福岡に「実物大νガンダム」立像の設置が決定！ガンダムエデュケーショナルプログラムの始動や世界展開＆地方活性も！

バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」は、本日9月15日（水）に「第2回ガンダムカンファレンス」を開催した。

「ガンダムカンファレンス」には、グループのガンダム事業統括者であるチーフガンダムオフィサー（CGO）の藤原孝史さんが登壇。
ガンダムを通じて社会問題を考えるサステナブルプロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION （GUDA）」より、「ガンプラリサイクルプロジェクト」や「ガンダムオープンイノベーション」に続く第3弾として、教育分野における新たなプロジェクト「ガンダムエデュケーショナルプログラム」を発表した。

さらに、「第1回ガンダムカンファレンス」にて発表された、ガンダムを世界最大級の IP（キャラクターなどの知的財産）へと拡大させるための構想や施策の進捗状況の紹介や、外部パートナーを新たに「G-PARTNER」と呼称すること、実物大ガンダム新立像の計画や2022年の新作アニメーション展開など、新たな取り組みも発表されたので、それぞれ紹介していこう。

ガンダムを通じて社会問題を考えるサステナブルプロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION（GUDA）」より、第3弾として教育分野における新たなプロジェクト「ガンダムエデュケーショナルプログラム」を始動し、2つの取り組みを実施する。

1つ目の取り組みは「ガンダムファクトリー横浜エデュケーショナルサポート」。本取り組みは、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」にて、18ｍの“動くガンダム”を目の前に、制作に携わってきた研究者や技術者、スタッフから、ものづくりの楽しさや将来のキャリア、プログラミングなどについて考えるきっかけづくりを行う体験型プログラム。横浜市教育委員会事務局と連携し、教育活動の一環としての活用を横浜市立小学校、中学校、義務教育学校および特別支援学校を対象に、この秋より受講希望校を募集を予定している。

2つ目の取り組みとして、「ガンプラアカデミア」を実施。「ガンプラアカデミア」とは、ガンプラを通してものづくりの楽しさと地球環境について考える無償の授業パッケージ。ガンプラ組み立て体験と、BANDAI SPIRITSのプラモデルを生産する工場「バンダイホビーセンター」の設備や、生産工程、生産に関わる人々による仕事を紹介する配信映像を通して、優れた技術や持続可能なものづくりのための工夫への関心を高めることを目的としている。
2021年9月より全国の小学校に案内を開始、10月より実施する。

回収したランナー（ガンプラの枠の部分）をリサイクルし、循環型社会の形成を目指す「ガンプラリサイクルプロジェクト」では、2021年4月からの1年間で約10トン程度のランナー回収量を見込んでいる。

そこで、本企画をより多くの人に認知してもらい、ガンダム、ガンプラを通じて社会のリサイクルの意識を高めたいという思いにより、この秋から新たに「ガンダムリサイクル作戦」を実施する。

「ガンダムリサイクル作戦」では、10月20日（水）の「リサイクルの日」から約1か月間、リサイクル材を使用したプラモデル「エコプラ」のガンプラ体験キットを無料配布することで、リサイクルについて学ぶ機会を提供。楽しくガンプラを作成した後、ランナーを実際に回収ボックスに入れてもらうことでリサイクルを身近に感じてもらう企画となっている。本企画の「G-PARTNER」である各社の協力のもと、日本各地で展開を予定している。

さらに、「ガンダムリサイクル作戦」のフィナーレとして、11月20日（土）、21日（日）に、東京・新宿住友ビル三角広場にてイベントを開催。全国各地で集めたランナーを会場に一堂に集め、ガンプラファンの協力やその想いを視覚化したインスタレーション展示を行い、リサイクルの重要性を発信する。

ガンダムを活用したサステナブルプロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION（GUDA）」では、世界中のファンや企業と手を組み、未来の子どもたちのためにさまざまなアクションを企画・実行。その一環として、人口問題・地球環境問題などの多様な社会課題に対応するための新しい発想や技術を募集する「ガンダムオープンイノベーション」の公募期間を、1か月間拡大することが決定した。

今年7月に発表した際は、8月15日（日）第一次締切、9月15日（水）に最終となる第二次締切として予定していたものの、現在、想定以上の応募が寄せられ、あわせて延長をご希望する声も届いている。
そこで、より多くの方々からのご提案の機会を確保したいという想いから、新たに第三次締切を追加し、10月15日（金）を最終の公募締切とすることとなった。アイデアを持っている人は、この機会にぜひ応募してみよう。

詳細はこちらの記事をご確認ください。

10月1日（金）から2022年3月31日（木）まで開催されるドバイ国際博覧会日本館のPRアンバサダーをガンダムが務め、世界に向けてガンダムを通して日本の魅力を発信する。

これにあわせて、PRアンバサダーとしてデザインされたガンダムをプラモデル化し、ドバイだけではなく世界の「THE GUNDAMBASE」などで販売。また、ドバイ市内では同期間で「ガンプラショールームドバイ」という展示も実施し、ドバイ国際博覧会を盛り上げる。

2022年春、三井ショッピングパーク ららぽーと福岡に「実物大ν（ニュー）ガンダム」立像が設置されることが決定した。

今回の立像は、国内だけではなく世界でも人気のある1988年に公開された映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場した「RX-93 νガンダム」をベースにした新機体「RX-93ff νガンダム」で、ロングレンジ・フィン・ファンネルを搭載。『機動戦士ガンダム』シリーズの総監督を務める富野由悠季氏監修のもと、トリコロールのマーキングが施されているほか、新たな仕掛けも予定されているとのこと。

さらに、同じく三井ショッピングパーク ららぽーと福岡に、ガンダムの世界を体感できる新スポット「ガンダムパーク福岡」を計画中。
本施設はバンダイナムコアミューズメントとBANDAI SPIRITS が展開し、オープンスペースとガンダム要素を持つエンターテインメント施設が融合したガンダム複合空間として、今までにないガンダム最新スポットになる予定。

こちらも詳細は今後発表されるので、続報をお楽しみに。

「ガンダムワールド2021 コントラスト」が、12月24日（金）より愛知・名古屋パルコを皮切りに全国巡回で開催されることが決定した。

「ガンダムワールド2021 コントラスト」は、これまで開催してきたガンダムの世界観を体感できるイベント「ガンダムワールド」をリニューアルし、『機動戦士ガンダム』と『機動戦士ガンダムSEED』の2つの作品を、主人公の心の成長ストーリーに焦点をあて、単独のストーリーでは語れないコントラストを織りなす今までにないイベントとなっている。

記念すべき第1回は、12月24日（金）から2022年1月16日（日）まで名古屋パルコにて開催し、今後全国を巡回していく予定となっている。

※状況により、延期もしくは中止になる場合がございます。

国内外から各地域への来訪客増を目指す取り組みとして、『機動戦士ガンダム』シリーズに登場するキャラクターやモビルスーツなどがデザインされたマンホール蓋「ガンダムマンホール」を全国のさまざまな場所へ設置する「ガンダムマンホール」プロジェクトでは、8月1日（日）に神奈川県小田原市にガンダムとシャア専用ズゴックの2枚が設置された。

現在、新たに北海道・栃木県・神奈川県の自治体と協議中。自治体からの応募は引き続き受け付け中となっている。