2022年に開催された公式ガンプラ世界大会「ガンプラビルダーズワールドカップ 10thトーナメント」(GBWC)のU-14コース優勝者・Liu HaoWenさん、U-20コース優勝者・Feng ZheKaiさんのインタビューが到着した。
インタビューでは、作品に込められたコンセプトからガンプラ製作でのエピソード、今後のGBWCへの展望までが語られているので、本記事で紹介していこう。
なお、今回のGBWCは3年ぶり10回目の開催。世界15エリアから数多くの作品が参加し、U-14コースではLiu HaoWenさんの「Trails of New Type」が、U-20コースではFeng ZheKaiさんの「- THE LAST ZEON -」が、Over21コースではManson ngさんの「Fragments of a Star」が、それぞれ世界一に輝いた。
Over21コースのManson ngさんのインタビューはこちらの記事を、世界大会決勝戦表彰式の模様はこちらの記事をご覧ください。
インタビューでは、作品に込められたコンセプトからガンプラ製作でのエピソード、今後のGBWCへの展望までが語られているので、本記事で紹介していこう。
なお、今回のGBWCは3年ぶり10回目の開催。世界15エリアから数多くの作品が参加し、U-14コースではLiu HaoWenさんの「Trails of New Type」が、U-20コースではFeng ZheKaiさんの「- THE LAST ZEON -」が、Over21コースではManson ngさんの「Fragments of a Star」が、それぞれ世界一に輝いた。
Over21コースのManson ngさんのインタビューはこちらの記事を、世界大会決勝戦表彰式の模様はこちらの記事をご覧ください。
U-14コース優勝 Liu HaoWenさんインタビュー
Q.この作品で一番表現したかったことは何ですか?
僕はずっと「ガンダムシリーズ」のアニメが大好きで、特にニュータイプに関するエピソードが好きです。アニメに登場するいろいろなガンダム、かっこいい爆発、迫力あるシーン、そのすべてに魅力を感じます。そのため、今回はそれら自分の好きなものをすべて作品に盛り込みました。
Q.どのようにこの作品を構想したかと、おおよその製作日数を教えてください。
完成までは半年ぐらいかかりました。
綿球は爆発の煙に似ていると気付き、コットンを使って爆発を表現することを思いつきました。大好きな爆発シーンをできるかぎり再現し、3体のガンダムを配置したうえで、小道具的にほかの模型も加えています。
Q.GBWCに参加したきっかけは?
自分のプラモデル作りの腕前を確かめたかったので、試金石として挑戦しました。それに今回のGBWCは第10回、僕もちょうど10歳なので、良い記念になると思いました。
Q.いつからプラモデルを作っていますか?また、製作する中で心に残っているエピソードがあれば教えてください。
8歳か9歳頃から始めました。父や先生がプラモデルを作るのをずっと見てきたので自然と好きになりました。2人とも僕が興味を持っていると分かると、作り方を教えてくれるようになりました。父と先生にはとても感謝しています。今回の製作でも、いろいろアドバイスをもらいました。
Q.あなたにとってガンプラとは何ですか?
手作りのアート作品です。この作品には僕のありったけの努力が詰まっています。
Q.優勝したことで、今後は他のガンプラビルダーたちの憧れにもなると思います。今後の展望やGBWCに対する思いなどを聞かせてください。
今回優勝したことで、もっと優勝したいという気持ちが湧いてきました。数年すれば他のコースにも参加できるので、そこでも優勝して全コースを制覇したいです。……ちょっと大口をたたきすぎかな(笑)。
僕はずっと「ガンダムシリーズ」のアニメが大好きで、特にニュータイプに関するエピソードが好きです。アニメに登場するいろいろなガンダム、かっこいい爆発、迫力あるシーン、そのすべてに魅力を感じます。そのため、今回はそれら自分の好きなものをすべて作品に盛り込みました。
Q.どのようにこの作品を構想したかと、おおよその製作日数を教えてください。
完成までは半年ぐらいかかりました。
綿球は爆発の煙に似ていると気付き、コットンを使って爆発を表現することを思いつきました。大好きな爆発シーンをできるかぎり再現し、3体のガンダムを配置したうえで、小道具的にほかの模型も加えています。
Q.GBWCに参加したきっかけは?
自分のプラモデル作りの腕前を確かめたかったので、試金石として挑戦しました。それに今回のGBWCは第10回、僕もちょうど10歳なので、良い記念になると思いました。
Q.いつからプラモデルを作っていますか?また、製作する中で心に残っているエピソードがあれば教えてください。
8歳か9歳頃から始めました。父や先生がプラモデルを作るのをずっと見てきたので自然と好きになりました。2人とも僕が興味を持っていると分かると、作り方を教えてくれるようになりました。父と先生にはとても感謝しています。今回の製作でも、いろいろアドバイスをもらいました。
Q.あなたにとってガンプラとは何ですか?
手作りのアート作品です。この作品には僕のありったけの努力が詰まっています。
Q.優勝したことで、今後は他のガンプラビルダーたちの憧れにもなると思います。今後の展望やGBWCに対する思いなどを聞かせてください。
今回優勝したことで、もっと優勝したいという気持ちが湧いてきました。数年すれば他のコースにも参加できるので、そこでも優勝して全コースを制覇したいです。……ちょっと大口をたたきすぎかな(笑)。
U-20コース優勝 Feng ZheKaiさんインタビュー
Q.この作品のテーマや一番表現したかったことは何ですか?
「モビルスーツをコアユニットとして搭載することで動く」というネオ・ジオング本来の設定を変更し、“単体で動ける超巨大モビルアーマー”をコンセプトとして製作を始めました。
Q.どのように作品を構想しましたか?
ジオン系モビルアーマーのデザインはオリジナリティが高いので、ネオ・ジオング本来の外付けユニット的なイメージを変更して、他のジオン系モビルアーマーと同様に、怪物のような印象を持たせたいと思いました。
Q.今回の大会では、初めてオンラインをメインに開催されました。写真の撮影や選定、実製作から応募までの面で、特に意識した点はありますか?
写真での応募は、オフラインでの選考以上に作者の表現したいものがアピールできると思いますが、作品そのもののボリューム感は十分に伝わり切らないと思います。ですので、作品の製作や撮影の際には、できるかぎり作品のボリューム感を際立たせるような塗装や構図を意識しました。
Q.「ガンダムシリーズ」の中で、一番好きなシリーズとその理由を教えてください。
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』や『ガンダムビルドファイターズ』が好きです。この2作品は従来の作品とは違う独自の世界観を持っていますが、ガンダムとガンプラの核心を体現していて、とても大きな影響を受けた作品です。
Q.いつからプラモデルを作っていますか?また、製作する中で心に残っているエピソードがあれば教えてください。
初めてプラモデルを作ったのは10年前だったと思います。でも、ずっと組み立てて楽しむだけのレベルにとどまっていました。2019年頃から自分で塗装したり改造したりし始め、2020年に中国国際コミックス&ゲームエキスポ(CCG EXPO)で入賞したのが大きな励みになって、プラモデル製作に関する多くの知識を急激に学んできました。
Q.あなたにとってガンプラとは何ですか?
おもちゃです。でも真剣に向き合う価値があり、無限の可能性を秘めた、ずっと探求し続けていけるものです。
Q.優勝したことで、今後は他のガンプラビルダーたちの憧れにもなると思います。今後の展望やGBWCに対する思いなどを聞かせてください。
実は、もう2023年と2024年の大会に応募する作品を製作中で、その中でも自分の個性を貫き通しています。今後も自分の作品に大きな成長が見られること、またGBWCにもっと多くの優秀なビルダーが参加することを願っています。
「モビルスーツをコアユニットとして搭載することで動く」というネオ・ジオング本来の設定を変更し、“単体で動ける超巨大モビルアーマー”をコンセプトとして製作を始めました。
Q.どのように作品を構想しましたか?
ジオン系モビルアーマーのデザインはオリジナリティが高いので、ネオ・ジオング本来の外付けユニット的なイメージを変更して、他のジオン系モビルアーマーと同様に、怪物のような印象を持たせたいと思いました。
Q.今回の大会では、初めてオンラインをメインに開催されました。写真の撮影や選定、実製作から応募までの面で、特に意識した点はありますか?
写真での応募は、オフラインでの選考以上に作者の表現したいものがアピールできると思いますが、作品そのもののボリューム感は十分に伝わり切らないと思います。ですので、作品の製作や撮影の際には、できるかぎり作品のボリューム感を際立たせるような塗装や構図を意識しました。
Q.「ガンダムシリーズ」の中で、一番好きなシリーズとその理由を教えてください。
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』や『ガンダムビルドファイターズ』が好きです。この2作品は従来の作品とは違う独自の世界観を持っていますが、ガンダムとガンプラの核心を体現していて、とても大きな影響を受けた作品です。
Q.いつからプラモデルを作っていますか?また、製作する中で心に残っているエピソードがあれば教えてください。
初めてプラモデルを作ったのは10年前だったと思います。でも、ずっと組み立てて楽しむだけのレベルにとどまっていました。2019年頃から自分で塗装したり改造したりし始め、2020年に中国国際コミックス&ゲームエキスポ(CCG EXPO)で入賞したのが大きな励みになって、プラモデル製作に関する多くの知識を急激に学んできました。
Q.あなたにとってガンプラとは何ですか?
おもちゃです。でも真剣に向き合う価値があり、無限の可能性を秘めた、ずっと探求し続けていけるものです。
Q.優勝したことで、今後は他のガンプラビルダーたちの憧れにもなると思います。今後の展望やGBWCに対する思いなどを聞かせてください。
実は、もう2023年と2024年の大会に応募する作品を製作中で、その中でも自分の個性を貫き通しています。今後も自分の作品に大きな成長が見られること、またGBWCにもっと多くの優秀なビルダーが参加することを願っています。
※本記事はインタビューをもとに意訳しています
次回の開催も決定し、ますます盛り上がるGBWC。次回「GBWC 11th」の詳細は後日公開予定となっているので、続報をお楽しみに。
(ガンダムインフォ編集部)
U-14コース 優勝作品「Trails of New Type」
作品名:Trails of New Type
作者名:Liu HaoWen
エリア:中国内地
【審査員コメント】
複数体の完成品が融合した、見ごたえのある作品。1体1体の工作と塗装が丁寧に作られていたこと、複数体を見せるアイデアが見事だった。
作者名:Liu HaoWen
エリア:中国内地
【審査員コメント】
複数体の完成品が融合した、見ごたえのある作品。1体1体の工作と塗装が丁寧に作られていたこと、複数体を見せるアイデアが見事だった。
U-20コース 優勝作品「- THE LAST ZEON -」
作品名:- THE LAST ZEON -
作者名:Feng ZheKai
エリア:中国内地
【審査員コメント】
「HG ネオジオング」をベースに作られている本作品は、写真から迫力が伝わりにくいが、大きなキットにも関わらず、大変丁寧な工作技術が見て取れる。さらに、実際の大きさ、スケールを感じさせるような塗装が施されていることが、チャンピオン受賞の決め手になった。
作者名:Feng ZheKai
エリア:中国内地
【審査員コメント】
「HG ネオジオング」をベースに作られている本作品は、写真から迫力が伝わりにくいが、大きなキットにも関わらず、大変丁寧な工作技術が見て取れる。さらに、実際の大きさ、スケールを感じさせるような塗装が施されていることが、チャンピオン受賞の決め手になった。
GBWC 10th 世界大会決勝戦 アーカイブ配信中!
GBWC 11th 開催決定!
詳細は後日公開予定!
続報をお楽しみに。
続報をお楽しみに。
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