プレミアムバンダイにて好評予約受付中の「ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム」10月発送分は、10月3日(月)8:00で受付終了となる。価格は220,000円(税込)。
本アイテムは、ガンプラ40周年プロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」の一つであり、40周年の集大成となる商品を展開する“LINK THE FUTURE”より「素材の集大成」として登場したもので、「GUNDAM NEXT FUTURE」の開催を記念した特別販売を実施。
『機動戦士ガンダム』の劇中において、ガンダムの装甲材などに使用されている「ガンダリウム合金」を、アニメの設定に倣い、チタニウム、アルミニウム、希土類イットリアを混ぜ、最新の金属成形技術で精製。プラスチック製の内部フレームに、この地球製ガンダリウム合金を装甲として嵌め込み、組み立てることができる。1パーツごとに成形され、外装表面にこのモデルの魅力を最大限に表現するディテールが施されたガンダリウム合金パーツは、パッケージ内に整然と収納された状態で届けられる。
また、本商品を記念したアクリル製の「ディスプレイベース」、BANDAI HOBBY CENTERで管理製造されたオリジナル商品である事を証明する「ギャランティカード」、本アイテム限定の「インストラクションマニュアル(解説書)」が付属するほか、銀箔が映えるマットブラックのプレミアムパッケージとなっている。
なお、準備数量に達し次第、予約受付は終了する。9月発送予定、価格は220,000円(税込)。
本アイテムは、ガンプラ40周年プロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」の一つであり、40周年の集大成となる商品を展開する“LINK THE FUTURE”より「素材の集大成」として登場したもので、「GUNDAM NEXT FUTURE」の開催を記念した特別販売を実施。
『機動戦士ガンダム』の劇中において、ガンダムの装甲材などに使用されている「ガンダリウム合金」を、アニメの設定に倣い、チタニウム、アルミニウム、希土類イットリアを混ぜ、最新の金属成形技術で精製。プラスチック製の内部フレームに、この地球製ガンダリウム合金を装甲として嵌め込み、組み立てることができる。1パーツごとに成形され、外装表面にこのモデルの魅力を最大限に表現するディテールが施されたガンダリウム合金パーツは、パッケージ内に整然と収納された状態で届けられる。
また、本商品を記念したアクリル製の「ディスプレイベース」、BANDAI HOBBY CENTERで管理製造されたオリジナル商品である事を証明する「ギャランティカード」、本アイテム限定の「インストラクションマニュアル(解説書)」が付属するほか、銀箔が映えるマットブラックのプレミアムパッケージとなっている。
なお、準備数量に達し次第、予約受付は終了する。9月発送予定、価格は220,000円(税込)。
ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム【GUNDAM NEXT FUTURE開催記念特別再販】【2022年10月発送】
価格:220,000円(税込)
予約受付終了:2022年10月3日(月)8:00
商品発送:2022年10月予定
※数量に達し次第終了となります。
対象年齢:15歳以上
パーツ数:71(内、合金パーツ 47)
サイズ:全高約130mm
主な材質:チタン合金、ABS、PMMA、PET
セット内容:ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム、アクリル台座、ギャランティカード、インストラクションマニュアル(解説書)、コンストラクションマニュアル(組立説明書)
価格:220,000円(税込)
予約受付終了:2022年10月3日(月)8:00
商品発送:2022年10月予定
※数量に達し次第終了となります。
対象年齢:15歳以上
パーツ数:71(内、合金パーツ 47)
サイズ:全高約130mm
主な材質:チタン合金、ABS、PMMA、PET
セット内容:ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム、アクリル台座、ギャランティカード、インストラクションマニュアル(解説書)、コンストラクションマニュアル(組立説明書)
※商品の特性上、発送月に生産できる数量に限りがございます。
※プラモデルお取り扱い店舗店頭ではお買い求めいただけません。
※プレミアムバンダイでの販売準備数に限りがございます。品切れの際はご了承ください。
※生産準備数の都合により、お一人様につきご購入いただける数量を限らせていただいております。ご了承ください。
※プラモデルお取り扱い店舗店頭ではお買い求めいただけません。
※プレミアムバンダイでの販売準備数に限りがございます。品切れの際はご了承ください。
※生産準備数の都合により、お一人様につきご購入いただける数量を限らせていただいております。ご了承ください。
数々の研鑽の末にたどり着いた“素材の集大成”となる地球製「ガンダリウム合金」とは
■地球製ガンダリウム合金の精製
本物への探求の第一歩として、まず「ガンダリウム合金」の定義を検証しました。作品の設定上は、この合金は当初の名に「ルナ」が入っていたことから月(ルナ)で採掘された、高純度のチタンを用いたチタン合金とされており、その素材を低重力下である月面で還元精錬することでガンダリウム合金が完成します(諸説あり)。
そのような特殊環境下で精製されたと考えられるガンダリウム合金を地球上で再現するためにはどうしたらよいのか?素材を精製している高純度チタンとイットリウムは地球上でも入手可能ですが、精製の必須条件である月面同様の低重力下での溶解・鋳造を地球上で再現することは不可能でした。
■本物のガンダムへ近づけた新工法“Metal Injection Molding(MIM)”
溶解・鋳造して合金を製造することは、地球上でも可能ですが、細かいディテールやシャープさを出すのは困難でした。また月面と同じ低重力下での精製は現実的に不可能でした。そこでそれらの条件をクリアするために発想を転換し、着目したのが“Metal Injection Molding(MIM)”法です。MIM法とは、粉末材料を金型で成形したのち、拡散焼結することで一体化させて部品を得る技術で、拡散焼結のため1000℃超に加熱はするものの溶解までは至らないので、重力による比重分離が起こりません。粉体を出発原料とするため、各種材料の複合設計が可能で、つまりチタンの粉末にナノサイズのイットリウム酸化物粉末を均一分散させ、焼結することができれば、月面のような低重力下での溶解精錬と同じ効果を得ることが期待でき、「ガンダリウム合金」を実現できるのではないかと考えました。
早速、粒子径の異なる高純度チタン粉末と酸化イットリウム粉末を用意し、配合比を検討。また均一分散のために特殊な精密混合装置も用いました。また、焼結条件として、加熱条件・冷却条件・気体条件などを振って試作を重ねていきました。その結果、初めて製品の精度と造形のバランスを取ることができ、月面上での条件に近い製法でガンダリウム合金を再現するということをMIM法という新しい技術で実現できました。
こうして、唯一無二の配合により、地球製「ガンダリウム合金」が誕生しました。
■「化学」と「匠の技」の融合で生み出されるガンプラの未来
MIM法によってガンダリウム合金を生み出すことはできましたが、金属をガンプラという商品へ落とし込むという課題がありました。一般的なガンプラは、接着剤を使わないスナップフィット方式を採用しています。スナップフィットはガンプラにおいて長年培ってきた設計・金型の技術により1987年より採用している方式です。「ガンダリウム合金モデル」でももちろん、ガンプラとしてのスナップフィットで組み立てられる製品精度を保った上に、さらに造形・スタイルといった意匠のかっこよさと組み立てやすさが重要でした。しかし、プラモデルの金型とMIMの金型とでは、成形原料の特性の違いから、従来の製造方法とは大きく異なっており、特殊な技術が要求されました。そのためナノ単位でのトライアンドエラーを重ね、金型の調整・修正を繰り返し、また生産段階でも非常に難易度の高い作業となり、特に釜入れ(焼結)は、製品の収縮率にも個体差が生じるなど別の課題も生じました。そして釜入れが成功しても寸法確認のために全品組み立て検査を行うなど、ひとつひとつに手間と時間と労力を費やすことになりました。これらの工程を経るからこそガンプラであるべきクオリティを保つことができました。
ガンプラ=プラスチックという固定観念を超えてマテリアルを追求した「ガンダリウム合金モデル」は、そこに至る工程までもガンプラの未来につながる極めて重要な試金石となりました。
本物への探求の第一歩として、まず「ガンダリウム合金」の定義を検証しました。作品の設定上は、この合金は当初の名に「ルナ」が入っていたことから月(ルナ)で採掘された、高純度のチタンを用いたチタン合金とされており、その素材を低重力下である月面で還元精錬することでガンダリウム合金が完成します(諸説あり)。
そのような特殊環境下で精製されたと考えられるガンダリウム合金を地球上で再現するためにはどうしたらよいのか?素材を精製している高純度チタンとイットリウムは地球上でも入手可能ですが、精製の必須条件である月面同様の低重力下での溶解・鋳造を地球上で再現することは不可能でした。
■本物のガンダムへ近づけた新工法“Metal Injection Molding(MIM)”
溶解・鋳造して合金を製造することは、地球上でも可能ですが、細かいディテールやシャープさを出すのは困難でした。また月面と同じ低重力下での精製は現実的に不可能でした。そこでそれらの条件をクリアするために発想を転換し、着目したのが“Metal Injection Molding(MIM)”法です。MIM法とは、粉末材料を金型で成形したのち、拡散焼結することで一体化させて部品を得る技術で、拡散焼結のため1000℃超に加熱はするものの溶解までは至らないので、重力による比重分離が起こりません。粉体を出発原料とするため、各種材料の複合設計が可能で、つまりチタンの粉末にナノサイズのイットリウム酸化物粉末を均一分散させ、焼結することができれば、月面のような低重力下での溶解精錬と同じ効果を得ることが期待でき、「ガンダリウム合金」を実現できるのではないかと考えました。
早速、粒子径の異なる高純度チタン粉末と酸化イットリウム粉末を用意し、配合比を検討。また均一分散のために特殊な精密混合装置も用いました。また、焼結条件として、加熱条件・冷却条件・気体条件などを振って試作を重ねていきました。その結果、初めて製品の精度と造形のバランスを取ることができ、月面上での条件に近い製法でガンダリウム合金を再現するということをMIM法という新しい技術で実現できました。
こうして、唯一無二の配合により、地球製「ガンダリウム合金」が誕生しました。
■「化学」と「匠の技」の融合で生み出されるガンプラの未来
MIM法によってガンダリウム合金を生み出すことはできましたが、金属をガンプラという商品へ落とし込むという課題がありました。一般的なガンプラは、接着剤を使わないスナップフィット方式を採用しています。スナップフィットはガンプラにおいて長年培ってきた設計・金型の技術により1987年より採用している方式です。「ガンダリウム合金モデル」でももちろん、ガンプラとしてのスナップフィットで組み立てられる製品精度を保った上に、さらに造形・スタイルといった意匠のかっこよさと組み立てやすさが重要でした。しかし、プラモデルの金型とMIMの金型とでは、成形原料の特性の違いから、従来の製造方法とは大きく異なっており、特殊な技術が要求されました。そのためナノ単位でのトライアンドエラーを重ね、金型の調整・修正を繰り返し、また生産段階でも非常に難易度の高い作業となり、特に釜入れ(焼結)は、製品の収縮率にも個体差が生じるなど別の課題も生じました。そして釜入れが成功しても寸法確認のために全品組み立て検査を行うなど、ひとつひとつに手間と時間と労力を費やすことになりました。これらの工程を経るからこそガンプラであるべきクオリティを保つことができました。
ガンプラ=プラスチックという固定観念を超えてマテリアルを追求した「ガンダリウム合金モデル」は、そこに至る工程までもガンプラの未来につながる極めて重要な試金石となりました。
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