する特別な指定がある場合を除きます。
※9週目、10週目の入場者プレゼントはランダム配布となります。絵柄は選べません。
※制作段階で生じるわずかな初期傷や擦れが理由による特典の返品・交換は致しかねます。
※新型コロナウイルス感染予防のため、劇場の都合により急遽変更になる場合がございます。
※入場者プレゼントの配布期間・内容は、作品公式HPをご確認ください。
※上映の有無に関しては、各劇場のHPをご確認ください。
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