まずは凛々しい立ち姿をご覧いただきたい。鋭さの中に一本芯の通った力強さを感じさせる見事なスタイルに仕上がっているのが見てとれるだろう。これは番組後半での「迷いを振り切り、決意を固めたアスラン」というパイロットのキャラクター性と見事に重なるもの。モデルをじっと見ているとアスランと向かい合っているような気さえさせる。重田氏との話し合いの中で生まれた「キャラクターの魅力を反映させる」という『SEED DESTINY』のMGシリーズの方向性は、4作目にしてここまで進化した!
そして重田氏、開発陣共にこだわったのが劇中で印象的だった蹴りポーズの再現だ。股間軸は左右に引き出した状態でロックでき、さらにサイドスカートアーマーには下方にスライドして水平位置にまで開く機構を採用。ただ漫然と「動く」のではなく、「アクションポーズが決まる」ためにどうすればいいかを考え尽くした可動ギミックなのだ。
格闘用ビーム兵器の多彩さはインフィニットジャスティスの特徴。商品でも各ビーム部はクリアーパーツで再現され、連結サーベルとビームブームラン、そして脚部と翼のビームブレイドを展開したド派手なポーズが決められるぞ。ファトゥム-01の根元でしっかりと保持してくれる専用のジョイントが付属し、別売のアクションベースに飛行ポーズで飾っておけるのもうれしい。 |
▲ヒザと足の甲をつなぐビームブレイドは接続基部が可動する上に長短2種が用意され、つま先を伸ばした状態でも曲げた状態でも装着できる。
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▲背中にはロック機構が設けられており、ファトゥム-01の重要で勝手にのけぞることはない。ロックを外せば背中を反らしたポーズもとらせることもできる。
▲左右のエンジンブロックを外側に引き出すと連動して翼が展開! これは開発陣が何度もトライアルを重ねた難しい部分だったそうだ。
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▲同スケールのアスランのミニフィギュアが付属。またコックピットには着席状態のミニフィギュアも収納されている。
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機首が前面に展開した分離状態でもアクションベースに展示できる。左右ブロックは上下に角度がつけられ、エンジンカバーは前後にスライドする。ちなみに 上面のビーム砲も基部が前後にスライドするが、これは頭のアンテナに干渉しないための機構。こうした細かい心配りがMGのクオリティを支えるのだ。
▲多彩な装備品が付属し、遊びがいは満点! リード線が付属し、シールドに内蔵されたアンカーである「グラップルスティンガー」の射出状態も再現できる。アクションベースへのジョイントパーツも用途に合わせて3種用意されている。
協力:バンダイ ホビー事業部
ガンダムインフォ編集部
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