動くガンダムプロジェクト「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(GFY)」の開催概要発表会が、9月29日(火)に実施された。
本発表会では、「GFY」が12月19日(土)から期間限定でオープンすることを発表したほか、新たなキービジュアル、施設概要などを紹介。
今回は、「ガンダム GLOBAL CHALLENGE(GGC)」関係者によるフリートークをメインにレポートしていこう。
※「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
GGC関係者によるフリートークでは、リーダーズの本広克行氏をはじめ、テクニカルディレクターの石井啓範氏、システムディレクターの吉崎 航氏、クリエイティブディレクターの川原正毅氏が登壇。
動くガンダムの姿を間近で見た本広氏は、「いつもはフィクションを作る作業をしており、大きいものを映画の中に映し出しだしたりはしますが、(動くガンダムが)肉眼で見れて実物として存在する、動くということが信じられない」と驚きを隠せない様子を見せる。
次に、石井氏と吉崎氏、川原氏が登壇。本広氏に現在の心境を問われ、「3年前から携わっておりますが、動きを見せられることができたのがここ2~3週間というところで。やっとここまできたなという気持ちです」(石井)、「まだまだ緊張が解けないです」(吉崎)、「演出の調整はこれからひと月が最後の勝負になってくると思います」(川原)とコメント。
また、本広氏は「僕らエンターテイメントをやっている人間は、動くガンダムを中心として、ショーや演劇、マッピングなどいろいろなことを考えられるので、どんどん面白くなっていくのでは」と語る。
続けて、各人のおすすめ写真として、石井氏は中にはいって撮った足裏の写真と濡れた地面に写るガンダムの写真を、吉崎氏は調整中の写真などを、川原氏は頭部の真横と夕方・夜の横浜の風景と一緒に撮った写真を紹介。
また、これからGFYを楽しむポイントとして、石井氏からは「外装の中になにがあるのかということをイメージしてもらいながら、『GUNDAM-DOCK』でガンダムに近づいて、配線の様子や動くときの音を感じてもらいたい」、吉崎氏からは「一瞬だけ足裏が見える動きを作ろうと思っておりますので、足裏にぜひ注目してもらいたい」、川原氏からは「様々な角度や高さだけでなく、昼・夕方・夜といろいろな時間帯でも楽しんでもらいたい」と答える。
本広氏は、「僕達がアニメを見て影響を受けたように、GFYを体験した子どもたちが大人になった時に、夢が広がり化学変化が起きているのではないか」と、GFYが子どもたちの可能性を広げてほしいと胸中を明かした。
最後に各々からのコメントがあり、本発表会は幕を閉じた。
GGC テクニカルディレクター 石井啓範氏
「私もガンダム立像をみたときに感動しました。今回のプロジェクトに参加させていただくときに、その時の感動を超えることができればという思いでやってきました。新しい体験を提供することができたらなと思っておりますので、ぜひとも会場で動くガンダムを見ていただければ嬉しいです。今日はありがとうございました」
GGC システムディレクター 吉崎 航氏
「もともとかっこいいガンダムを動かすことでかっこ悪くならないかと、不安になる瞬間がありました。動かさないと見えないポーズもあって、動くところを目の前で見てこそわかるところがあると、改めて思いました。ぜひみなさんも現場に来て、ガンダムの動く姿や見下ろす体験などをしてもらいたいです」
GGC クリエイティブディレクター 川原正毅氏
「細かい動きを複合的に組み合わせることでこんなに滑らかな動きになるのか、と設計した立場ではありますが感動しております。この先は、音楽や照明を組み合わせて、エンターテイメントに収斂されていくのだろうと思います。まずは12月のオープンまでみんなで頑張っていきたいと思っております」
GGC リーダーズ 本広克行氏
「動くガンダムを山下ふ頭で見ると、とんでもない感動が押し寄せてきます。実物を見ないとこの感動は伝わらない。早くたくさんの人に見てもらって語り合いたいです。みなさんが頑張ってくださっておりますの、楽しみにしていたいと思います」
「『GFY』開催概要発表会」アーカイブ配信中!
※会場予定地の山下ふ頭は、関係者以外の立ち入りが禁止されている地区になります。工事現場の見学等もできません。
※「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」で制作した動くガンダムをお披露目するプロジェクトが、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」です。
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