全国のネッツ店にて好評発売中のシャア専用オーリスの購入方法を、わかりやすい体験形式でレポートする購入講座。その第3回目となる今回は、再び販売店に舞台を移し、いよいよ購入へ向けた具体的な商談と契約が行われる。
▼ 第1回:事前情報入手編
ネッツ店を訪れ、展示車両の確認やオーリスの試乗を行う第1回は こちら!
▼ 第2回:購入決断編
ぬまっち氏のとある楽屋から、避けては通れない「お金」の話をお送りする第2回は こちら!
シャア専用オーリス購入講座の第3回目は、いよいよ販売店に赴いての商談編だ。
前回までにシャア専用オーリス購入を決断し、資金面の目処も付けたキミは、商談のために再び販売店に向かうことにした。来店に際しては、第1回目で応対してくれたセールスマンに事前に電話で日時を伝えておくとよりスムーズだろう。一昔前ならセールスマンを自宅に呼んで購入契約を結ぶこともできたが、現在ではオンラインで結ばれた店舗の専用端末を使って書類を作成する都合上、商談は販売店で行うことが一般的となっている。
このとき忘れてはならないのがハンコである。現金一括で買う人は認印でも構わないが、ローンで購入する人は銀行印を必ず持参しよう。なお、実印や印鑑証明は契約時ではなく、クルマの登録時だ(詳しくは後ほど解説)。契約から納車までには何度かディーラーへ行くこともあると思うので、契約時までに急いで用意しなくても問題はない。なお、下取り車がある人は、中古車としての価値を査定してもらう必要があるので、販売店まで乗って行こう。ただし車検が切れている場合は絶対に動かしてはならない。事前に担当スタッフに来てもらって下取り金額を出してもらうと交渉がスムーズだ。
また言うまでもないことだが、購入前に愛車を駐車する車庫を確保しておくことは必要不可欠となる。自宅に車庫がある人はオーリスがキチンと止められるだけのスペースがあるかしっかり確認しておこう。不安な人は事前にセールスマンに相談して、実際に試乗車を車庫に入れて確認するのも1つの方法だ。また、離れた所に車庫を借りる人は、不動産業者に自宅から半径2km以内の賃貸物件を紹介してもらうと良いだろう。
約束の時間に店舗を訪れたキミ。担当のセールスマンは暖かい笑顔で迎えてくれるはずだ。ショールームに飾ってある展示車のシャア専用オーリスを見て「このクルマがボクの愛車になるのかぁ~。早く手に入れて思う存分乗ってみたい!」とはやる気持ちが抑えられなくなっているかもしれない。しかし、ここで焦ってはいけない。というのも、クルマは法律でクーリングオフの対象外とされているからだ。万が一、セールスマンの説明を聞き逃して、間違った仕様・装備のクルマを契約してしまうと、取り返しのつかないことになってしまう。商談は心はホットでも頭はクールで臨みたい。
まずは、セールスマンに自分の希望する車種(当然シャア専用オーリスのハズだが…)、グレード、ボディカラー、オプション装備、支払い条件を伝えて見積書を作成してもらおう。セールスマンが端末に必要情報を打ち込み、しばらく待つと見積書がプリントアウトされてくる。それをセールスマンと一緒に確認して、自分の希望条件と相違ないかしっかりチェックする。ローンで購入する人は、金利や支払い条件、月々の支払額もしっかり確認しておこう。問題がなければいよいよ契約となるが、高い買物だけに条件や支払い方法に不安がある人は、一度見積書を家に持って返って一晩じっくりと考えてみても良いかもしれない。週末を使って土曜日に見積書作成、日曜日に契約と言う流れもオススメだ。
▲見積書は穴が開くほど読み込んで、間違いや不明点がないかチェックしておこう。
▲車の購入というのは大きな決断だ。時間を掛けてじっくりと考えることも時には必要となる。
ローン購入の人はこの段階で信販会社の審査を受けることになる。無理なくローンを支払えるだけの充分な年収があり、勤続1年以上で、過去にお金にまつわるトラブルがない人なら問題なくパスするのであまり心配はいらない。審査は長くても1時間程度だ。
契約内容に問題がなく、ローン審査もパスしたら、いよいよ新車注文書(契約書)へハンコを押して契約となる。だが、ここでも再度セールスマンと読み合わせをして書類に間違いがないか確かめよう。繰り返しになるが1度ハンコを押してしまうとクーリングオフは効かない。面倒なようだが繰り返しチェックをして、些細な行き違いやミスも見逃さないようにしたい。
▲すべての準備が整い、いよいよ契約書へ押印。否が応にも力が入る。
新車注文書にハンコを押した瞬間、キミはシャア専用オーリスを事実上購入したことになる。あとはセールスマンの指示に従って、新車登録に必要な書類を用意するだけだ。
▲印鑑証明を最寄の役所に発行しにいこう。
登録にあたっては、実印(市町村役所に登録した印鑑のこと)、有効期限内にある印鑑証明(実印の証明書でその印鑑に正当性があることを証明する書類。有効期限は発行から3ヶ月)、車庫証明の書類(クルマの保管場所を証明する書類。通常販売店から貰える)が必要となる。実印登録や印鑑証明の発行は自分で役所に行って行うことになるが、車庫証明は必要事項を記入してセールスマンに代行してもらうのが一般的だ。ただ、諸費用を節約したい人は契約時にセールスマンに申し出ておけば自分で行うこともできる。平日休みを取ってたびたび所轄の警察署に行けるのなら自分でチャレンジしても良いかもしれない。その場合、諸経費は1万円ほど安くなる。ただし、面倒を惜しまない人なら……だが。
以上が契約までの流れである。
大好評のシャア専用オーリス購入講座も次回でいよいよ最終回。次回は納車時の注意すべきポイントのほか、クルマが3倍楽しくなる愛車の楽しみ方を紹介する。
お楽しみに!
▼ 第1回:事前情報入手編
http://www.gundam.info/topic/9522/
▼ 第2回:購入決断編
http://www.gundam.info/topic/9564/
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